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李正姫、国民より党員の方をまとめろ...党権派が実力行使

全国委が混乱、不正選挙報告書の信頼性と比例当選者の辞任をめぐり激突

キム・ヨンウク記者 2012.05.05 18:38

統合進歩党不正選挙真相調査の結果に対する後続措置を議論した全国運営委員会 が混乱に陥った。議長を引き受けた李正姫(イ・ジョンヒ)共同代表の退場後、 柳時敏(ユ・シミン)共同代表が議事棒を引き継いで刷新案議決を強行し、 党権派系列の党員と学生70人ほどがこれを防ぐために実力行使をした。

▲統合進歩党全国運営委員会が一部党員の実力行使で混乱に陥った。

統合進歩党全国運営委員会は、5月4日の午後2時から国会で行われた17時間程の マラソン会議で、会議の中断と再開を繰り返して進められた。5日の朝7時に李 正姫代表が会議場から退場すると、全国運営委は党権派の実力行使を避け、新 しい場所で再開しようとしたが、党権派が新会議場への進入を封鎖したことで この日の正午になっても開けなかった。何よりも会議で李正姫代表が党権派の 会議妨害を黙認し、不正選挙事態のすべての責任をチョ・ジュノ真相調査委員長 に押し付けたことで、今後の統合進歩党内の紛糾につながりそうだ。

この日の全国運営委には、党権派の京畿東部連合派閥の中心的な党員5〜6人が 傍聴し、彼らに同調する党員の悪口と叫び、実力行使で会議は何回も中断した。 主に罵声を投げ、会議妨害を主導した党権派系列の党員は、民主労総京畿本部 出身の一部の幹部で、京畿道を根拠地とする日雇い建設職労組員も眼に付いた。

柳時敏(ユ・シミン)代表は、5日午後3時に国会議員会館128号で会議を再開しよ うとしたが、党権派の党員が議員会館の入口を封鎖したため、結局電子会議で 残された案件を処理すると明らかにした。

会議が混乱して封鎖された後、非党権派系列のある運営委員は、「われわれは 党権派に権力をよこせと言っているのではない。国民の目の高さに合わせて、 すべてが共に責任を負い、共に党をたてていこうということ」とし「党権派が あのように(実力行使に)動くとは本当に考えていなかった」と舌を巻いた。

統合進歩党全国運営委は、比例代表不正選挙真相調査報告案件について12時間 ほどの質疑応答と討論を続け、暴露戦の様相になった。李正姫代表をはじめ、 党権派運営委員はチョ・ジュノ代表が発表した真相調査報告書の不良問題と、 調査委員の政治的不公正を指摘し、チョ・ジュノ代表の謝罪と再調査を要求した。

だが非党権派の運営委員は報告書が時間と捜査権、人員などの限界で、一部に 誤った例が入っていても、総体的な不良と不正の問題については競選比例代表 候補全員の辞任と非常対策委構成で、国民に刷新の態度を見せるべきだと案件 通過を要求した。

会議を始めてから17時間後の5日午前7時に柳時敏代表が非党権派運営委員によ る現場発議案の処理を試みると、党権派系列の70人ほどの党員が会議の進行を 不可能にした。この日提出された現場発議案は、△共同代表団が早急に事態を 収拾した後、12日の中央委員会報告の後に総辞職、△比例代表選出競争名簿の 当選者・候補者全員が総辞職、△選挙管理業務を正しく遂行しなかった関連者 全員を党紀委員会に回付、△次期中央委員会で革新非常対策委員会を構成、 △党憲党規の制定、選挙管理委員会の構成、選挙システムの構築など用意し、 新指導部を選出した後に解散、△非常対策委員会構成に関して全国運営委員会 で推薦、中央委員会承認だ。

李正姫が直接、一部の不良事項を調査、暴露

この日の全国運営委は、真相報告書の質疑応答から鋭く対立した。アン・ドン ソプ運営委員は、「選挙の過程で不良や不正がないとは考えない。しかし不良 と不正にどう対するかを見なければならない」とし「不正にもさまざまがある。 老いた母のインターネット投票を助ける息子が候補を推薦することは形式的に 見れば不正の余地がある。母がマウスを押せずに、代わりに息子が押せば代理 投票だ。それでも私たちの良心に基づいて、それは不正とは見ない。悪意的・ 意図的に不正選挙を行ったとすれば、それは深刻な問題になるが、不正を見る 視角もさまざまだ」と反論した。

