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金碩基、竜山惨事遺族立入禁止の仮処分を申請

違反すれば1回当たり罰金300万ウォン...「遺族の欺瞞をやめ、謝罪と辞任を要求」

チョン・ウニ記者 2013.11.08 19:12

最近「遺族と直接会って、哀悼を表明する用意がある」と明らかにした竜山惨事鎮圧責任者の金碩基(キム・ソッキ)が、竜山遺族に韓国空港公社立入禁止などの仮処分を申請して問題になっている。

ソウル南部地方法院は11月8日、竜山惨事真相究明委と竜山惨事遺族6人、代表 と活動家2人の計8人に対し金碩基空港公社長が申請した「立入禁止および業務、 通行妨害禁止仮処分」の審問期日を知らせ、出席を通知した。金碩基社長は、 11月1日に彼らに対して立入禁止などと共に、違反すれば1回当たり300万ウォン を請求する仮処分を裁判所に申請した。仮処分申請についての審問は13日午前 に行われる。

裁判所の審問期日通知書によれば、竜山遺族などは要求した場所に対する進入、 進入の試み、無断占拠、退去拒否などの出入行為をしてはならない。スピーカー で騒音を発生させる行為などの業務妨害行為、占拠行為など通行に邪魔になる 行為も禁じられる。また、既に設置されている妨害物はすべて撤去し、妨害物 を除去することもできる。

これに対して竜山惨状真相究明委は11月8日に声明書を出し「金碩基は11月5日 の言論懇談会で『遺族と直接会い、哀悼の意向を表明する用意がある」と言っ たが、これが会おううという態度なのか」とし「本当に厚かましい」と糾弾した。

[出処:竜山惨事真相究明委員会]

竜山遺族と真相究明委の関係者は、金碩基前ソウル警察庁長官が韓国空港公社 の社長に任命された10月7日以後、一か月間韓国空港公社の前で金碩基出勤阻止 闘争を行った。

竜山遺族と活動家らは、惨事発生から5年経っても一度も会えない金碩基に会う ため、毎朝空港公社に行ったが、金社長は数十人の私設警備用役や警官を動員 して空港公社への接近を防ぎ、暴力的に引き出した。金碩基社長の就任式後、 約20日間毎日のように竜山遺族と活動家らは腕力で引きずり出され、この過程 でぶつかったり倒れてからだに傷ができたりもした。

しかし金碩基社長は、一方で記者には竜山遺族と会って哀悼の意向を表明する 用意があると言いながら、「正当な」法執行には謝罪できないという二重プレー をしており、遺族の怨念の声を高めている。

竜山惨事真相究明委は「遺族を欺瞞しておいて、今は近付けばただではおかな いと脅迫している」とし「用役暴力と金で遺族を脅迫しても、恨みが極に達し た遺族は絶対屈服しない」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-11-10 05:41:25 / Last modified on 2013-11-10 05:41:25 Copyright: Default

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