| 韓国:チョ・ヒョノ、聴聞会で妄言...「労組員の誰も怪我をしていない」 | |
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チョ・ヒョノ、聴聞会で妄言...「当時は労組員の誰も怪我をしていない」「テイザー・ガンはそれて顔に、国家アイデンティティのために遺族に謝罪できない」
ソン・ジフン記者 2012.09.20 20:04
双竜車聴聞会でチョ・ヒョノ前警察庁長官の発言がひんしゅくを買っている。 趙前庁長は質問の要旨と無関係な、とんでもない返事と常識を超えた返事で 責任を回避する態度を取り続けた。趙前庁長のおかしな返事にキム・ジョンウ 双竜車支部長は机を叩いて怒りを表わした。 労組は一人も怪我をしなかった9月20日午後、国会の双竜車聴聞会に出席した趙前庁長は、2009年の双竜車鎮圧 作戦で発生した暴力事態を追及する議員の質問に「当時の鎮圧で警察は約100人 が重軽傷を負ったが、労組員は一人も怪我をしなかったと」主張して、議員と 聴衆のやじを浴びた。それでも趙前庁長は「病院で治療を受けた人員を検討す れば、労組員の負傷者は一人もいないと警察が独自に集計した」という主張を 繰り返した。
[出処:国会放送画面キャプチャー] 当時の言論報道は、労組側負傷者を約300人と集計した。総理室傘下の公職倫理 支援官室の調査でも、労組側の負傷者は100人を上回ると明らかになった。ハン・ サンギュン前支部長は「いくら少なく見積もっても警察の負傷者より二倍は多い 負傷者が発生した」と話した。 趙前庁長の非常識な発言は写真を突きつけても続いた。民主統合党のチャン・ ハナ議員は、当時の警察の『任務記録カード』写真を証拠資料として提示した。 このカードには「工場に出入する外部の人の遮断を使用者側に一任するように」 指示している。また「水と食物などの任意の搬入を遮断するように」している。 チャン・ハナ議員が写真を見せて「労働者を孤立させ、飢えさせて殺すことが 警察のすることか」と趙前庁長を問責すると、趙前庁長は「工場の出入を管理 するのは使用者側の固有の権限だから、任意にこれを妨害して摩擦を起こすな という意味」と答えた。 当時、市民社会団体が閉鎖された工場に食物と水、医療陣を搬入しようとして いた試みは、用役職員によって常に遮られ、警察はこれを看過した。国家人権 委も当時、「双竜自動車労働組合員に行われている警察の飲料水および医薬品 の搬入遮断措置は、国民に対する国家の基本権保護義務に違反する行為」とし、 当時京畿地方警察庁長官だった趙前庁長に消火栓を含む飲料水の供給、医療陣 の出入、座り込み中の労働組合員の中に深刻な疾患を抱えている患者の治療の ための医薬品および生命維持のために必要な食物搬入を認めろという内容の 緊急救済措置を勧告していた。 テイザー・ガンはそれて顔にシム・サンジョン議員は鎮圧当時、警察の人権侵害事項を指摘し「テイザー・ ガンを顔に向けて撃たせるのか」と尋ねた。安全が担保されていない鎮圧装備 のテイザー・ガンの使用と危険性を指摘する質問だった。しかし趙前庁長は 「それた」と返事をして、聴聞会長をざわめかせた。キム・ジョンウ双竜車支 部長は机を叩いた。 趙前庁長は鎮圧当時、警察が人権侵害を続けたという指摘にとぼけ続けた。チャ ン・ハナ議員が警察がレンガを投げている写真を提示すると「レンガを拾って いる」と言い返した。見かねて申溪輪(シン・ゲリュン)議長が、「投げている 場面だ」と指摘すると、今回は「どこに投げているかを調べなければならない」 と答えた。チャン・ハナ議員は怒ったように「同僚の警察に投げるのはかまわ ないということか」と趙前庁長を詰問した。 趙前庁長が指揮した2009年の鎮圧現場は、人権侵害が頻発していた。当時国家 人権委も警察に人権侵害の要素があるとし、強制鎮圧を自制するよう勧告した。 