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韓国:[現場手紙]双竜車焼香所と罰金300万ウォン
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「燃えてしまった座り込み物品、一つ一つが宝物なのに」

[現場手紙]双竜車焼香所と罰金300万ウォン

パク・ジョンギュ(非正規職ない世の中作り) 2013.03.05 14:05

連休最終日の3月3日朝、双竜車大漢門の座込場が火炎に包まれたという知らせが ツイッターとFaceBookを通じて飛び交いました。人命被害はないという知らせに 安心しつつ、色々な事情で太陽が高くなった頃、大漢門に到着しました。

現場は写真よりさらにひどい状態でした。金属労組双竜車支部キム・ジョンウ 支部長が41日間ハンストをしながら寝ていたテントとムン・ジョンヒョン神父 をはじめ、江汀村の平和活動家、竜山惨事遺族が共にする座り込み村のテント が完全に灰になっていました。

普段お茶目な若い組合員の顔から笑いが消えました。キム・ジョンウ支部長の 目にはなみなみと涙がたまりました。知らせを伝え聞いた人々が一人二人と集 まりましたが、茫然自失とした表情で座込場を見ているだけでした。午前5時 30分頃に起きた火災についてのいろいろな話が廃虚になった座込場の周囲をさ まよっていました。

廃虚と共に笑いが消える

テントの中で火から逃げて助かった双竜車組合員を探しました。非正規職労働 者は有毒ガスを吸って病院に行きました。電話をかけようとすると、テントか ら携帯電話を持ち出すこともできず、身一つで抜け出したといいました。

彼は一緒に病院に行った先輩から、ただ酔っぱらいがタバコの火を投げて、火 が出たのならともかく、計画された放火なら、今後は恐ろしくて焼香所では眠 れないと話し、恐れに震えたといいます。

先に目が覚めて火事を知った他の組合員は、捜査中だとして出入を統制している 警察の了解を受けて、火災現場に入り、焼けた財布を持ち出しました。焼けた 1万ウォン札数枚と、溶けたカードを取り出す彼の目に涙がにじみました。彼は 3分の1ほど焼けた紙幣を銀行で交換できるかと尋ね、そっとビニール袋に入れました。

幸い、彼が深く寝込んでいなかったので、恐ろしい状況になりませんでした。

「放火なら、もう怖くてテントで眠れない」

ある総編放送局は朝早くからカメラを火災現場に突きつけました。ある保守新 聞の記者は、双竜車のキム・ジョンウ支部長はインタビューを拒否しているのに、 しつこく周囲をぐるぐる回って取材をしていました。

会計操作で一日で法定管理に入った会社で、何の誤りもない労働者と家族24人 が命を絶ちました。くやしい霊を慰め、これ以上の死を防ごうと大漢門に焼香 所を作った昨年4月5日からこの日まで、警察の暴力に耐えて守った333日でした。

もう同僚を失わないという双竜車解雇労働者の涙と絶叫と汗が染みた座込場は それ自体が宝物です。彼らと連帯するために来た労働者、市民、学生、宗教家、 文化芸術家など、多くの人々が渡した座り込み物品の一つ一つが文化財でした。

850万ウォン相当の被害ですか? 8千500万ウォン、いや8億5千万ウォンでも変え られない宝石のような気持ちが含まれた物品で、333日の胸の痛い記憶でした。 ある芸術家の作品も、ある僧侶の仏具も、若い学生の手紙も、火と共に消えて しまいました。

若い時、何か月も集めて隠しておいたシールが燃やされて灰に変わったように、 愛する恋人の手紙を集めてた箱がまるごと消えたように、焼香所を守った人々 の心の家が燃えてしまったのでした。

それで灰に変わった座込場、燃えてしまった遺影を見る解雇者の悲しみが止ま りませんでした。

保守言論の世論誘導「不法テントを放置して文化財まで毀損」

しかし保守言論のカメラは、労働者の涙を写しませんでした。彼らのレンズは 焼けた徳寿宮の塀と垂木を写していました。文化財の毀損を心配する徳寿宮の 関係者と「これ以上、デモ用テントをたてさせない」というソウル市中区庁長 のコメントが、彼らの主張を裏付けるために引用されました。

