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韓国:キリュンと双龍車の女たちが分けあった『素朴で切迫した夢』
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キリュンと双龍車の女たちが分けあった『素朴で切迫した夢』

キム・ソヨン候補『ワラク』訪問、双竜車家対委と会う

ペク・イルジャ記者 2012.11.20 09:43

非正規職撤廃と民主労組を死守して1895日を闘ったキリュン電子の女たちと、 整理解雇と民主労組を死守して1272日を闘っている双竜自動車の女たちが出会っ た。11月15日午後、労働者民衆の大統領候補のキム・ソヨンは双竜車の『ワラク』 を訪問し、双竜車解雇労働者の家族と話をした。

ワラクは、他の有名人が訪問した時のように厳粛だったり騒がしくなかった。 キム候補が到着する直前まで、ワラクの女たちは編物をして、茶を飲み、ラジ オを聞いて、共に無駄口をたたいていた。ワラク訪問が三回目になる『大統領 候補』という修飾語を除けば、キム・ソヨン候補は闘争現場で見知った人で、 特別なことはない。

[出処:ニュースセル]

家対委:いつも会っていた人がある日突然、大統領候補になって来くるだから、 落ち着かない。でも私たちと違う世界で暮らす遠くの人だという気がしないの で嬉しい(笑)。他の闘争する所で集会する時に一緒に鉢巻きを巻いて、シュプ レヒコールをあげていたキム候補を見れば似たような気がするのではないかと 思う。予備候補に登録して全国の闘争現場をまわる感想は?

キム・ソヨン:今回の闘う労働者大統領選挙闘争は、上から組織されたものでは なく、闘う仲間たちが下から意志と気持ちを集める過程を経た。これまでとは 正反対の過程で組織したわけだ。だから接触面は広くはないが、長所もあるよ うだ。連帯で行った時と違うことはない。現代車非正規職、韓進重工業、全北 高速、タクシーなどで仲間たちとテントで寝たり、出勤闘争も連帯したりした。

キム・ソヨン候補は非正規職闘争の象徴だった。1895日のキリュン闘争で復職 を勝ち取るまでの過程で拘束もされ、94日間ハンストもした。希望バス企画団 と非正規職のない世の中作りネットワーク活動など、彼女を表現するためには 整理解雇・非正規職闘争は欠かせない。労働者大統領立候補の決起大会も 双竜車大漢門焼香所の前だった。

家対委:支部長のハンストは40日に近い。現代車非正規職も『あそこに人が暮ら せるのだろうか』と思うような高い送電塔の狭い空間で、1か月闘争していた。 とても心配だ。こうして命までかけて戦う人々に言いたいことはあるか?

キム・ソヨン:キリュンも高空籠城とハンストなど、命がけで6年戦った。そう して戦えたのは『私たちが正当で正しい』からだった。用役チンピラに殴られ ても、私たちが加害者にされた。闘争を諦めれば、身は気楽になっても、それ では暮らせそうもなかった。偽りが真実に勝つのは変えなければならない。希 望を諦めないことが、戦う当該には『切迫した理由』だ。私が現場で働きたい という素朴な要求が、命をかけても解決しない問題だというのなら、この国は 私たちが暮らせない世の中ではないか。キム・ジョンウ支部長のハンストも、 そうした素朴で切迫した要求だ。多くの仲間たちが引き止めているが、私はハ ンストをやめて戦おうと言えない。『できるところまで、最善を尽くそう』と 言った。命をかけなければ少しも動かない極端な社会がこの社会の姿だ。周辺 で食を絶って戦っているのを見ると、とても胸が痛くて、とても心配になる。 人を救えと、労働者に譲歩と妥協を要求する声もあるが、そんな形で一歩退け ば、私たちの要求は下がり続ける。止める人たちの気持ちはとてもよく分かる が、しかしはやくハンストを終わらせることができるように、もっと外で闘争 して、連帯を組織して共に戦うことが、私たちのすべきことだと考える。

[出処:ニュースセル]

同じ痛みで一緒に戦う人々には分かる。労働者たちの素朴な希望が叶うには、 世の中はとても大きく変わらなければならないということを…命をかけて非正 規職撤廃と民主労組死守で闘った人の話は、響きで伝わる。だから昨年の希望 バスも、多くの人々の自発的な連帯を作り出せたのではないだろうか。

家対委:昨年の韓進重工業希望バスを見て、双竜車の解雇者や家族もとても元気 付けられた。年を越しても解決しない整理解雇の壁を、連帯の拡散で少しずつ 亀裂を入れるという希望を見たためだ。キム・ソヨン候補が希望バスで見つけ ようとした希望は何だったか?

キム・ソヨン:前は当然、誰かからの指針がなくても、自発的に連帯に行った。 キム・シジャ烈士が死んだ時も、誰かに行けと言われた人は誰もいなかったと 思う。みんなが集まって、共に戦ったし、気持ちで連帯した。ところが、ある 瞬間に、指針がなければ動かない状況になってしまった。希望バスは、新しい ものではなく、以前のそんな連帯の気風の復元だ。キム・ジンスクを助けよう という気持ち、そしてそこに整理解雇闘争をしている韓進重工業の仲間たちが いるから、希望バスは整理解雇と非正規職問題に議題を拡張できた。命がけで 戦うその真正性が、多くの人々に通じたのだろう。人々の気持ちを確認して、 触発する契機が希望バスだった。そういうものが希望だと思う。キリュン電子 に民主労組を作った時と、希望バス、私の人生の奇跡の瞬間を選べと言うなら この二回だと言いたい。真心をつくして声をあげ、共に戦えば十分に多くの人 と連帯できる。だから今回の大統領選挙闘争期間に『政治希望バス』も構想している。

キム・ソヨン候補は、ワラクを訪問した三人目の大統領候補だが、候補の中で 双竜車整理解雇闘争に一番先から連帯してきた人でもある。多くの闘争の現場 で連帯してきたし、闘う人々の直接の声が必要だと考えてきた。だから「政権 を変えるためには野党圏連帯をしなければならない」に反対して大統領選挙に 立候補した。

家対委:ある人に『労働者大統領候補が立候補して何が変わる?』と聞かれた。 よくは分からないが、大統領選挙は難しい過程であり、条件だと予想される。 なぜ今の時期に労働者大統領候補に立候補するようになったのか?

