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法廷拘束された清道送電塔反対活動家、控訴審で無罪

裁判所「公務執行妨害の容疑を立証する証拠がないのに有罪を宣告した原審は違法」

チョン・ヨンギル記者 2015.10.16 14:46

清道送電塔工事に反対し、 公務執行妨害容疑で法廷拘束された活動家が、 控訴審で無罪を宣告された。

大邱地方法第1刑事部(裁判長イ・ヨンファ)は10月15日、 清道送電塔工事に反対して公務執行妨害の容疑で起訴された労働党のチェ・チャンジン(34)氏の控訴審で無罪を宣告した。 6月の1審裁判所(大邱地方法院第2刑事単独部長判事キム・テギュ)は、 チェ氏に懲役6か月を宣告し、法廷拘束していた。

裁判所は「検事が提出した証拠だけでは被告人たちがデモ隊と共に工事現場の中に入ろうとし、 これを阻止しようとした警察官のからだを押し退けて暴行し、 警察官の職務執行を妨害したことを認めるには不足があり、 他にこれを認める証拠がない」と無罪の理由を明らかにした。

続いて裁判所は「それにもかかわらず、 この事件の公訴事実を有罪と認定した原審判決には事実を誤認し、 判決に影響した違法がある」とし、1審裁判所の判決の誤りを指摘した。

▲チェ氏は1審で懲役6か月を宣告されて法廷拘束された。そのため6月10日に市民団体は大邱地方裁判所の前で公安弾圧糾弾記者会見を行った。

チェ氏は2014年7月、慶尚北道清道郡角北面三坪1里の送電塔工事現場に参加した。 チェ氏が警察の首を突き、呼吸ができないほどの傷害を受けたことで、 公務執行妨害容疑で起訴された。

チェ・チャンジン氏はニュースミンとの通話で 「暴力を行使していないので極めて常識的な判決」とし 「検察が起訴を乱発し、正当な活動を萎縮させることをしてはならない」と話した。

清道送電塔反対対策委も控訴審の無罪判決を歓迎し、 検察の無理な起訴問題を指摘した。 検察は現在、チェ氏の1審有罪宣告を糾弾する記者会見を開いた対策委の活動家2人を集会デモ法違反の容疑で起訴を検討中だ。

対策委は「チェ・チャンジン氏の容疑を立証するために提出した証拠資料動画には、 むしろ警察の暴行がそのまま記録されていた」とし 「法廷拘束に対し、これが不当な判決であることをマスコミを通じて知らせようと開いた緊急記者会見さえ、 検察が未申告集会と見なして起訴しようとしている。 誤りを誤りだと話すことがなぜ罪になるのか」と語った。

付記
チョン・ヨンギル記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-10-18 16:25:26 / Last modified on 2015-10-18 16:26:49 Copyright: Default

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