民主党、文喜相非常対策委体制に...「激しく革新」

セヌリ「民主党、果敢な自己革新努力を」...統合進歩党「労働者の手をしっかり捉えろ」

民主統合党は1月9日午前10時30分、党務委員会・議員総会連席会議で全員一致 で5選の文喜相(ムン・ヒサン)前国会副議長を非常対策委員長に推戴した。開か れたウリ党の党議長と盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領秘書室長、国会副議長など を歴任した文喜相議員を非対委員長に推戴したのは、ひとまず派閥間の対立を 早く縫合し、党を安定して管理するという意志と読める。

文喜相(ムン・ヒサン)非対委員長は推戴後の記者会見で「選挙後、多くの労働者が 相次いで死を選択した」とし「すべては至らないわが民主党のせいだ。また 心から謝罪する」と謝罪をした。

文喜相委員長は「厳重な時期に重大な責任を与えられた。すべての既得権を 捨てて激しく革新する」とし「『絶体絶命・一歩前進』の覚悟で、初めから やり直す姿勢で民主党を変える」と明らかにした。

文委員長は、非常対策委の役割についても「まず、徹底的かつ冷静に、大統領 選挙を評価する」とし「敗北の責任と善悪を問うことも重要だが、何より敗北 の原因と選挙戦略をきちんと分析するほうが重要だ」と明らかにした。

また「新指導部が党の革新と政権継承政党として新しい道を模索できるように しっかり基礎を作る」とし「また朴槿恵(パク・クネ)当選者とセヌリ党が正し い道に進むよう、第一野党の責任も果たす」と付け加えた。

文喜相委員長の推戴をめぐり、セヌリ党は歓迎の意を送った。セヌリ党は論評 で「5選国会議員で国会副議長だった文喜相議員は、豊富な議会生活と、青瓦台 での国政運営の経験を通じ、豊富な経験と知性を積み徳望も備えた方なので、 民主統合党をしっかり率いて行くだろう」とし「民主統合党も文喜相非対委員長 を中心として果敢な自己革新努力を傾けることを望む」と明らかにした。

続いて「セヌリ党も文喜相非対委員長が率いる民主統合党とさらに積極的に対 話し疎通して、国家的懸案を賢く解決する」と明らかにした。

統合進歩党は、文喜相委員長に「労働現場の喪失感と絶望感を取り払うために 野党圏が力と知恵を集めることを期待する」とし「崖っぷちで生きようと闘争 している労働者の手をしっかり捉えるよう、民主統合党が共に立ち向かうこと を希望する」と祝いの言葉を伝えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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