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韓国:月城原発の横暴、非正規職清掃労働者に「食事配達もしろ」
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月城原発の横暴、非正規職清掃労働者に「食事配達もしろ」

労組、「業務量増加、衛生問題が現れている」 VS 韓水原 「受注した用役業者の役割」

チョン・ヨンギル記者 2016.02.25 13:48

韓国水力原子力月城原子力発電所が非正規職の清掃労働者に食事の配達・食器洗浄の業務まで押し付けていることで論議がおきている。 労働者たちは業務量の増加と衛生問題でこれを拒否しているが、 韓水原側は「今年新しく用役を発注する時に追加した業務で、 これを用役業者が受け入れた」と用役業者に責任を転嫁している。

非正規職清掃労働者に食事配達・食器洗浄業務などが追加されたのは 今年(2016年)からだ。

昨年まで韓水原が定める清掃用役業務は、 △敷地と建物の清掃、衛生管理および環境美化作業とゴミ分離作業などの付帯業務、 △各種イベントおよび建物内引っ越しの準備、支援およびその他の付帯業務、 △発注者が清掃に関して必要により要求する事項だった。

ところが2016年の用役発注計画書には、これまでの業務に、 △交代勤務者への食事配達、 △発電所内の厨房の清掃および食器類洗浄業務が追加された。 新しい業務を担当する人を選べばいいのに、用役人員は増えなかった。 従来の人員に追加された業務まで担当するほかはなかった。

そのため労組(公共運輸労組公共サービス大経地域支部慶州月城原子力支会)は、 業務量の増加と衛生問題を理由として食事配達業務を拒否している。

労組のキム・ヨンミン事務長は 「食事配達業務まで引き受ければ業務量が大幅に増える。 原発は365日交代勤務で動いているが、交代業務者への食事配達をすることになれば、 私たちも365日出勤しなければならない状況になる」と指摘し 「業務時間により処遇をするというが、 食事を配達する時だけ出勤して、時給を払うということだ」と話した。

続いてキム・ヨンミン事務長は 「食事配達業務だけに従事する人ではないので、 清掃業務を行い、配達すれば、衛生問題が起きかねない。 この時の問題はすべて本人が一手に引き受けなければならない」と話した。

▲2015年清掃用役発注示方書(上)、2016年示方書(下)。業務内容も増え、業務面積も増えたが、用役勤労人員は全く同じだ。

用役業者が変わり、勤務環境も変わったが、 増えた業務に関しては労使間の協約もなかった。 労組は交渉を要請したが、進展がない状況だと伝えた。

増えた業務についてA清掃用役業者の社長は 「われわれは韓水原が発注した用役業務を落札した。無条件にやらざるをえない」とし 「仕事が出来ないのなら出て行かなければならない。 労組が用役業者を揺さぶっている」と話し、 B清掃用役業者の社長は「私たちの立場としては何も話せない」と話した。

これらの用役業者側の言葉通り、元請業者との契約を締結した以上、彼らは従うほかはない。 そうすれば業務量増加と衛生問題が起きるしかないが、 視線は人員の増加なしで追加業務を発注した韓水原へ向かう。

韓水原月城原発本部の関係者は 「用役名が清掃業務だということで、他の部分も追加することができる。 すでに用役発注をする時に追加した内容」だとし 「用役業者の労使間で起きている問題にわれわれは関与する理由がない。 だから受注した用役条件が履行されなければ、契約行為を履行しなかったと見るしかない。 これは用役業者の役割」と話した。

事実上、用役業者に責任を転嫁したわけだ。 政府が発表した「公共機関用役勤労者保護指針」では、 入札公告時に「勤務人員を明示し、用役勤労者雇用の規模が減少しないように留意」することになっている。 業務量が増えたのに用役勤労者の人員は以前と同じなら、 事実上、雇用の規模が減少したと見る余地もある。

これに労組のキム・ヨンミン事務長は 「増えた業務に追加の人員を配分するのなら、韓水原が用役設計変更をしなければならない」とし 「発注しておいて問題になると、韓水原が用役業者と労働者に問題を押し付けている。 明白な韓水原の横暴」と話した。

付記
チョン・ヨンギル記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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