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韓国:双竜車聴聞会「何も解決していない」...国政調査を開けるか?
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双竜車聴聞会「何も解決していない」...国政調査を開けるか?

国政調査実施の可否...「セヌリ党議員が今日の約束を忘れなければ」

ソン・ジフン記者 2012.09.21 20:48

双竜車聴聞会が開かれた。街頭でも上映された警察の鎮圧の映像が国会で上映 され、与野党の議員がチョ・ヒョノ前庁長とイ・ユイル双竜自動車代表の責任 を追及した。聴聞会は二回の会議中断を含み、14時間行われた。しかし、長い 聴聞会は終わったが、まだ何も解決していない。

聴聞会では多くの争点についての論駁が行き来した。整理解雇の原因になった 回復方案と構造調整、77日玉砕ストの時に発生した国家暴力、その後発生した 死と心の傷まで。20日の聴聞会で行き来した言葉と、聴聞会で導かれた今後の 課題を整理した。

争点 1. 一瞬で急転した双竜車の資産価値

聴聞会で最も多くの論駁が行き来した部分は、双竜車の構造調整と整理解雇の 原因になったアンジン会計法人とサムジョンKPGMの『会計操作』への追及だった。

双竜自動車の2008年第三四半期の資産評価額は1兆3千億ウォン台だったが、そ れから数か月後の2月に公開されたアンジン会計法人の双竜自動車資産評価額は 8600億ウォンだ。しかししばらく後の3月10日、また韓国鑑定院から約1兆3千億 と資産価値が評価されたし、20日後にはサムジョンKPMGと法定管理人が、また 双竜車の資産価値を8600億ウォンと評価した。一か月で資産価値の評価額が 5千億ウォン上下したわけだ。

殷秀美(ウン・スミ)民主統合党議員は、これを意図的な『会計操作』で『企画 不渡』だと指摘した。資産価値を切下げ、会社の危機状況を演出して、これに より構造調整の正当性を獲得するための『会計操作』だという主張だ。

アンジン会計法人のイサングン専務理事は、アンジンが双竜自動車に資産価値 の減額を提案したと認めた。この資産価値の変化で双竜自動車の負債比率は 561%に急増し、当期純益は282億ウォンの赤字から7千億ウォン台の赤字に急落、 あっという間に法定管理が必要な不良企業になった。

争点 2. 曖昧な出処の表記でデータの信頼度向上

サムジョンKPMGは2009年3月、双竜自動車経営正常化検討報告書を提出するにあ たり、双竜自動車の労働者の生産性はきわめて低いというデータを根拠にした。 HPVで表示される生産性統計で、双竜自動車はライバルメーカーの現代、起亜車 よりも生産性が低いと報告された。サムジョンはこの統計が米国の有名な経営 コンサルト会社のオリバーワイマン社のハーバーリポートの統計だと明らかに している。

しかし実際は、ハーバーリポートには、双竜はもちろん現代、起亜など国内の 自動車会社のHPVについて言及がない。サムジョンが報告書に引用したHPVの数値 は会社が独自に調査報告したデータだ。民主統合党のキム・ギョンヒョプ議員 が提起したこのデータ操作の疑いについて、サムジョンKPMGのユン・チャンギュ 常務理事は、「実務陣のミスで出処表記にミスが発生した」と答えた。しかし 裁判所とマスコミがこの報告書を検討した2009年にはこの数値が世界有数の経営 コンサルタント会社が保障した数値として通用した。

ユン・チャンギュ理事は「出処表記にミスがあっただけで、データの信頼度に 問題があるわけではない」と主張した。しかし、会社が一方的に算出したHPVの 数値であるのに加え、会社は自分たちが算出した数値を基礎に作成された報告書 をまた整理解雇の根拠に利用した。

しかも聴聞会では、HPVの無差別な適用がそのまま労働生産性を示すとはいえな いという指摘も提起された。参考人で聴聞会に出たハンナム大のチョン・ミョ ンギ教授は、「車種と工場のモジュール化の程度、労働者の熟練度によって、 HPVは大きな差が出るので、企業間の単純なHPV比較は説得力がない」と証言した。

結局、サムジョンと双竜車使用者側は説得力のないデータを、信頼度が低い調査 で提示したわけだ。そしてこの『説得力のないデータ』は、構造調整と整理 解雇の根拠として作用した。

[出処:国会放送キャプチャー]

争点 3. チョ・ヒョノ『妄言録』と警察暴力について

民主統合党のチャン・ハナ議員は、写真と動画資料を提示した。2009年の双竜 自動車玉砕ストライキ当時に撮影された資料だ。資料には警察のウサギ狩式の 鎮圧と殴打場面がそのまま含まれていた。労組員にレンガを投げる警察の姿も あった。

しかしチョ・ヒョノ前警察庁長官は「警察の不法な暴力はなく、むしろ労組の 暴力で自分をはじめ警官が傷を負った」と主張した。

チョ・ヒョノ前庁長は「テイザー・ガンを顔に向けて撃ってもいいのか」とい う無所属のシム・サンジョン議員の質問に「狙いがそれた」と答えた。チャン・ ハナ議員が提示した警察のレンガ投擲の写真には「レンガを拾っている場面」 と主張した。

チョ・ヒョノ前庁長は当時、警察は不法暴力を行わず、むしろ77日間、労組に より暴行されてくやしいという立場を固守し続けた。キム・ジョンウ金属労組 双竜自動車支部長は机を叩いて怒りを示した。

民主統合党のハン・ミョンエ議員は当時の強制鎮圧で監獄に行ったり死んだ人々 がいるのだから謝罪すべきではないかと尋ねたが、趙前庁長は「国家のアイデ ンティティに反する」と答えた。結局、当時の鎮圧には問題がなかったという 立場を強調したわけだ。

