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「寛容ではない金寛容」...送電塔反対住民道庁前で連座デモ

大学生、農民会200余人が支持訪問...住民たち工事中断まで無期限座り込み

パク・チュンヨプ記者 2014.08.22 11:04

清道送電塔反対住民が 慶北道庁で連座デモに突入した。

8月21日午前10時、 清道郡角北面三坪1里送電塔反対住民と345kV送電塔反対対策委(対策委)の関係者10余人は慶北道庁本館前で 「送電塔工事中断と道知事の積極的に仲裁」を訴え、 工事が中断されるまで無期限の座り込みを始めた。

住民と対策委は「金寛容(キム・グァニョン)道知事が積極的仲裁を約束しても、 裏で韓電、警察と協議して逮捕した」とし、 金寛容道知事の逮捕指示で衝撃を受けたおばあさんに対する道知事の謝罪も要求している。

金寛容道知事の逮捕指示の情況は、 8月19日にニュースミンが取材中、大邱北部警察署で確認した文書であらわれた。

対策委は「おばあさんたちは連行直後、 疲れきって失神し、病院に入院した。 慶北道庁は警察力を動員して、おばあさんたちまで強制的に引き出して連行したのは、 どんな理由であれ卑劣で無責任な態度」とし 「道民の対立と苦痛を仲裁と行政力で解決できない慶北道の無能力があらわれた」と批判した。

対策委は「慶北道は権限外の問題だと言うが、 権限範囲の問題ではなく問題認識と意志の問題だ。 送電線路、鉄塔数が全国2位で、地中化率は最下位という不名誉と、 地域民が犠牲になる現実を正すため、今からでも道知事が動くべきだ」と明らかにした。

キム・ホンジュ対策委共同代表は 「19日におばあさんたちはとても惨めだった。 庁舎で無茶苦茶な警察に手足を掴まれて連れて行かれた。 おばあさんは韓電と警察に踏みにじられ、 わらをつかむ気持ちで道知事を訪れたが、 韓電と警察が組んで、むしろ裏でおばあさんたちを引き出した」とし 「おばあさんたちは道知事が警察兵力を動員して引き出した理由を尋ねている。 工事が中断するまで無期限の座り込みをする」と話した。

チョ・ポンヨン(80、三坪里住民)おばあさんは 「お金もなく、学もない。 田舎のおばあさんを踏みつけて鉄塔をたてようとする。 私たちが正しいから、全国からみんなが助けてくれて、ありがたい」とし 「鉄塔が町内を横切る。 力があって金がある所はどこも通らず、私たちの村にきた。 私たちも国民で税金もみんな払っているのに、なぜわれわれを無視するのか。 警察も韓電もみんな私たちを踏みにじる」と訴えた。

連座デモが始まると同時に 「2014反新自由主義先鋒隊」の大学生140余人と 全国農民会慶北道連盟30余人の支持訪問もあった。

先鋒隊に参加した大学生のソン・ビンナ氏は 「おばあさんたちは、とても孤独な闘いをしてきた。 子供たちために一生、田畑を耕してきたおばあさんたちを韓電は甘く見たのだろう。 きちんと説明をしなくても、便法的に工事を強行したと思うととても腹立たしい」とし 「住民説明会も開かず、工事の説明もなかった。 とても野蛮で卑劣だ。 少数の核マフィアのために存在するエネルギー政策が、 三坪里のおばあさんそればかりか、すべての国民の人生を危険にしている」と話した。

チョン・ヒョビン先鋒隊長は 「政府はエネルギー政策で核発電所を増築し、農村から都市まで送電線路を作って送電する政策を固守している」とし 「無力な農村だけに費用を転嫁して、財閥と企業ばかりが利益をあげている。 こうした状況を訴え、韓電と政府に正面から闘うおばあさんたちに力を差し上げるために訪問した」と説明した。

全国農民会慶北道連盟のクァク・ジェボム政策委員長は 「送電塔は主に農村だけに作られる。 農民だけが被害を受けるのが残念だ。 道知事に仲裁をしてくれと言うと、 道民を追い出して連行したという知らせを聞いて怒りが込み上げる」と話した。

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-08-22 23:49:37 / Last modified on 2014-08-22 23:49:38 Copyright: Default

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