シム・サンジョン議員室が提供した資料によれば、当時鎮圧現場にはテイザー・ ガンをはじめ、近接噴射器、色素噴射器、多目的発射機、ガス分社兼用警棒な どの新しい鎮圧装備が動員されていた。双竜車の鎮圧だけで1154人の警察特殊 部隊が投入された。1154人は2008年から2012年までの5年間、集会現場に投入さ れた警察特殊部隊の延べ人数2148人の54%に達する数値だ。 民主統合党のハン・ミョンエ議員が「強制鎮圧により怪我をした労働者が監獄 に行ったり亡くなっている」とし「謝罪すべきだ」と要求すると、趙前庁長は 「国家のアイデンティティに望ましくない」と答えた。趙前庁長のこのような 発言に、チャン・ハナ議員は「公職者として恥ずかしいと思え」と一喝した。
▲チャン・ハナ議員が提示したレンガ投げる警察写真[出処:メディア忠清] 青瓦台によく見られたかったのか趙前庁長の無理な作戦は、実行段階から無理があった。当時、警察庁長官だった カン・ヒラク、チョン・ギョンチョル庁長は、無理な鎮圧作戦を進めるなという 指示を与えていた。しかし京畿地方警察庁長官だった趙前庁長が、カン・ヒラク 庁長を経ず青瓦台に『直報告』して警察庁長官の命令を翻意させたのだ。 無所属のシム・サンジョン議員は「カン・ヒラク前庁長は、危険なので作戦を 中断しろと命令したのに、青瓦台に直報告して、1時間後に作戦を翻意させた」 とし「これがどこの国の位階秩序か」と趙前庁長を詰問した。シム議員は続い て「青瓦台によく見られたくて命令に逆らって強制鎮圧をした」と趙前庁長に 鋭く言い放った。 民主統合党の韓貞愛(ハン・ジョンエ)議員も「当時、双竜車の労使は水面下の 交渉で妥結が近づいていて、カン前庁長自分も妥結を確信していたのに、それ を無視して本人の独断で鎮圧をした」と批判した。 趙前庁長は4月にある言論とのインタビューで、「カン庁長が入るなと言ったが、 入るべきと判断したし、確信があってカン庁長を飛ばして大統領に報告した」 と述懐した。 趙前庁長が妥結が近いのに、強制鎮圧をしたという主張は、20日付ハンギョレ が報道した。ハンギョレは警察の高位関係者の証言を引用し、当時双竜自動車 が警察の仲裁で労使間交渉の妥結が近づいていたが、チョ・ヒョノ前庁長がこ れを知りつつ強制鎮圧を強行したと報道した。 聴聞会に出席したハン・サンギュン前金属労組双竜車支部長も「実質的に整理 解雇を避ける方法に近づき、円満な合意の期待があった」と述べ、「しかし 『見られない手』によりすべてが無視された」と述懐した。 趙前庁長はこれについて「嘘」だと極力否認した。趙前庁長は「事実と過程が 全く違う」と主張し「労組が一人の整理解雇者も認められないと粘ったために 交渉が決裂した」と主張した。しかし趙前庁長は「交渉の妥結が近かったのを 知っていたか」という韓貞愛議員の質問には「事実」と証言した。 結局、労使間の交渉妥結が差し迫っていたことを知った上部が危険な強制鎮圧 の禁止を命令したのに、趙前庁長の独断が強制鎮圧を強行したのだ。 チョ・ヒョノ警察庁長官のこうした発言は、聴聞会を生中継で見ていたネチズ ンにより、急速に広がっている。SNSには趙前庁長の『妄言』がひっきりなしに 書き込まれている。ネチズンの「チョ・ヒョノを刑事処罰しろ」とか、彼を 『人間白丁』と呼び、怒りを表現している。 07時現在、聴聞会は休会に入り、09時に再開される。チョ・ヒョノ前庁長が またどんな『妄言』を吐き出すのか、耳目が汝矣島に集中している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-09-21 09:13:11 / Last modified on 2012-09-21 09:13:12 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ | |