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韓国:[4信]『希望と連帯の日』コルト座込場で終了
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『希望と連帯の日』コルト座込場で終了

[4信] 「どこかで見守る人々の生きる力になれば」

ニュースセル、チャムセサン合同取材チーム 2012.06.17 02:27

[4信] 『希望と連帯の日』コルト座込場で仕上げ

「どこかで見守る人々の生きる力になれば」

希望と連帯の日はコルトで終わった。

イベント二日目、希望と連帯の日の参加者250人は行進が予定されていた6月16日 の早朝、用役投入で衝突があった富平のコルト座込場へと向かった。本来予定 されていた大漢門前での『集会の自由、連帯の権利のための行動宣言』イベント ではなく、直接行動する連帯を選択した。

▲コルト座込場で文化祭を行っている「希望と連帯の日」の参加者[出処:ツイッター@cbhopebus85]

6月17日午前9時頃、富平コルト座込場に向かった参加者は、コルトの座込場で 文化祭を開きコルト-コルテック闘争に連帯することを約束した。文化祭の舞台 に上がった韓進重工業家族対策委は「今ごろになって訪ねてきて申し訳ない」 と涙を見せた。韓進家対委は「私たちは、希望バスの力で(闘争の困難を)解決 できたのに、これほど長い間、苦しい戦いをしてきた仲間のところに来るのが とても遅くなった」とし、言葉をつなげず参加者を粛然とさせた。

コルト・コルテック組合員のバンド『コルバン』の演奏も続いた。『コルバン』 は、コルト-コルテックの解雇労働者が結成したバンドで、全国各地の長期闘争 事業場で演奏しながら連帯している。

▲文化祭で公演するコルバン[出処:ツイッター@soonki1958]

文化祭の間、使用者側が警察に申告した撤去執行の申告が取り消しされたという ニュースが伝えられ、文化祭の雰囲気はさらに熱くなった。

コルテック支会のイ・イングン支会長は、「暑い天気の中、易しくない行進を して、夜中ずっと徹夜して、また遠いコルトに駆け付けた仲間たちの連帯が、 非常に有難く、うれしい」とし、「コルト-コルテックの闘争は、私たちだけの 孤立した闘争ではなく、皆が連帯する闘争だということを感じて、また力が 湧いてきた」と話した。

午前10時頃に終わった文化祭を最後に、『希望と連帯の日』のイベントも すべて終わった。

『希望と連帯の日』を準備したソン・ギョンドン詩人は、「さまざまな人々が 集まって、こんなに素晴らしい心を見せてくれたことに何よりも感謝する」と し、「素朴に思われるかも知れないが、ただ23番目の死だけはいけないという 気持ちで始めた」と語った。続いて彼は「どこかでこの戦いを見守っている人々 が、これを通じて生きる力を得て、戦い抜くことを願う」と話した。ソン詩人 はまた「双竜車問題は単に一つの事業場の問題ではなく、この社会が自分たち の問題として、非正規職、整理解雇問題を受け入れるべき問題」とし、連帯と 参加の重要性を力説した。

ソン・ギョンドン詩人は続いて「チャムセサンや京郷新聞といった報道機関と、 国会議員と政党、社会団体の代表が共にする平和的なイベントを企画して努力 したのに、警察は納得できない理由でイベントを認めず妨害した」と主張した。 彼は「警察庁と何度も協議して議論したのにこんな結果になったのは、警察庁 の意というより、さらに上が社会的連帯、双竜車に代弁される整理解雇問題の 戦線が拡張することを恐れたためと思う」と主張した。

『希望と連帯の日』イベントを最後に、双竜車問題の解決のため『汎国民行動 週間』はすべて終わった。しかし、双竜車氾国民対策委は今後も大漢門焼香所 を守り、連帯を拡張し、『時代を問う』講演などを通じ、大衆と対話する闘争 を続ける計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-17 18:54:03 / Last modified on 2012-06-17 18:54:19 Copyright: Default

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