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民主労総侵奪後遺症...韓国労総が労使政対話に不参加を宣言

労政関係が急速に冷却、韓国労総「政府が謝罪するまで労政対話を一切中断」

ユン・ジヨン記者 2013.12.23 17:43

12月22日に発生した政府による民主労総強制侵奪の議論が労働界全体へと一波万波に拡大している。韓国労総までが今回の事態を糾弾し、一切の労使政対話を中断すると明らかにし、今後の労政関係は急速に冷却する展望だ。

韓国労総は12月23日午後3時、緊急会員組合代表者会議を開いて警察の民主労総 強制侵奪を糾弾し、一切の労使政対話を拒否する方針を決めた。また、28日に 予定されている民主労総のゼネスト集会にも合流し、政府を糾弾する計画だ。

[出処:韓国労総]

韓国労総は午後5時に記者会見を行い、「韓国労総は、民主労総に対する公権力 の投入に対して政府の謝罪と責任者処罰を要求し、これが受け入れられるまで 労使政委員会への不参加をはじめ、政府とのすべての対話を一切中断する」と 明らかにした。

続いて「また28日の民主労総ゼネスト集会に韓国労総中央をはじめ、すべての 会員組合が組織的に参加し、労働運動を守って行くことに最善の努力を尽くす」 と強調した。

韓国労総はこの日の記者会見文で「白昼堂々と一国家の労働組合総連盟が警官 により暴力的に侵奪される場面が10時間もの間、TVで生中継される場面を見て、 われわれは惨憺たる心情を禁じ得ない」とし「昨日の事態は、これまでの労働 運動の歴史にもなかった初めての事態であり、歴代どの政権でもなかった」と 強力に批判した。

また「労政関係を対話ではなく公権力で解決しようとする政府に対し、労働者 は何の期待もできない」とし「韓国労総はこの問題を決して民主労総個別組織 だけの問題とは見ていない。これは、現政権がこの国の労働運動に、どう対し ているのかを如実に見せる懸案だ。したがって、韓国労総は労働運動を守るた めに、断固たる措置を取る」と明らかにした。

なお韓国労総はこの日の午前に声明書を発表し、「いったい一国家の労働団体 のナショナルセンターに公権力を投入し、暴力を振り回す政府がどこにあるか。 労政関係を対話ではなく公権力で解決することが現政権の水準だとすれば、 韓国労総を含むすべての労働界の強力な抵抗に直面する」とし、午後3時の 緊急会員組合代表者会議で、重大決断をすると明らかにしていた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-12-23 22:53:07 / Last modified on 2013-12-23 22:53:07 Copyright: Default

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