李正姫代表は「選挙が不十分だったということは否定しない。重い責任を負わ なければならない」が、「ただし、不正があったという現場投票で提示された 事例は、まともに調査されなかった」と強調し、不良捜査が疑われる事例を 細かく数え上げ、多くの時間を消耗した。

李代表はまず、「報告書18ページの現場投票者数の不一致582人の問題は、 すでに選管委委員長が知り、選挙人名簿基準ですべて無効処理をしたのに 疑惑として残された。調査がきちんと行われたのか」と反問した。

李正姫代表はまた「報告書23ページの1人単独開票問題も、この人が誰なのかを 直接探してみた。蔚山市党のソ・ジウォン氏1人が一人で開票したとなっていた が、理解できなかった。電話して尋ねた。真相調査については、一度も党から 電話を受けていないという。蔚山市党の全経連幹事と共に開票をしたがチョン・ ギョンヨン幹事のサインを受けられなかったという。もちろん不十分だ。共に 開票したらサインをするべきだった。ここで4枚開票した。共に開票を見ていた 人もいる。1人開票ではなかった」と反論した。

李代表は続いて「他の件も、調査が確実なのか気になった。31ページの選管委 協力幹事ソ・ジウォンの不正操作の事例も、ソ・ジウォンが投票用紙の部分は 本人の名前だときちんと書いて、書き方が違うと見られたのだ。二つとも本人 の文字だという。誰がソ・ジウォンを不正を操作した人にしたのか。電話一通 すれば分かる」と声を高めた。

李正姫代表の声が高まると、学生党員と党権派系列の傍聴者たちが「なぜ真実 を防ぐか」、「電話一通でわかる問題なのに党員に疑惑を提起するのか?」、 「チョ・ジュノは謝罪しろ」、「言論に訂正報道を要求しろ。真相調査委が 確認もせず、誤った報道を出させた」といっせいに大声を出した。

ウ・ウィヨン、「真相調査報告書は特定候補の中傷謀略の悪意的文書」

ウ・ウィヨン委員も「皆さんは常識的で合理的、国民の目の高さで判断してい ない。10時間以上の報告書質疑応答の結果は、真相調査報告書が天安艦報告書 のようにつぎはぎであることがわかった」とし「調査は事実ではなく、不誠実 な調査が入っていて、疑惑しか提起していない。真相調査報告書ではなくて、 真相操作報告書」だと強く非難した。

ウ・ウィヨン委員は「そんな報告書で党を総体的不正選挙党と烙印を押して、 党員を侮辱し、無差別に冒とくしている」とし「不良調査の責任も負わずに隠 して覆った。その不良調査で特定候補を中傷謀略する悪意的で政略的な文書」 と声を高めた。

▲全国運営委で議長職を辞任して退場する李正姫代表

ウ・ウィヨン委員は続いて「チョ・ジュノ代表は、こうした報告書を手続きを 無視し、言論発表を強行した。なぜそんなに無謀で非常識で、党員が望まない 行動をしたのか、相変らず疑問だ。こんな天安艦報告書のようなつぎはぎ文書 を、野党政治家の被疑事実を検察が公表するように言論に流し、魔女狩りをし て害党行為をした人がチョ・ジュノ真相調査委員長だ。容認できない」と猛烈 な非難を浴びせた。

また「チョ・ジュノ委員長が今からでもこのつぎはぎ真相調査報告書を認め、 不良調査を謝罪して、党員を冒とくして名誉を傷つけ、犯罪者扱いした行為に 許しを乞わなければならない。国民にこの報告書がつぎはぎであることを認め、 党をこんな状態にしたことを謝罪しろ」と要求した。

ウ委員は「指導部は党を早く正常化するべきだ。今、指導部の辞任は、巧妙な 政治的な発言だ。共同代表団の任務は非常対策委の構成ではなく、党代表選挙 日程をきちんと確定することだ。非常対策委を構成しようという現場発議の 議題は、党正常化の過程に障害を造成する無責任で反党的な行動だ。党員と党の 精神と原則に対する宣戦布告に近い、つぎはぎ後続措置の件は、直ちに廃棄 すべきだ。歴史的に廃棄される」と要求した。

