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インドで1億の労働者が新自由主義阻止ゼネスト

史上初の共同ゼネスト...雇用創出、最低賃金引き上げなど十大要求

チョン・ウニ記者 2013.02.28 18:19

1億人のインド労働者たちが、政府の新自由主義改革措置に反対し、48時間の ゼネストを断行した。今回のゼネストには、インドでは初めてすべての労働 組合が参加し、インドの労働者階級にとって歴史的な瞬間であり、世界の 歴史で最大のゼネラル・ストライキの一つと評価されている。

2月26日、イコールタイムズなどによれば、2月20日と21日の二日間、インドの 労働者1億人が政府の「反民衆的で、反労働者的な」新自由主義政策に反対して ゼネストに突入した。石油、銀行、保健と通信部門の労働者は100%近い参加率 を示した。鉱山、運送、保健、農業、大衆交通部門の労働者と未組織労働者も ストライキをした。多国籍企業で働く労働者も路上で連帯ストライキを行った。 このためにに、多くの地域で市場、商店、官公庁、学校、銀行、保険会社が 営業を停止した。

[出処:http://www.equaltimes.org画面キャプチャー]

労働者たちは、ストライキで天井知らずのインフレと優良公企業の私有化、そして 労働法現実化のための政府の意志の不足を批判した。政府与党に近いインド 労働組合連合(ITUF)もストライキに参加して、彼らの責任を問うた。

全インド労働組合会議は、特に1月に約10.6%値上げされた物価の厳格な統制、 雇用創出、最低賃金値上げ、社会安全措置の強化、すべての労働者への年金と 物価手当ての支給など、10項目の改革措置に合意して、これを政府に提案した。

インドの労働組合で最も古い全インド労働組合会議(AITUC)の事務総長は「全国 に広がったストライキは、ディーゼル、ガス、石炭、電気とその他の必須物品 の価格が上がり続けることに反対する民衆の怒りを反映している」と話した。

2012年9月4日、労働組合の全国会議の直後にストライキを準備する行動が始まっ た。当時すべての中道労働組合は全員一致でストライキに賛成した。

二日間のストライキについて主流マスコミは「部分的な成功」と評価したが、 ストライキはインドの産業の各部門に打撃を与えた。インド商工会議所連合 (ASSOCHAM)は、ストライキによる損失が47億7千万ドルにのぼると推定した。

ゼネストは首都、特にインド北部のグルガオンなどの郊外の地域とノイダ産業 団地で大きな影響があった。ノイダ地域では多くの車両が燃やされ、工場でも 火事が起き、100人以上が暴力を理由に連行された。デリーのオクラ産業地域の 労働者は工場に石を投げてデモをした。インド北部のハリアナ州のある都市で は、ある男性がバスでストライキを妨害し死亡した。

インドでは昨年にも2回にわたりゼネストが断行された。労働者たちは5月には 燃料費の値上げを問題として、9月には小売業に対する外国人の直接投資を許容 する「ビッグバン」改革を問題としてストライキに突入した。

インド政府は、労働者のゼネストに対し、国家経済への悪影響と国民の分裂を 理由に中断を訴えてきた。政府は労働者のストライキに対し国家保安法の適用を 検討している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-03-01 04:19:14 / Last modified on 2013-03-01 04:19:15 Copyright: Default

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