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新政治民主連合、「6.15、10.4宣言」政治綱領政策削除まで

中道保守支持層確保戦略...内部の反発と「保守化」の議論は不可避

ユン・ジヨン記者 2014.03.18 17:45

安保、統一路線の保守化を明言した新政治民主連合(新政治連合)が結局、政治綱領政策から「6.15南北共同宣言」と「10.4南北首脳宣言」の内容を除くことにした。 不要な理念論争をなくすという趣旨だが、民主党内部の反発が続いていて、今後の路線対立は不可避になりそうだ。

新政治連合側では「合理的保守、省察的進歩」を標榜して 中道保守の支持層を引き込むという胸算用だが、 創党前から明るみになった「保守化」の議論は今後の「新政治」のイメージにも打撃になる可能性が高い。

[出処:民主党]

新政治連合政治綱領政策分科委員会は18日、会議を開いて既存の民主党の政治綱領政策に包まれていた「6.15南北共同宣言、10.4南北首脳宣言など、南北朝鮮の既存の合意を尊重して継承する」という文句をなくすことに暫定合意した。 これは安哲秀(アン・チョルス)議員側の新政治連合の要求で、会議一日前の17日に新政治連合が民主党に送った政治綱領政策草案からも該当の文言が除かれている。

民主党側の卞在一(ピョン・ジェイル)新政治連合政治綱領政策分科委員長は会議の後 「無用な理念論争の口実になりかねない事項をできるだけ除去して、未来指向的に行こうということ」とし 「新政治連合との統合を通じ、新しい政治的な価値を追求し実現させていく」と趣旨を明らかにした。

安哲秀側の琴泰燮(クム・テソプ)新政治連合報道担当者は 「特定の事件を羅列しないのは適切ではないから入れなかっただけで、その精神を継承しないということでない」とし 「どれかを書いて、どれかを書かなければ不要な誤解を生みかねないので、事件を羅列しないようにした」と釈明した。

会議の結果が伝えられて、民主党内部の反発も続いている。 朴智源(パク・チウォン)民主党議員は自分のツイッターで 「論争を避けるために、良い歴史、業績を放棄してはいけない」とし 「新政治民主連合政治綱領政策に6.15、10.4宣言を継承発展させる明文化が必要だ」と声を高めた。

金起式(キム・ギシク)議員も「『6.15、10.4宣言を継承する』のが消耗的な理念論争の対象なのか。 民生を強調するために削除するという言葉は詭弁だ」と批判し 「産業化と民主化のどちらも肯定的な歴史として評価しようといいながら、南北和解と交流協力、朝鮮半島平和と統一の道しるべになった歴史的な6.15、10.4宣言を継承しようということを、古くさいと言うことが新政治なのか。 差別化の強迫観念がとんでもない所に行き着いたようだ」と非難した。

事実、新政治連合はずっと安保、統一路線においては保守化の道を行くという意志を示してきた。 3月17日、卞在一委員長は国会で「新政治連合の安保、統一政策の保守化は、国民の理念的指向と一致する」と強調した。

また彼は「国民の安保、統一理念は保守化しており、経済社会分野では進歩的政策を要求している。 新政治連合も統一安保政策は保守化、経済社会政策は進歩的に進めたい。 これは時代精神であり、時代の呼び声に応じるもの」と明らかにした。 これまで「安保」の重要性を粘り強く提起してきた新政治連合は、政治綱領政策草案でも「安保、外交、統一」の順で一番先頭に「安保」を指摘した。

一方、新政治連合は政治綱領政策草案で 「労使政の協力で社会統合的雇用を用意する」とし、雇用政策を核心議題に選んだ。 労使政協力を通じて雇用を増やし、青年雇用を作るために労働時間短縮とワークシェアを支援するという内容も付け加えた。

また「非正規職の雇用安定を確保して賃金格差を解消する」、 「多様な社会的対話チャンネル構築を通じ公正かつ自律的で、社会統合的な労使関係を具現する」という内容も入れた。 「福祉」の分野にでは「普遍と選別の戦略的組み合わせ」と「すべての国民が福祉の受恵者であり負担者であることを認識し、中負担・重福祉の原則についての社会的合意」という原則を指摘した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-03-19 05:45:39 / Last modified on 2014-03-19 05:45:40 Copyright: Default

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