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羅ギョンウォン、李貞鉉がいる国会に

補選で野党圏大敗...野党圏連帯、進歩政治再編の議論加速か

キム・ヨンウク記者 2014.07.31 01:04

730補欠選の結果、国会はセヌリ党のアイコンになった羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)と李貞鉉(イ・ジョンヒョン)がいる国会になった。 今回の選挙が羅ギョンウォンと李貞鉉の勝利で全てを説明できる状況になったからだ。

当初、超薄氷の勝負が予想されていた銅雀乙で49.9%を得票した羅ギョンウォン当選者は、48.69%を得票した魯会燦(ノ・フェチャン)候補に1.2%、929票差で勝利した。 前の地方選挙で圧倒的に朴元淳(パク・ウォンスン)を支持したソウル地域で、ドラマチックな新政連・正義党の一本化で逆転のきっかけを作った魯会燦候補の薄氷勝負の末の敗北は、 今後、全国的な選挙で野党圏連帯に対しさらに多くの議論を提起する可能性が高まった。

730補欠選で最多の無効投票数が銅雀乙で出て、二番目に多い無効票は水原市霊通で出た。 両方とも新政連と正義党の候補の一本化が事前投票の前日に行われ、 本投票用紙には辞任した候補の記入欄が残っており、影響があった可能性が高い。 実際、各地域別の無効票の現況を見ると、 銅雀乙1403、水原市霊通558、順天曲城504、潭陽咸平霊光長城郡467票で、 残りの地域はほとんど300から100票の間だった。

特に労働党の金鍾哲(キム・ジョンチョル)候補が羅ギョンウォン候補と魯会燦候補の票差より0.2%多い1076票を得たことも注目される点だ。 前の総選挙で銅雀乙から立候補し、5%以上を得票した金鍾哲候補は、 今回は1.4%しか得票できなかったが、魯会燦候補の勝敗を分けた影響力を発揮したという点で、今後の進歩政治再編の議論につながる可能性が高い。 金鍾哲候補は銅雀乙の開票結果が出ると、 ポータルサイトD社のリアルタイム問題7位にランク入りした。

▲銅雀乙に立候補した与野の候補。左から金鍾哲、柳仙姫、魯会燦、羅ギョンウォン候補[チャムセサン資料写真]

すでに魯会燦と奇東旻(キ・ドンミン)の一本化の過程は、進歩陣営で相当な議論を呼び、 金鍾哲と柳仙姫(ユ・ソニ)の一本化も労働党の内外で議論を呼び起こしたため、 野党圏連帯と進歩政治の再編についての評価と議論は避けられそうもない。 この過程で党対等の野党圏連帯を最後まで拒否した安哲秀(アン・チョルス)新政連共同代表の責任論は、順天曲城での敗北とともにさらに強まりそうだ。

その意味で、魯会燦候補の 「正義党は、韓国政治がセウォル号惨事の前と変わり、 野党圏が健康に再執権できる2017年のために自分の役割、自分の責任を一層高めていかなければならないと信じる。 私は敗北したが、今回の選挙が正義党のこれからの役割を再考させる基礎になることを望む」という落選所感は、 今後のさまざまな再編を正義党が主導するという意味に読める。

今回の選挙の最大の異変は、全南道順天曲城でのセヌリ党の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)当選者だった。 李貞鉉当選者は、野党の菜園である順天曲城で2位の新政連のソ・ガブォン候補に10%近い差で勝利した。 朴槿恵(パク・クネ)大統領の口と言われる李貞鉉候補は、 現政権の政務首席と広報首席を担当するほどの政界の実力者だ。 その意味で、李貞鉉候補の当選は野党の朴槿恵政権審判論を無力化し、 新政治連合指導部の交替の要求に至るほど、与党に強力な武器を握らせた。 また、セウォル号の国政調査と特別法で、 セヌリ党と青瓦台が示した反改革的な態度への免罪符だと解釈する可能性もあり、 今後の政府与党の各種の反民衆的な法案と政策を押し通す力として作用する展望だ。

なお平沢乙から進歩単一候補で立候補した金属労組双竜車支部の労働者、 キム・ドクチュン無所属候補は3382(5.63%)票を得た。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-31 05:51:16 / Last modified on 2014-07-31 05:51:17 Copyright: Default

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