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LNJ Logo 韓国:「労働ない政権」に対抗する123周年メーデー
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「労働ない政権」に対抗する123周年メーデー...衝突

「平等な世の中を叫べ」...警察が双竜車焼香所の移動を妨害

チョン・ジェウン記者 2013.05.01 20:01

123周年のメーデーをむかえ、5月1日午後3時にソウル市庁広場で「非正規職の正規職化」、「労働基本権保障」、「社会公共性争奪」を要求する大規模集会が1万5千余人の参加で民主労総が主催して開かれた。

今回のメーデー集会はソウル広場をはじめ、江原、仁川など全国14地域で同時 多発で開かれた。公共輸送連盟、公務員労組、民主一般連盟、サービス連盟、 保健医療労組の5つの民主労総傘下の連盟・労組も午後3時のメーデー本大会に 先立ち、それぞれの懸案問題について集会を開いた後、ソウル広場に集まった。

123周年メーデー集会は「労働のない朴槿恵政権」を糾弾し、メーデーを契機に 労働の社会的な価値と地位を高める目的で開かれた。民主労総はそのために 「労働者権利宣言」を発表し、△公共部門の労働基本権争奪と民主労組強化、 △整理解雇撤廃、解雇者復職、非正規職の正規職化、△公共医療院の廃業を防 ぎ医療公共性・社会公共性強化、△労災死亡処罰法の強化、最低賃金値上げの 現実化、△南北対決中断、対話復旧と平和協定締結を要求した。

▲[写真:チャムセサン キム・ヨンウク記者]

▲[写真:チャムセサン キム・ヨンウク記者]

▲123周年メーデー集会で大会発言するヤン・ソンユン民主労総副委員長[写真:チャムセサン キム・ヨンウク記者]

民主労総をはじめメーデー集会に集まった社会団体、進歩政党などは「労働者 権利宣言」で「世紀を越えた今も労働の権利が脅かされている」とし「労働の 権利を語る瞬間、追い出される覚悟をしなければならない。時には暴力にも耐 えなければならない。家庭も、現場も、どこにも労働者に安全なところはない」 と主張した。

民主労総のヤン・ソンユン副委員長は大会発言で「民主労総の歴史で初めて、 委員長がいない大会を開くことになった点について深い謝罪と反省の言葉を伝 える」とし「互いの差を克服できず、指導部の選出が遅れる状況は、私たち皆 の責任だ。そして私たちの状況は、誰か、何かのせいにして責任を問うほどの 余裕はない」と話した。

彼は続いて「今、民主労総が指導部空白状態の長期化という初の危機を迎えて いるが、民主労総の主人は組合員であり、相変らず進歩民衆陣営を先導しろと いう時代的な役割を与えられている」とし「民主労総は闘争する組織」だと 強調した。

それと共に彼は「万国の労働者で団結しろ、不正と差別に抵抗しろという100年 ほど前の叫びを教訓に、今日の危機と悪材料をむしろ転禍為福の知恵で突破し て跳躍する」とし「今日、全労働者の権利を宣言して、平等な世の中の建設を 叫びつつ、闘争を宣言する」と明らかにした。

全国農民会総連盟のイ・グァンソク議長は「資本は労働者を蹂躙するばかりか 路地商圏の掌握に続いて農業まで飲み込もうと飛びかかっている」とし「来る 5月6日に全国農民大会を開き、大企業の農業進出を防ぐ。勝利する連帯の春に しよう」と声を高めた。

公共輸送連盟のイ・サンム委員長は、公共部門の労働基本権争奪と民営化阻止、 社会公共性争奪のための共同闘争本部を代表して発言し、公共部門の労働者は 6月1日の総力闘争で朴槿恵政府の公共部門政策に対抗すると宣言した。彼は 「公共部門の労働者たちは、基本権と人権を剥奪されている」として「憲法が 保障する労働権も保障されない世の中で、朴槿恵政府の国民大統合、国民幸福 時代は有り得ない」と批判した。

一方、メーデー本大会が終わる頃に、集会の参加者が市庁ソウル広場から100m ほど離れた双竜車大漢門焼香所に追慕に行こうとしたところ、警察がこれを 阻止したため、1時間半程対峙・衝突する状況が行われた。

警察は警察の車両、車壁などを利用して地下道を含む大漢門に通じるすべての 進入路を遮断し「過度な鎮圧作戦」という非難を受けた。これに対し労働者た ちは、双竜車の大規模整理解雇で死んだ24人の労働者とその家族の追慕さえも 妨害するのかと激しく反発した。特に警察が対峙の過程で集会参加者の顔に向 けて催涙液を容赦なく噴射したことは、今後問題になりそうだ。

キム・ジョンウ金属労組双竜車支部長は「あとどれだけ死に、どれだけ道路で 戦えば、私たちが暮らせる世の中になるのかわからない」と吐露した。彼は、 続いて「政府と戦うこともできず、退かざるを得ない現実が嘆かわしいが、道 はたった一つしかない」とし「朴槿恵政府5年間、街頭で新しい世の中を作るた めに闘争しよう」と集会の参加者に訴えた。

彼は続いて「人間が人間らしく生きられず、資本と政権に排除されて死んでい くよりは、いっそ道上で戦って死ぬ道を選びたい」とし「労働者の知恵と力を あわせ、戦線を作って闘争しよう」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-05-02 03:21:41 / Last modified on 2013-05-02 03:21:42 Copyright: Default

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