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イ・ソッキ、キム・ジェヨン除名推進、セヌリ-民主が合意...野合の議論

民主、「当初の立場の通り自主辞退を強調した」...キム・ヒョンテ、ムン・テソン問題なく、真正性にも疑い

キム・ヨンウク記者 2012.06.29 20:36

6月29日、セヌリ党と民主統合党が19代国会の院構成交渉の結果として出された 『比例不正競選関連統合進歩党イ・ソッキ、キム・ジェヨン議員資格審査案 共同発議』の合意が統合進歩党旧党権派の政治的犠牲化にさらに力を与えている。

前の4.11総選挙から2か月半、統合進歩党比例代表の不正競選の議論で進歩政治 の主流勢力が見せた覇権的な態度は、従北議論で勢いをつけた保守与党に餌を 提供した形になり、その傷は進歩運動全体が受けた。統合進歩党の内紛は保守 勢力が作った従北主義フレームとは無関係に、進歩運動勢力全体を嫌悪と嘲弄 の対象にした。

進歩の嫌悪と嘲弄の世論で勢いが付いたセヌリ党の野党圏連帯突破の攻勢と、 大統領選挙局面への影響に戦々恐々とする民主党の合同作品が、イ・ソッキ、 キム・ジェヨン資格審査案共同発議と見られる。

共同発議案合意には、不正選挙という形容詞が入ったが、外見だけをれば巨大 保守政治勢力と自由主義政治勢力が、進歩政治家を無欠点国会から排除し、 自分たちは民主主義の問題から自由な勢力であることを証明する形になった。

しかし今回の合意は親族の性暴行の疑惑や論文盗作疑惑を受けているキム・ヒョ ンテ、ムン・テソン議員の問題がなく、旧党権派の政治犠牲化の主張にさらに 力を貸している。

また民主党がセヌリ党の攻勢に押されて合意をしたという印象が大きく残され、 二人の議員が保守勢力による政治的な犠牲として描かれる余地はさらに大きく なった。この合意は事実上、法院の判決などを前提にしなければ実際に実行で きるのかも不透明な状態で、実効性の議論もある。政治的野合の産物だという 評価が出てくる理由だ。

イ・ソッキ議員は29日、両党の合意をめぐり「汝矣島政治はこういうものかと 思う」とし「本質は、セヌリ党の左右思想攻撃にパク・チウォン院内代表が屈 したといえる」と明らかにした。

旧党権派のキム・ミヒ議員も「イ・ハング、パク・チウォン院内代表は実体的、 法的な根拠もなく、政治的な野合で二人の議員を資格審査に回付している」と し「まさに懲戒すべき弟嫁への性暴力の議論があるキム・ヒョンテ議員、論文 盗作の議論があるムン・テソン議員は取り上げず、資格審査を受ける理由がな いイ・ソッキ、キム・ジェヨン議員をまな板にのせて何をするのか」と非難した。

今回の合意はまた、統合進歩党が革新非常対策委を中心に2月ほど激しく攻防を 展開し、自主的に解決する試みをこっけいなものにした。

これを意識した民主党は論評を通じ「今回の文案は民主統合党の当初の立場の ように、自主辞退や党次元の辞任措置がなければ、国会倫理委での資格審査の 手続きを進めることができるという党の本来の立場を確認しただけ」と、拡大 解釈を警戒した。

また「一番良い方法は、イ・ソッキ、キム・ジェヨン二人の議員が辞任して、 政治的な責任を明確にすることで、そうしなければ資格審査という手続きが 稼動することもあるというのが、院内代表の合意で再確認されたにすぎない」 と再度強調した。

しかし統合進歩党は二人の議員の辞任を推進した革新非常対策委も、除名手続 きに入ることに反対した。

革新非常対策委のイ・ジョンミ報道担当者は「まさに統合進歩党の問題を私た ちの立場とは無関係に決めたことに強い遺憾を示し、両党は統合進歩党の自浄 努力を尊重することを望む」と遺憾を表わした。

姜基甲(カン・ギカプ)党代表候補選挙本部も「わが党の自主的な整理の過程、 自浄能力で解決する」とし「特にセヌリ党の従北色論の政治的な手段として 利用されてはいけないという点を民主統合党に強く喚起する」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-01 23:13:13 / Last modified on 2012-07-01 23:13:17 Copyright: Default

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