キム・チャンヒョン、「くやしいが公職選挙法精神」

しかしキム・チャンヒョン委員は、「多くの方が悔しがっている。私も悔しい。 総体的不正という報告書は驚きに耐えない。すっかり不正投票をする党になっ てしまったのでみじめだった」が、「しかし過去の慣行でも多様な不正の方式 が存在し、選挙管理不良が存在した。ある者は、それが当落を決定するもので もなく、順位が変わる事案ではないとし、悔しいと表現をしたりもした。だが 公職選挙法を見れば、そのようなケースは多い。小さな供応行為が当落に支障 しなくても、議員職を剥奪されることはよくある。公職選挙法の精神でもある」 と説明した。

キム委員は続いて「われわれは、大統領選挙の投票区で、不正選挙がいくつか 発見されれば投票箱を襲って守り、選挙全体が無効だと言って再投票を叫ぶ」 とし「数百万票で負けても、その投票箱の結果が全く当落に影響しなくても、 われわれはその投票箱で選挙全体に疑問を投げる。われわれはそう生きてきた」 と強調した。また「同一IPで多くの投票があったが、全国の多くの地域党員が そのIPで投票をした。それは不正代理投票だ」と付け加えた。

彼はまた「オフラインでは事実上、あちこちで数えきれないほどの代理投票の 資料が発見された。インターネット投票システムのソースコードが何度も開か れたが、選管委の指示ではなかった。避けられない事実だ。くやしくても認め、 叱られなければならない時」とし「いくら悔しくても、民主主義の一般原則と 道徳的正当性を国民の目の高さで見て行かなければならない。現在、わが党の 政治はとても多くの傷を負い、正当性を失っている。より厳格に私たち自身が 処罰して、問題を解決して行く時だ」と話した。

パク・サンチョル運営委員も「進歩政党の最高の価値は道徳性」とし「セヌリ 党がこんなことをすれば、私たちが大騷ぎをしただろう。われわれはこの真相 報告書を見て、強く自省しなければならない」と要求した。パク委員は「すで に明らかになったことだけでも恥ずかしくて、顔を上げられない心境だ。民主 労総の組合員は、これが進歩党なのかと大騒ぎだ」とし「選管委員長が、10%で 不正なのかという安易な考え方をしていたから、不正が発生した。真相調査 報告書だけでも、私は人々の前で顔を上げられない」と反論した。

イ・ガンチョル、「報告書のミスをつついて覆える問題ではない」

イ・ガンチョル委員は「私も小さな言葉尻を捉え、真相報告書が無効だと言い たい心情だ。われわれはこんな生き方はしてこなかったし、報告書を否定した い。手で空を分けたい」が「操作をしようがどうだろうが、私たちがどう感じ るのかとは無関係に、途方も無い不正選挙」と認めた。

イ委員は「オフライン選管委規定違反が12種類というのが小さなことか」とし 「これは総体的な不正選挙だ。この懸案は選管委が操作をしなくても、この懸案 だけで国民にとって党の存立問題だ」と強調した。

彼はまた「この不正事例について国民に対し、いかに早く責任を持って答える のかという問題がある」とし「鎌で取り除くものを鋤で取り除くようになる。 特定政派の問題ではない。党を救うための、国民の目の高さの責任だ。報告書 の他の枝葉的な問題では覆えない事実だ」と声を高めた。

ユン・グムスンに比例8番、11番、13番候補職が辞任を宣言

この日の午前、ユン・グムスン比例1番当選者の辞任以後、残りの競選比例候補 の辞任宣言が続いた。激論が行き来する間、まず比例競選問題を提起した比例 8番の李永煕(イ・ヨンヒ)委員が「この程度の真相調査報告書なら、無限責任を 負わなければならない。私も決断にとても時間がかかり苦しかった。今日この 時間から、比例候補職を辞任する。私たちがこの時間をのがしてはいけない。 快く心を無にして、この決定に従う」と述べた。

比例候補13番のユン・ダンシル委員も、「事態をここまでした選管委は遺憾だ。 なぜこんな選挙にしたのか」とし「私たちの中で誰の方が悪いというような ささいで小さな問題ではない。今日、現場発議された後続措置を全国運営委が 政治的な責任を取り、競争部門比例代表全員の総辞職を決定するのが正しい」 と候補職辞退の意志を明らかにした。

比例11番のナ・スンジャ候補も、ユ・ジヒョン委員を通じ、辞任の意思を明ら かにした。ユ・ジヒョン委員は、「保健医療労組組織の代表としてナ・スンジャ 11番候補も辞任するといわれた言葉を伝える」とし「これが国民と党員の目の 高さだ。本当にそれでも進歩は解決方式ではないということを決めなければな らない。何か一つでも守ろうとすれば死ぬ、すべてを捨てなければ、わが党は 助からない」と要求した。

李正姫、「チョ・ジュノ代表、まず党員に謝罪を」
柳時敏、「捨ててこそ救われる」

非党権派側比例当選者と候補の連鎖辞任にも、党権派の委員はキム・ジェヨン、 イ・ソッキ当選者の辞任要求決議案を含む現場発議の棄却を要求した。李正姫 代表は、午前二時を越えても採決に反対し、質疑応答を続けた。

李正姫代表は、「この問題を採決で処理すれば、党の進路に対してどの程度、 肯定的な決定として作用するのか、私自身、とても不安だ」とし「まず、真相 報告書の不良を認め、侮辱された党員に対し包括的でもチョ・ジュノ委員長が 謝罪しなければならない。そして6月3日の党職選挙に全国運営委員の力を合わ せることで、党が困難に陥っても再起できることを見せなければならない。 この状況で採決すれば、とても傷が大きくなる」と反発した。

イ・ヘソン委員は「こうして緋文字のレッテルを付け、操作の主犯の可能性が 濃い報告書が採択され、総辞職が決定されれば、党の将来が心配だ」として 「今現在わかったことで総辞職要求を受け入れろというような調子では同意で きない。この案件を棄却してくれ。収めてほしい。この報告書による辞任には 同意できない」と案件差し戻しを要請した。

柳時敏(ユ・シミン)代表は採決処理の問題について「採決が党にとって良いこ となのか悩んだ。個人的に心配だが期待もある」とし「党は危機に直面してい る、国民に捨てられる状況だ。経緯がどうであれ、党に責任を持つ方々が手放 さなければならない。捨てなければならない。捨てなければ、共に生き返る道 はない」と強調した。

柳時敏代表は「李正姫代表とともに主導的に党を率いた人たちが革新のための 非常対策委構成に反対する悲しい現実が遺憾だ」とし「未来が不透明で、党を 惜しむ気持ちはよく分かる。一般的に申し上げれば、今まで責任を引き受けて きた方々がその責任から離れることで、新しい革新になることができる」と 案件の処理を要求した。

ユン・グムスン、「国民の前に辞任を決定しなければ皆死ぬ」

この日午前、当選職を下りたユン・グムスン委員は、「辞任を拒否するところ には、私欲がある。真に党のためなら決心して辞任するべきだ」とし「時間が かかるほど、党は存立基盤を失い、党員は離れる。骨を削る気持ちで朝までに この決定を国民の前に出さなければ、共に死ぬ。はやく決めてほしい」と要求 した。

姜基甲(カン・ギカプ)委員も「政治は塞翁の馬だ。自分の寡欲を捨てなければ ならない。これをさらに引きずれば、党は回復できない瀕死状態に行く」とし 「李正姫議長は、放棄する時は放棄して、死ぬ時は死ななければならず、手を 下ろす時は下ろさなければならない。それが統合進歩党の新芽を出し、回復 させる勇断だ。切にお願いする」と訴えた。

だがチョン・ヒソン委員は「いくら議題を見なおしても、党憲改正事項」とし 「これの処理を続けるというのは心中煮えくり返る」と反論した。

李正姫代表も「組織的不正だと判断されるのを目撃して、国民の前に申し訳な いと話すように、党員対象報告書に不良があり、事実関係を歪曲し、侮辱した 部分があれば、党員に謝れば良い。それが党員名誉回復で最初にすること」と し「党員にもその言葉が必要だ。そうすれば、他の代案の議論も早い時間内に 可能だ」とチョ・ジュノ代表の謝罪を要求し続けた。

▲会議が混乱し、会議場から出るチョ・ジュノ、柳時敏、シム・サンジョン代表

李正姫「刷新より党員をまとめることが先」

限りない論争を続ける党権派と非党権派は、会議の中断と再開を繰り返して、 午前5時15分、1時間30分ほど会議を中断して最終折衝を試み、7時に会議を再開 した。しかし李正姫代表は身上発言後に議事棒を置いて会議場から退場した。