キム・ソヨン:初めて民主労働党を作った時から党員だったが、非正規職法を作っ た当事者である国民参与党と合併するというので離党した。野党圏連帯で議席 確保だけに汲々とし、国民の目の高さに合わせるという名目で一緒に闘わなく なったのが、これまでの進歩政党の姿だった。整理解雇闘争で、『整理解雇を なくすのは不可能だから、現実的に判断してこの程度で合意しよう』に押され、 双竜車23人の残念な死を作った。『正規職化が不可能なら、適当に解読の意味 を残そう』と妥協してきたが、問題は解決しなかった。私たちが懸命に戦わな ければ、与党も野党も私たちを振り返ろうともしない。李明博政権は、とても 凶悪なことをしたから『とにかく政権を変えなければならないのではないか』 と言うが、整理解雇と非正規職法を作った当事者は金大中政権と盧武鉉政権だ。 どちらも私たちを代弁してくれない。私たちのような要求をする多くの人々が いるのだということを確認させることが重要だ。大統領候補が闘争事業場に行 く理由は、私たちが激しく戦って社会的な反響を起こしているからだ。今当分 は少し難しいかもしれない。しかし現実に安住せず、未来に備える闘争を作る ことが、私たちの最善の選択でなければならず、闘う労働者大統領候補を立て たのは、それに備える種だと思う。

双竜車闘争にも多くの政治家が行き来して、多くのことを約束したが、闘争は 3年を越えた。キリュン闘争の経験と共に聞かせてくれた進歩政党運動の弊害や 野党圏連帯の実体は、容易に同感できた。

家対委:闘う労働者民衆の大統領候補というスローガンだが、労働者キム・ソヨン が考える労働者政治を話して欲しい。

キム・ソヨン:私が働いていた事業場で御用労組を民主化した時、『労働組合は 解決者ではない。共に戦わなければならない』と言っていた。まさに、それが 労働政治だと考える。数人の政治家が代弁する方式や、ちょっと法律を変える 形では、まともな政治はできない。最も重要なことは戦う力、組織力と意識が 伴わなければならない。価値がよじれた資本主義の社会で、労働中心を正しく 立て直さなければならない。そのためにはこうした問題で戦う、最も苦しんで いる労働者民衆を戦いに立ち上がらせることが重要だ。今のこの社会システム が全てではなく、新しい世の中も可能だという、私たちの価値を具現すれば、 別の世の中を作れると確信している。『団結と連帯が一番重要ではないか』と 言う言葉には同意するが、重要なことは『その団結を、どこで、誰を中心にす るのか』という問題だ。組織された労働者を中心にしたり、既得権を持つ人々 を中心にするではなく、この社会で最も抑圧され、弾圧される人々、闘う人々 を中心に団結しなければ、世の中は変えられない。

期待して票を入れて失望させられ、最善ではないから次善だと騙され続けたの が政治への労働者たちの姿だった。ある人は、大統領選挙で反対するのではなく、 私にも支持する候補があると言えることだけでも嬉しいと言っていた。ある人は、 金も実力もないのに選挙ができるのかと心配した。労働者大統領候補に対する 考えは多様だが、それでも本当の労働者出身大統領候補がいるので、互いの 素朴で切迫した夢を解き放つ場になったようだ。

[出処:ニュースセル]

家対委:当選を目標にせず、可能性も大きくはないが(笑)、宝くじの一等が当た ればどうする?と聞くように聞きたい。本当に大統領になったら、一番最初に何 をしたいのか。

キム・ソヨン:一番最初に整理解雇と非正規職撤廃をしたい。1:99の社会にした 核心は、整理解雇法と非正規職法だ。だからこの問題から始めたい。法律を変 えて解決する問題ではないだろう。法を変えれば資本は別の方法を探すだろう。 事実、97年の前にも資本が破産して工場を出なければならない労働者もいた。 その時は本当に会社が苦しいからだったとすれば、今は整理解雇が単に会社の 利益を増やす方式として使われていることが問題だ。会社はたくさん金を儲け るのに、労働者は解雇される。整理解雇と非正規職法は、資本の立場で作った 法だ。法と制度もどの立場でするのかで違うではないか。私たちの政治は多数 の労働者の立場でするのだ。

「整理解雇と非正規職のない世の中、ヒアリングだけでも良い」、「本当に そんな世の中になれば良い」という言葉が行き来する。最後に家対委1人が頼む。

「小学生の子供がTVに出てきた大統領候補を見て『あの候補は市場で会った人 に笑いながら手を差し出したが、あの候補は無視した。だから私は手を差し出 すあの人が大統領になってほしい』と言っていた。うちの子が大統領がどれく らいすごいのか知らないが、自分なりに大統領候補を判断をした。真心は通じ るはずだ。闘争する人の痛みを知る候補だから、闘う人を最後まで暖かく抱い て一緒にしてほしい」。 (記事提携=ニュースセル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-11-21 14:50:12 / Last modified on 2012-11-21 14:50:14 Copyright: Default

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