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韓国:セウォル号遺族がフランチスコ法王に呼び掛け
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セウォル号遺族がフランチスコ法王に呼び掛け「真実を明らかにしてほしい」

姜禹一主教「光化門座込場強制退去反対」、遺族「激励と慰労を記憶する」

ユン・ジヨン記者 2014.08.13 15:54

フランチスコ法王訪韓を一日前にして、 セウォル号惨事遺族が「くやしい私たちの涙を拭ってくれ」とし、 法王に送る要請文を発表した。 また遺族らは、セウォル号惨事真相究明のためのきちんとした特別法が制定されるように、 法王が韓国政府を圧迫してくれるように要請した。

セウォル号遺族らは8月14日、フランチスコ法王の訪韓日程に合わせて歓迎イベントとミサ参加、面談などの日程に参加する。 韓国カトリック主教会の姜禹一(カン・ウイル)議長が光化門座込場強制退去反対の立場を明確に述べ、 光化門広場座込場もそのまま維持される予定だ。

セウォル号遺族「法王様、私達の子供たちの真実を必ず明らかにして下さい」呼び掛け

「セウォル号惨事一般人犠牲者遺族対策委員会」と「セウォル号惨事犠牲者/不明者/生存者家族対策委員会(セウォル号家族対策委)」は8月13日午後2時、 光化門広場でフランチスコ法王訪韓に関する遺族立場発表記者会見を開催した。

家族対策委のキム・ビョングォン委員長は「法王様に差し上げる手紙」で 「4月16日から120日経ったのに、まだ惨事は現在進行形です。 大統領、政府そして国会、すべてが徹底した真相調査を約束しましたが、 何も実質的に行われていません」とし 「われわれは国家、大統領、政府、国会の存在理由を問わざるを得ません」と声を高めた。

続いて「国会は国政調査を混乱させてきたし、 選挙などの政治的な利害得失を見ながら議論された特別法制定の議論は、 徹底した真相調査というその目的と国民の意思に符合しない方向で行われてきました」とし 「われわれは惨事の真実を知りたいのです。 大統領との対話が2000メートル前で遮られた光化門で、 法王様、カトリック信者、国民と私たちの意向を分けあいたいのです」と訴えた。

セウォル号惨事で犠牲になった故パク・ソンホ君のお母さんチョン・ヘスク氏も 「法王様に差し上げる要請文」を発表した。 チョン・ヘスク氏は記者会見に参加して要請文を朗読する予定だったが、 この日の午前、青瓦台近隣清雲洞事務所前での記者会見に参加して警察兵力により孤立させられたという。

セウォル号家族対策委のユ・ギョングン報道担当者は 「チョン・ヘスク様は朴槿恵(パク・クネ)大統領に会うために青瓦台に向かったが、 公権力が清雲洞事務所の前を封鎖し、強制的に引きずり出してきた後、 そこから出られずにいる」とし 「朴槿恵大統領は遺族に言う言葉があればいつでも訪ねてこいと約束したので、 その言葉を信じて訪ねて行ったが、公権力によって引きずり出してきた。 お母さんとお父さんそれぞれ一人が失神して病院に運ばれた。 2週間前にも面談を要請したがまだ答がない」と批判した。

チョン・ヘスク氏の要請文を代読した故パク・ソンホ君の姉、パク・ボナ氏は 「残念なことに惨事がおきてから120日が経つ今日まで、 私たち家族はなぜうちの子が死ななければならなかったのかわかりません」とし 「低いところに限りなく降りてくる法王様、くやしい私たちの涙を拭って、 私たちの話を聞いて下さい。 子供たちの真実が必ず明らかになることを祈ります」と訴えた。

現在31日目のハンストを続けている故キム・ユミンさんのお父さんキム・ヨンオ氏も 「法王様と世界の市民に差し上げる要請文」を発表した。 キム・ヨンオ氏は「娘の死の真相を明明白白に明らかにできなければ、 生きていても意味がありません。 死ぬ覚悟をしました。 私たちは特別法が制定されるまではここから決して離れません」と伝えた。

続いて「平和と人権を重要と思い、通りの弱者を見守る法王だと聞きました。 私たちを忘れないで下さい。 関心を持って、政府を圧迫して下さい。 そして力がなく、子供を失い、その恨みも解いてやれずにいる私たちを助けて下さい」と声を高めた。

セウォル号遺族、14〜17日までフランチスコ法王訪韓日程進行
訪韓準備委員会「光化門座込場強制退去反対」の立場、遺族は「激励と慰労を記憶する」

セウォル号惨事の遺族らは、 フランチスコ法王訪韓をむかえ、 ミサ出席や面談などの日程を進める予定だ。

フランチスコ法王が入国する14日には、セウォル号遺族4人をはじめとする各界各層者の30余人がソウル空港で法王を出むかえる。 15日に大田ワールドカップ競技場で開かれる聖母昇天大祭日のミサにも遺族が参加して、 ミサの直後には遺族10人が法王と非公開で面談をする。 特にこの日の面談では十字架を背負って全国徒歩行進をしている3人の遺族が法王に十字架を直接渡す予定だ。

ユ・ギョングン報道担当者は 「この日の非公開面談では、セウォル号惨事に関して法王に直接説明し、 なぜ遺族が30日以上食を断って路上に出てきているかを知らせる予定」とし 「また政府と国会の真相究明の約束にもかかわらず、 120日以上真相究明が行われない理由を説明し、 法王と全世界のカトリック信者と市民にセウォル号真相究明のための特別法制定に関心と声援をお願いする計画」と説明した。

8月16日には光化門広場で開かれるフランチスコ法王の施福ミサにも参加する。 施福ミサには少なくとも50万人以上の信者と市民が参加する予定なので、 当初から光化門セウォル号座込場強制撤去の可能性が提起されていた。 だがカトリックのソウル大教区とセウォル号遺族側の合意で座込場はそのまま維持されるものと見られる。

ユ・ギョングン報道担当者も 「訪韓準備委員会の配慮で座込場を維持することにした」とし 「ただし、法王がミサの前に光化門をひと回りする予定なので、 動線に支障がない範囲で座込場を維持する方案を議論中」と明らかにした。 また17日に大田で開かれる「アジア青年大会閉幕ミサ」には、 セウォル号生存学生が直接参加する。

なおセウォル号の遺族は記者会見を通じ、 法王訪韓準備委員会に感謝の気持ちを伝えた。 法王訪韓準備委員会委員長の韓国カトリック主教会の姜禹一(カン・ウイル)議長は8月12日に談話文を発表し、 遺族が要求するセウォル号特別法を迅速に制定すべきだと明らかにした。 16日に開かれる施福ミサで、セウォル号遺族座込場をはじめ、 光化門近隣の座込場が強制撤去されることはあってはならないという点も明確にした。

姜禹一議長は記者懇談会で 「私たちのイベントのためにその方たちが物理的に退去させられたり追い出されることは望まない」とし 「涙を流す人を追い出してイエス様に愛の成功のミサを挙行することはできない。 その方たちの痛みを抱きしめて行く」と明らかにした。

ユ・ギョングン報道担当者は 「韓国カトリック法王訪韓準備委が多くの激励と慰労、 そして対話により助けてくれたことを記憶している」とし 「姜禹一主教が『涙を流す人を追い出してイエス様に愛の成功のミサを挙行することはできない』という言葉に心から感謝を申し上げる。 今後もいつも共にして下さる韓国カトリック天主教会になっていただきたい」と伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-08-14 13:27:33 / Last modified on 2014-08-14 13:27:34 Copyright: Default

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