「不法テントを放置して文化財まで毀損」という世論誘導は、双竜車テントを 越え、全国で酷寒に耐えて戦っている労働者の座込場全体に向かっていました。

朝鮮日報は予想通り「危うく…大漢門・徳寿宮燃えかねず」という記事で、 「座り込み村に区庁の職員を近づけないようにし、テントが火災に弱いかどう かを点検できなかった」という中区庁関係者のインタビューを載せて、「座り 込み撤去」の圧力をかけ始めました。

しかしこれまで11か月間、共に涙を流し、共に警察に殴られ、一緒に気持ちを 分けあって集まった人々が一人二人と集まり、灰になった座込場を守りました。 焼香所を復元して、24人の遺影をまた掲げました。

放火の容疑者が検挙されました。警察は道を歩いていると汚いテントがあった ので火を付けたとし、座込場に反感を抱いて犯行を行ったのではないといいま した。鍾路のサウナで生活し、環境美化のアルバイトをして、精神科の治療を 受けたことがあるといいました。

何か異常です。しかし双竜車の労働者たちは、3月4日に記者会見をして、公益 弁護士団体に放火容疑者の無料弁論を要請し、こう答えました。

「今回の放火によって命を失うところで、想像できない被害にあった当事者だ が、整理解雇に追いやられた社会的弱者として、もうひとつの社会的弱者であ る放火容疑者が情報機関や保守右翼団体の指図を受けたのでなければ、善処を 要求する」。

労働部長官、解雇者の雇用保障をする?

双竜車焼香所が復元された日、朴槿恵(パク・クネ)政権の初代雇用労働部長官 パン・ハナム内定者は、国会聴聞会で「双竜車事態は労働・社会的な面がある」 とし「長官として、被害者が出るしかはない整理解雇者や生活に困っている 名誉退職者を雇用安定や生活安定次元で面倒をみなければならない」と言いました。

しかし彼は与野大統領選候補の公約だった双竜車国政調査について「双竜車の 国政調査に関して、与野の議論の結果を見守る」と留保の立場を明らかにしました。

長官候補者が表明した整理解雇者や名誉退職者の雇用安定は、約束した通りに 国政調査を実施することであり、解雇者を全員復職させることです。

双竜車犠牲者の焼香所が燃えた後に復元された日、裁判所は2012年6月16日、 「双竜自動車犠牲者汎国民対策委員会」と京郷新聞が主催した「6.16希望と連 帯の日. 共に歩き、共に暮らし、共に笑おう」のイベントに参加して、双竜車 の犠牲者を追慕し解雇者の復職を要求したことを理由に、罰金300万ウォンの 略式命令を送りました。

ソウル市の汝矣島公園を出発し、大漢門焼香所まで家族の手を取って平和に行 われた「希望歩き」のイベントで、検察は交通を妨害したとし、一般交通妨害 で起訴し罰金300万ウォンを賦課したのです。くやしい解雇労働者と連帯したこ とを理由に多くの人々が裁判所に呼ばれ、莫大な罰金を払わなければならない 状況です。

双竜車犠牲者焼香所を撤去して、連帯した人々に罰金を払わせても解決しませ ん。灰になった座込場連帯の痕跡は、また集まる連帯の手で豊かに満たされて います。消火器からカメラまで、全国から連帯の物品が殺到しています。(新韓 銀行110-360-795902キム・ジョンウ双竜車汎推委)

労働部長官候補者が言うように、双竜自動車事態はまさに『社会的問題』です。 この社会的問題の解決方法は難しくありません。われわれは、朴槿恵大統領が 当選した直後の12月26日、全経連で言った言葉を覚えています。

「経営の困難を突破するために、構造調整や整理解雇から始めるのではなく、 苦しくてもどうにか勤労者の雇用を守る知恵と苦痛分担に動いてください。 働き盛りで退出させる雇用態度は、これからちょっと自制するべきではないかと 思います。定年まで働けるように、企業はもう少し努力して下さい」。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-03-06 09:18:25 / Last modified on 2013-03-06 09:18:26 Copyright: Default

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