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セウォル号家族15人「きちんとした特別法」要求して国会ハンストに突入

「なぜセウォル号で死んだのかを糾明してこそ安全な国」

キム・ヨンウク記者 2014.07.14 12:53

「17年間育てた私の息子がなぜ死んだのかを知りたくてここにきました。 子供たちがなぜ死んだのか、それだけは知りたいです」
「私はなぜ子供が死んだのかを知りたいだけです。 安全な国のために、お父さんはじっとしていません」
「国会と政府はずっと待てとだけ言いました。 娘に恥ずかしくないお父さんになります。 最後まで一緒にします」
「娘と子供たちのために、この国をしっかりさせるために 私ができる事ははなければいけないという気持ちでハンストをします」
〜きちんとしたセウォル号特別法制定要求ハンストに突入した父母〜

17年も育てた子供たちがどうして死んだのかを知らなければ、 父母として胸を晴れないという気持ちが結局ハンストを選択させた。 ハンストをさせたのは与党だ。 セヌリ党はきちんとした真相調査のために、 セウォル号特別法特別委員会に捜査権と起訴権を付与してくれという家族の要請を拒否している。

セウォル号の家族や大韓弁協、民主弁護士会は、 捜査権や起訴権がない調査は責任逃れでしかないことをよく知っている。 捜査権がなかった各種の疑問死、過去史真相究明委員会ですべてわかったからだ。 だからきちんとしたセウォル号特別法を作るために、 15人の家族がハンストを選択したのだ。

3日間、国会本庁前で野宿座り込みをしている約100人のセウォル号家族対策委は、 7月14日午前11時に記者会見を行って、きちんとした特別法を制定するためのハンスト突入を宣言した。 家族対策委は今回のハンストは、家族対策委が請願した4.16特別法の趣旨を国会が受け入れ、 独立した特別委員会に捜査権と起訴権を付与し、 聖域のない真相究明ができるように要求するためだと明らかにした。

この日、ハンストに突入した家族は15人で、 光化門で5人、議員が通る国会本庁入口の左右にそれぞれ5人がハンストをする。

ハンストに突入した檀園高校2年3組、キムグァングクのお父さんキム・ビョングォン氏は 「私が罪を犯したとすれば私の子供に罪を犯した。 子供の恨を解いて安全な国を子供の名前で作りたい」とし 「娘に恥ずかしくない父になるためにここに立った」と明らかにした。

別のユン某氏は「子供たちの死を無駄にしないために、親としてハンスト長に立った」と話した。 娘を送って1か月以上さまよいながら暮らしたオ某氏も 「もう気を取り直してなぜ娘が死んだのかを明らかにしなければならないという気持ちで国会にきた」とし 「ハンストをして死んでも真相を明らかにして、 娘の怨恨を解く」と話した。

家族対策委は記者会見文で 「政府の無責任と無能への怒りがまだ深い恨として残っているのに、 政府は責任がないという」とし 「われわれは聖域なき真相調査で、必ず政府の責任を問う」と明らかにした。

また「350万人の願いと意志を込めて署名し請願した家族対策委法案がきちんと議論もされずに捨てられている」とし 「今こそ大統領が答えなければならない。 特別法に遺族の意見を反映させるように、支援を惜しまないという大統領の約束を守ってほしい」と要求した。 続いて「セウォル号惨事100日目の7月24日までにまともな特別法が奇蹟のようにできるように、国民の力を集めてくれ」と訴えた。

家族対策委は7月15日、4.16特別法制定のための350万人署名を国会に渡すために、 午前10時30分に汝矣島公園で国民請願デモを行う計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-07-15 06:28:50 / Last modified on 2014-07-15 06:28:51 Copyright: Default

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