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韓国:韓国サンケン労働者、日本国内の支持団体との共同闘争へ
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韓国サンケン労働者、日本国内の支持団体との共同闘争へ

「整理解雇撤回」遠征闘争記者会見

記事入力:2016-11-15 22:00:00

速報=生産部門の廃止により全員解雇された馬山自由貿易地域内の日系企業、 韓国サンケン(株)生産職労働者が日本国内の支持団体と連携し、 解雇撤回共同闘争を始める。

全国金属労働組合慶南支部韓国サンケン支会(支会長ヤン・ソンモ)は11月15日午後12時、 韓国サンケンの前で 「外国投資資本の不法整理解雇撤回のための日本遠征闘争団記者会見」を開き、このように明らかにした。

金属労働組合慶南支部韓国サンケン支会が15日、馬山自由貿易地域の韓国サンケン前で記者会見及び決意大会を開催。

韓国サンケン支会は整理解雇を撤回させために11月16日に遠征闘争団を日本に送り、 17日に日本の労働者との連帯団体である「韓国サンケン労組を支援する会」の結成式を開いて共同闘争を始める方針だ。 遠征闘争は、韓国サンケン支会の労働者7人をはじめ、 民主労総慶南地域本部、金属労組慶南支部、韓国サンケン地域対策委、 そして昌原市のソン・スンホ市会議員が参加し、 本社(サンケン電気)闘争と日本の労働関係組織との面談などを行う予定である。

韓国サンケン支会はこの日の記者会見で 「韓国サンケンの整理解雇は、これまで労働組合、地域の市民社会団体、議員団が指摘する通り、不法に行われた」とし 「名分のない使用者側の整理解雇は、国際社会でも公憤を買っており、 その結果として連帯団体が構成された」と説明した。

遠征闘争団は、この会と連帯し、使用者側の不法整理解雇と外注化を日本全国に知らせる一方、 問題が解決するまで無期限の遠征闘争も続けると述べた。 事態が長期化している状況でも使用者側は交渉に反応を見せなかったため、 日本の本社を相手に闘争の程度をさらに高めていくものと解釈される。

文・写真=ト・ヨンジン記者

出典: 慶南新聞
無断翻訳・文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2016-11-16 13:31:05 / Last modified on 2016-11-16 13:33:54 Copyright: Default

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