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韓国:韓国労総-民主労総-商人連合会連鎖会見、共同宣言推進
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正義党、最低賃金引き上げ、カード手数料引き下げパッケージプラン稼動

韓国労総-民主労総-商人連合会連鎖会見、共同宣言推進

キム・ヨンウク記者 2015.03.19 19:41

正義党の千皓宣(チョン・ホソン)代表と沈(シム)サンジョン院内代表など、 正義党の指導部が3月19日午前、民主労総を訪問し、 最低賃金1万ウォン値上げと公務員年金問題などで協調することにした。 この席で民主労総のハン・サンギュン委員長は、 正義党が進めている「最低賃金引き上げとカード手数料引き下げ」パッケージ社会連帯宣言の提案に共感の意を示した。

最低賃金1万ウォンへの値上げと中小企業-零細自営業者のカード手数料引き下げをパッケージで連動させたのは、 中小零細自営業者が難しいと言って最低賃金の値上げに強く反対し始めたことに対する政策実行計画だ。 難しい条件の中小零細自営業者が最低賃金を1万ウォンに上げることに反発心を持っている状況で、 売り上げに対するカード手数料を1%に下げれば、最低賃金を上げても売り上げは伸びるということだ。 数百万の中小零細自営業者の負担を減らす対策を同時に出すことで、 彼らも最低賃金1万ウォン時代を支持せざるを得ないということだ。 サンジョン院内代表側は、 2種類の事案をパッケージにして労働界と中小商人による国会での共同宣言を推進し、 問題化する予定だ。 正義党の指導部は前日にも韓国労総を訪問し、パッケージ宣言を提案した。

この日の会見で千皓宣代表は 「民主労総が提示した構造改悪反対、最低賃金1万ウォン時代、公的年金強化、公務員年金改悪中断など、 4月のゼネストの要求とわが党の立場は違わない」とし 「今日を契機として具体的な実践方法を話し、連帯を強化していこう」と話した。

民主労総のハン・サンギュン委員長は 「最低賃金1万ウォンがすぐ実現されるように、政界の決断を要求する」とし 「最低賃金1万ウォン実現のために、正義党も共に500万署名運動をしよう」と提案し、 その場で即席で千皓宣代表とサンジョン院内代表が署名した。

会見の結果についてをおいて沈サンジョン議員室の関係者は 「(最低賃金1万ウォンとカード手数料値下げのパッケージ宣言に)共感はするが、 すぐ二大労総が直接推進するのは難しい条件だと思う」とし 「正義党が商人連合会と会って(パッケージ宣言参加を)成功させれば、参加する意向があると確認した」と明らかにした。 彼は「最低賃金値上げの主体である商人連合会が進んで最低賃金値上げを支持し、 カード手数料を値下げしようといえば、全面的な問題に浮上し、政府も簡単に反対することはできないだろう」と見通した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created byStaff. Created on 2015-03-20 16:37:12 / Last modified on 2015-03-20 16:37:13 Copyright: Default

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