聴聞会の当日、ハンギョレは警察高位関係者の言葉を借りて当時、労使は合意 目前だったが、趙前庁長はこれを知りつつ鎮圧を強行したと報道した。これが 事実なら、趙前庁長は円満な解決を妨害し、昨今の事態を誘発した主犯と指定 される。当時、労組支部長だったハン・サンギュン前支部長もこれを事実だと 証言した。

しかし趙前庁長は妥結が迫っていたことを知っていたのは「事実」だが「事実 と過程が違う」と証言した。趙前庁長は、「労組が整理解雇完全撤回の主張を 固守したため交渉が決裂した」と主張した。直接交渉のテーブルについたハン 前支部長の証言も認めないわけだ。

チャン・ハナ議員は「チョ・ヒョノ庁長のすべての証言を一つ一つ調べて偽証 を立証し、また国政調査に出席させる」と話した。

チョ・ヒョノ前庁長は、聴聞会に参加した証人を代表し、偽証をしない、偽証 すれば罰を受けると宣誓をした。

争点 4. 参与政府とMB政府、責任はとにかく政府に

セヌリ党の議員を中心として参与政府に対する責任追及の声も高かった。セヌ リ党のチュ・ヨンスン議員は「問題の発端だった上海汽車が入った当時の産業 資源部のチャン・ガニン、民主党のチョン・セギュン議員と、当時の産業銀行 総裁に責任がある」と主張した。

セヌリ党のキム・サンミン議員も「参与政府が上海汽車に特典を与えたため、 この事態が始まった」と話した。キム・サンミン議員は当時の潘基文外交通商部 長官が上海汽車の関係者と会い、「『上海汽車による双竜車への投資に問題が 無いようにする』という盧武鉉前大統領の発言を伝えた」と主張した。キム議員 は、参与政府が特典を与え、上海汽車が技術を流出させ逃げることができ、これを 現政権が幇助して双竜車事態が発生したと話した。

セヌリ党の金聖泰(キム・ソンテ)議員は「参与政府と現政権は、どちらも責任 を避けられない」と話した。金聖泰議員は「上海汽車が双竜車を買収した当時、 社会では全般的に上海汽車が技術流出を目的に入ってくるという憂慮があったが、 参与政府が反対を押し切って上海汽車の双竜車買収を進めた」と主張した。

民主党の議員たちは当時、公企業化と破産、上海汽車の買収などの色々な方案 が議論されたが、セヌリ党の前身であるハンナラ党が『小さな政府』を追求し、 公企業化に極力反対したため、上海汽車の買収が不可避だったと答えた。

しかし与野党の議員はすべて、その大きさを問わず、前政府にも現政権にも、 責任は政府にあるという立場を見せた。原因を提供したのは参与政府だが、 これを幇助して事態を悪化させたのは現政権だということだ。

民主統合党のチャン・ハナ議員は「前政府でも、現政権でも、とにかく政府に 責任があることを認め、責任を負うことが重要だ」と話した。与野党の議員は 公的資金投入と生活安定費用の支援など、政府次元の役割と対策を議論すべき だという立場を見せた。

双竜車問題は、ひとつの事業場だけの問題ではなく、社会全般の労働と人権を 計るバロメーターだという点に与野党の議員は皆が同意したのだ。

[出処:国会放送キャプチャー]

国政調査はできるだろうか

与野党の議員は全員、与野を問わず政府と国会が事態解決に努めるという立場 を明らかにしたが、その代案は全く違っていた。野党の議員は全員『国政調査』 を要求した。一日で終わってしまう聴聞会では、双竜車事態の真相を明らかに することができないというわけだ。キム・ジョンウ双竜車支部長も絶えず国政 調査が必要だと強調した。

実際にこの日の聴聞会にはマヒンドラのコウェンカ社長とパク・ヨンテ前代表 理事は出席しなかった。しかし聴聞会は彼らの出席を強制することができない。 セヌリ党のキム・サンミン議員は、証人の欠席を糾弾した。シム・サンジョン 議員は「インドまで行ってもマヒンドラの関係者と会う」と話した。

国政調査を実施すれば法的拘束力があるので、さらに深い真相調査が可能だ。 双竜車解雇労働者と市民社会はこれまで、聴聞会だけでなく、国政調査を要求 してきた。野党の議員は聴聞会の席上で国政調査開催の合意を要求したが、 セヌリ党の議員は明確な答を出さなかった。申溪輪(シン・ゲリュン)環境労働 委員長は「与野幹事が近日中に合意しろ」と指示した。

聴聞会の前から環境労働委所属の野党議員はセヌリ党に国政調査開催と特別委 の構成を提案していた。しかしセヌリ党の議員は「党論が決定しておらず、 環境労働委には初当選の議員が多く、特別委の構成は難しい」という立場を固守 した。聴聞会でも『持続的な関心』が必要だとしながら、まさに『国政調査』は 言い出すことはなかった。

聴聞会が終わったが、可視的な結果はない。国政調査をはじめ、さらに本格的 な調査と解決の努力がなければ、残り少ない大統領選挙の局面で双竜車事態は 国民の関心から消えかねない。まさに安哲秀(アン・チョルス)教授の大統領選挙 立候補を一日中速報で扱った放送3社のどこも聴聞会を生中継しなかった。

チャン・ハナ議員は「セヌリ党の議員は、今日の持続的な努力という約束を 忘れないでほしい」と話した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-09-23 05:56:29 / Last modified on 2012-09-23 05:56:30 Copyright: Default

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