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警察、清道送電塔連行者に病院搬送・調査中も手錠

人権侵害が深刻と指摘・・・「韓電を保護する警察は謝罪しろ」

パク・チュンヨプ記者 2014.07.22 16:26

7月21日に奇襲的に強行された清道郡角北面の送電塔工事現場で抗議し、 業務妨害容疑で連行された住民と連帯者に対する警察の人権侵害の問題が提起された。

7月21日、韓電は工事現場で住民を撮影し、 老齢の住民や女性活動家を隔離するなどの措置をした。 また、警察は清道345kV送電塔反対対策委(対策委)の活動家と激しく抵抗する住民を狙い打ち捜査したという疑いを受け、 健康状態が憂慮される住民キム某氏も無理に収監した。

そのため7月22日午前10時、慶山警察署の前で 「清道345kV送電塔の暴力的工事強行する韓電と警察を糾弾する記者会見」が開かれた。

[出処:ニュースミン]

彼らは「住民は一つの資材でも入ることを防ぐために路地を守っていたが、 そのたびに警察が押しかけた。 無力な老人に行使される暴力は度を越えていた」とし 「その上、21日午前、住民2人と対策委所属活動家5人を一度に全員連行した。 警察は住民の安全とは無関係に韓電の工事再開を助けるために手段を選ばなかった」と明らかにした。

彼らは「逮捕された住民と連帯者の一部を手錠をかけたまま連行した。 住民1人が頭痛と精神不安状態を示してぐったりとしていたが、 慶山警察署は地方庁の指針を理由に病院での診療を拒否し、 夜遅く手錠をかけたまま病院に運んで陳述調査する時も手錠をかけていた」とし 「警察も、奇襲工事した韓電も、深刻な人権侵害を行っている」と指摘した。

人権運動連帯のアヨ活動家は 「対立が激しい工事なのに、予告も安全対策もなく奇襲的に工事をしたことで衝突を招いた。 対話もせず、危険な状況を知りつつ進入したのは正当性がないことを自ら認めるもの」とし 「警察の保護の下で韓電は暴力を行使した。 警察は傍観し、連行の過程で人権侵害を行って健康状態が憂慮される住民を無理に収監した」と話した。

三坪1里のイ・チャヨン住民は「われわれは何も悪いことをしていない。 韓電が容赦なく工事を強行するのを理解できない。 25日に裁判所に代替執行を申請し、裁判所に行くしかないようにして、 夜明けに攻め込むとは思わなかった」とし 「大統領は密陽、清道が一日や二日のことでもないのに知らないふりをしている。 大統領は非常識だ。 こんなことをしてもいいのか。 われわれは政府と戦っている。 自分の土地、自分の財産を守ろうとしているのに、とてもくやしくてうらめしい。 連行者ぐらいは、はやく釈放しろ」と訴えた。

▲三坪里住民イ・チャヨンおばあさん(右) [出処:ニュースミン]

一方、慶山警察署刑事チームの関係者は 「収監者の調査などへの対処の問題は地方庁が決める。 今日、追加調査があるだろう」とし 「手錠をかけたのは、規定上、留置場の外ではかけるようになっているので仕方ない」と説明した。

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-23 04:41:50 / Last modified on 2014-07-23 04:41:51 Copyright: Default

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