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韓国:セウォル号特別法TF、密室交渉の議論拡大
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セウォル号特別法TF、事実上の法案審査をしても速記録もなく

制定法なのに遺族と市民社会の参加排除...密室交渉の議論拡大

キム・ヨンウク記者 2014.07.16 20:11

セウォル号特別法の処理を約束した期限の7月16日午後5時、 金武星(キム・ムソン)-安哲秀(アン・チョルス)両党代表と、 李完九(イ・ワング)-朴映宣(パク・ヨンソン)両党院内代表が直接会い、 1時間30分ほど談判し、主要な争点での合意を試みたが、 意見の差を狭められなかった。 セウォル号特別法の主要争点は真相調査委員会の構成と捜査権付与の問題で、 セヌリ党がセウォル号遺族の核心要求事項を拒否して空転が続いている。

特にセウォル号特別法TF(タスクフォース)が国会運営による法案審査の過程でなく、 特別法に関する3つの常任委の両党幹事だけでなされており、 密室交渉の議論まで出てくる状況だ。 何よりも、文字通りTFが非公開の協議体なので、各議員の議論の速記録さえ残されず、 さらに密室議論をあおっている。 非公開の協議体が事実上、法案を審査する役割までしているためだ。

通商、法案を制定したり改正する場合、該当常任委の法案審査小委と全体会議で関連法案の多様な争点を解消しつつ法司委に行く。 この過程で、各議員の発言はすべて速記録に残され、国会のホームページにすべて公開される。 だがセウォル号特別法は、時間を争っているところに複数の常任委にまたがり、 法案審査小委ではなく連席会議形式のTFで法案を審査する。 このように、TFになったことで速記録も残されなくなると、 利害当事者である遺族ばかりか、同じ名前の法案を提出した統合進歩党、正義党の法案さえ、審議がどう進むのか分からないという問題が深刻だ。

速記録についての問題意識は、新政治連合議員からも出ている。 7月16日午前、新政治連合のある議員は 「TFが非公式会議と速記録を作成しないが、今からでも作成するべきだろう」とし 「国家情報院の改革特別委の時に体験したが、後に根拠を残し、なぜ与党が反対するのかについて責任を問う必要があった。 TFも速記録を残さないため、後でとぼければ責任の所在が不明になりかねない」と指摘した。

この議員は 「今からでもTFを国政調査特別委内の法案審査小委の形にして、 公式な会議速記録の作成を主張する必要があるかもしれない」とし 「速記録なしで行けば、後ですべての過程を無視して 『あの時、ああ言ったじゃないか』と言っても、言わなかったといえばそれまでだ。 とぼけられれば、責任の所在が不明になるので、速記録を作成するべきだ」と明らかにした。

新政治連合の別の議員も 「われわれは速記録を作成しようといったのだが、セヌリ党が反対した」とし 「さまざまな問題があり、(公式法案審査でない)TFというアイディアを出したが、 速記録問題は不利になった。 もう戻すのは難しいようだ」と明らかにした。

こうした状況で、特別法案を発議した他の進歩野党は強く反発している。 7月15日、正義党議員は記者会見を行って 「すでに正義党が提出したセウォル号特別法には遺族の要求がささやかに含まれているが、 正義党の法案は審議もされず、国会議員の立法審議権を侵害している」と指摘した。

沈(シム)サンジョン院内代表は 「一般法を作る時も、制定法は公聴会も開き、利害当事者と専門家の意見を十分取りまとめる手順を踏むが、 大韓民国大改革の出発点に立ち返り、きちんとした処方せんを出すべき 『セウォル号特別法』が、両党の閉鎖的空間で扱われるのは納得できない」と非難した。

また「16日という法処理期間を言い訳にしているが、 はやく作るよりも重要なことはきちんと作ること」とし 「二党だけの密室協議をやめ、 院内政党と遺族、市民社会が参加する開放的な『特別法議論機構』を構成してほしい」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可( 仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-17 14:53:53 / Last modified on 2014-07-17 14:53:54 Copyright: Default

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