李正姫代表は「世論の攻勢で苦しい状況をどう突破するかという点で、誤りを すべて明らかにしても、党員ひとりひとりを尊く思うことが必要だと思う」と し「国民の前に謝ること、党員を大切に感じることの二つとも、私には矛盾し ない。不十分な真相調査で過度に不正行為者にされた方々に対して、心からの 謝罪が必要だ」と再度強調した。

李代表はまた、「今日、現場発議された案件は、今日の全国運営委では決定で きない問題だ。党憲を守る努力が最善だと思う」とし、党憲と党員の取りまと めを強調した。

李正姫代表は、「私が議長として今日の会議で聞きたかったチョ・ジュノ代表 の心からの謝罪と、明らかな指導部選出の約束が、この案件のために保障され なくなった」とし、すぐ会議場を退場し会議場近くのエレベーターに乗った。

李正姫代表が退場し、柳時敏代表が「いつも李正姫代表がいなければ私が会議 を主宰してきた」とし、全国運営委議長職を引き継いだ。

チョ・ジュノ、李正姫が要求した謝罪を受け入れ...「大きい傷に陳謝、共に克服しよう」

李正姫代表の退場について、シム・サンジョン代表は「李正姫代表が要求した 謝罪の部分は、二人の代表と相談した結果、とにかく真相調査報告書で例示さ れた部分は、一部に不十分な点があり、党員を傷つけた事例が確認された。そ の部分について謝罪するのが良いと判断した」とし「非常対策委設置の問題は できるだけ時間を短縮しなければならないが、今比例選挙で使った選挙システ ム自体が総体的な不良で苦しんでいるので、安全に管理されるシステム整備の ための物理的な時間が必要だ。非常対策委の期間を6月末頃にしよう」と提案した。

続いてチョ・ジュノ共同代表は「証拠資料の例示過程で数人の党員同志がきわ めて大きな傷を受けたと考え、後続措置を明白に補完しなければならない」と し「その意味で、非常に申し訳ない。今回のことを契機にわが党が二度とこの ような選挙関連の行政的手続きと執行問題での不祥事を起こさないよう努力し 共に克服に力をあわせてくれれば、私もそれに力を貸す」と謝罪した。

チョ・ジュノ代表の謝罪が終わり、柳時敏代表は現場発議案の修正同意案を受 け、賛否討論の手続きに突入した。

現場発議案の反対討論に立ったチョン・ヒソン委員は「手続き上、深刻な問題 がある。今日処理する議案の出発点は、真相報告書に基づいている」とし、 「国民の目の高さ合わせる結果なら、少なくとも党員に直接問うべきだ。全国 運営委は、党員が決めた候補の辞任を決めてはいけない。この議題はそもそも 上程してはいけない」と反対した。

チョン・ヒソン委員の強い反対発言に、学生と党権派系列の傍聴者がいっせい に拍手し「やめてくれ。党員が決める党員総投票でしてくれ」と叫んだ。

これ以上の会議進行を妨害すれば、傍聴者を会議場から出すと決めた柳時敏 代表がこれを実行すると、党権派系列の党員と学生は「チョ・ジュノ、あなたは 刑事処罰に値する」、「全国の党員が見ている」、「運営委を解散しろ」、 「比例が不正なら、そのシステムを利用した地方区当選者もみんな不正だ。 比例職も地方区もみんな辞任しろ」、「4年前に覇権だ、従北だと言って、 今度は覇権と不正だというのか!」等の叫びと悪口をあびせた。

そのために10分間会議を中断した後、会議を再開したが、ウ・ウィヨン委員が 反対討論を申請し「採決をしてはいけない。今日の案件は党憲違反だ。採決を 中断して、ここで散会しなければならない」と要求した。

会議場は、乱入した党権派系列の党員の叫びと悪口で、これ以上の会議の進行 が難しい状況になった。柳時敏代表は午前8時30分に「ひとまず会議を中断して 他の場所で会議をしよう」と言って議事棒をたたいた。

党権派系列の党員は会議場から出るチョ・ジュノ代表に対し「朝鮮・中央・東亜 に党員を売り飛ばした」と非難を浴びせた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-05-06 03:04:07 / Last modified on 2012-05-06 03:04:23 Copyright: Default

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