読書会報告:『ルポ 軍事優先社会』反戦運動、平和運動の必須テキスト | |
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志真秀弘です。 5月31日(土)第53回レイバーブッククラブ読書会が郵政共同センターで開かれました。 テキストは『ルポ 軍事優先社会』(吉田敏浩、岩波新書)。参加者はオンライン7人を含め10人で、活発な議論がされました。
本書は、読者にこの経緯を歴史的なものとして捉えるように促している。たった今の反戦運動、平和運動の必須テキストとの意見が多かった。今の社会の成り立ちを鋭く捉えている本だとの発言もあった。行政がこの「政治」に巻き込まれないように声を上げたい。 「自治体は空港・港湾の軍事利用を拒否できる」という指摘はその点で重要だ。国会などを見ていると現状全体が無抵抗に見える。だが決してそうではない。著者は抵抗する人たちを数多く紹介している。また今の学術会議問題の先頭にいる小野政美さんは「闘いに加わる若い人もいる。運動の状況を多面的に見て変化の兆しを捉えることの重要性」を強調した。 ▶︎次回ブッククラブ読書会は8月2日(土)午後2時開会です。場所は郵政共同センターでオンライン参加もできます。テキストは『テクノ封建制』(ヤニス・バルファキス、1800円、集英社)です。著者はギリシャが経済危機に陥った時の財務大臣。資本主義の変容への思い切った分析が示されています。参加して大いに議論しましょう。 Created by staff01. Last modified on 2025-06-04 18:06:24 Copyright: Default |