本文の先頭へ
韓国:119状況室、沈没状況で救助よりセレモニー
Home 検索

119状況室、沈没状況で救助よりセレモニー

陳善美議員が119状況室と海上警察の通話内訳を公開

キム・ヨンウク記者 2014.05.14 13:11

セウォル号が沈没しつつあった4月16日午前10時34分から、消防の119状況室が海洋警察庁に電話し続け、保健福祉部などの中央部署の幹部の接待を催促した情況があらわれた。 当時、海上警察はヘリコプターを利用して救助者を船に近い西巨次島に移動させていた。 しかし消防の119状況室は、中央部署の幹部らが彭木港に集まっているとし、救助者を彭木港に移動させるよう要求した。

新政治連合の陳善美(チン・ソンミ)議員は5月14日午前、国会安全行政委員会の全体会議で当時の119状況室と海上警察の通話録音記録を公開し 「消防119状況室は、10時34分から57分までの23分間以上、 『消防防災庁と保健福祉部などの中央部署の幹部らが彭木港にいるので、すでに救助した人々を彭木港に来させろ』という通話で貴重な時間を浪費した」と明らかにした。

陳議員が公開した通話内容を見ると、 16日午前10時34分に119状況室は木浦海上警察に電話をかけ、 状況室のチーム長が「保健福祉部と中央部署から今こちらに来ているが、 西巨次島は島なので行けない」とし 「とにかく彭木港に中央部署がくるのだが、どうすべきか?」と尋ねた。

すると海上警察は「偉い人が西巨次島にこようが、彭木港にこようが、私たちは知らない。 私たちはひとりでも救助することが優先ではないか」と反問した。

5分後の39分には119状況室長が上位部署の西海地方警察庁に電話をかけ 「保健福祉部側では医師などの人員が彭木港に集結しているが、 西巨次島は島なので多くの人員が行けないので、とにかく救急車で移送すべきではないか」と尋ねた。 西海地方庁は「今、船が沈没している。 救助が優先なので、近い島に下ろして救助に行かなければならない。 とにかく後で電話してはいけないか」と尋ねた。

119状況室はまた10時45分に西海地方庁に電話をして、 救助者を「西巨次島に移送する方法」を尋ねた。 やはり西海地方警察庁は 「人命救助が優先なので、それは後回しだ。 今とても忙しい」と答えたが、119状況室は 「中央政府が集まっているので、そこに(彭木港)待機して西巨次島から違う場所に行ってしまったらどうするか、みんな怒る。 消防防災庁、保健福祉部など、こちらに来るすべての方々がみんな彭木港に(来て)いるのに、西巨次島から患者をどこに送るのか、方法も時間もとても重要だ」と催促した。

すでに救助した人々を消防と福祉部公務員がいる所に移送する方が 重要だというわけだ。

10時50分の通話では、119状況室の思い通りならず怒ることもした。 119状況室はまた木浦海上警察に電話して 「西巨次島から珍島の彭木港にくる予定でしょうか?」と尋ねた。 木浦海上警察が「救助が優先で、なぜすぐに出てくるのですか?」と答えると 「われわれのヘリコプターが全国で11機動員され、救急車十何台が動員され、 近くからヘリコプターに給油するタンクローリーなど、すべての人員装備、消防や、通知されたすべての関連機関も彭木港に集結しているのに、 それが重要でないと言わないでください」と怒る。

海上警察が再度「(救助すべき)人員が多いようなので、とにかく一人でも海にいる人を移動させなければならない」と話したが、 119は「中央部署が全て彭木港に集結しているのに、 そのまま西巨次島にいれば邪魔になりませんか?」とし、 海上警察の西巨次島監督者の連絡先まで尋ねた。

この日、光州消防のヘリコプターに乗って来た全南消防本部長の現場到着が10時37分だった点を考慮すれば、 119消防は本部長が到着する3分前の10時34分から接待や全南本部長の救助指揮の場面の絵を準備するために通話をしたのではないかという疑問を感じる。

陳議員は「119消防は、救助のための貴重な時間に25分以上、海上警察を困らせた」と 鬱憤混じりの声を高めた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可( 仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-05-15 19:11:14 / Last modified on 2014-05-15 19:11:15 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について