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政府、特調委予算44%をカット

「座ったままで政府の資料でも検討していろ」

ペ・ソンヨン記者 2015.08.06 12:49

政府がセウォル号特別調査委員会(特調委)の予算を89億ウォンと決定した。 当初、特調委が要請していた160億ウォンから44パーセントがカットされた。

これに対して特調委のパク・チョンウン常任委員は8月5日、 「カトリックニュース・チグミョギ(いまここ)」に 「とても少ない金額で内部的に悩みが多いが、 仕事をしようとする意志は明確だ」と話した。

特に「安全社会建設総合対策樹立」に対して特調委が提案した6億7990万ウォンは83%カットされて1億1740万ウォンになったことについてパク委員は 「この予算では内部的な作業以外にすることが難しい状況で、 社会全般的な災難に対する安全社会対策をたてるのは難しい」とした。

またパク委員は 「まだ企画財政部から詳しい項目は受け取っていないが、 特調委は細部の項目を細かく検討し、 今年の予算規模でできるだけ進行し、必要な部分は来年の予算を申請しても進める計画」と明らかにした。

▲セウォル号特調委の要求に対する政府の調停案. (イメージ提供=セウォル号特調委)

特調委の活動期間は国会が特別法改正を行って確定する予定で、 来年の予算も今年のように企財部が閣僚会議で決めるのではなく、 閣僚会議を通過した案が国会で調整される。

閣僚会議でセウォル号特調委予算が決定された8月4日、 特調委は「当初申請した旅費を87%もカットしたのは、 惨事の現場には行かずに事務室の机の前に座り、政府の資料でも検討していろというようなもの」と立場を発表した。

また特調委は「精密科学調査、デジタルフォレンシック調査などの予算が1/3に減り、 真相究明のために動員すべき科学的で客観的な調査技法を活用できなくなった。 これは監査院、海洋安全審判院、検察の調査結果を繰り返せと言っているものと見られる」と指摘した。

彼らは予算削減で特調委活動を妨害する政府の姿に深い遺憾を明らかにしつつ、 充実して効果的に活用して最善を尽くすといった。(記事提携=チグミョギ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-08-08 17:48:27 / Last modified on 2015-08-08 17:48:28 Copyright: Default

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