「生きるとは」を示してくれたレイバー映画祭／川柳で表してみた

「生きるとは」を示してくれたレイバー映画祭〜川柳で表してみた
昨日（7/23）、レイバー映画祭があった。全6本。それが全部素晴らしかった。
感想をアップしようと思った。
で、今ぐちゃぐちゃ書くより、レイバー川柳班員として、川柳で表そうと、難題に挑戦！
（笠原眞弓）

① 『若きハルサーたちの唄』（湯本雅典監督）
石垣島の若者の基地化に対する島民への説明を地道に求める闘争を描く。
・南西軍備若きシマンチューの眼力よ
・島守る手段はハートと若者ら

②『プラットフォームビジネス』（土屋トカチ）
監督自身が実体験しながら、今流行りのウーバーイーツに焦点を当て、プラットフォーム
ビジネスの問題点を探る。
・ペダル踏む足が人権浮上させ

③『あの空に帰ろう』（ビデオプレス）
JAL解雇で、妥協しない面々の12年の闘争。
・あの空に妥協許さぬ意志堅し

④『日本に飛べ』（韓国KBS）
韓国サンケンの解雇問題を長年支えてきた日本の労働者や立ち上がった日本のサンケン電
機の地元の人たちの闘いを韓国のNHKに相当する公共放送が制作。
まだ一部闘争は残るものの、労使問題は、解決した。
・日韓の友情の種蒔き続け
・無私の情日本海をも一っ飛び

⑤『ここから』（土屋トカチ）
組合潰しの政策に抗う関西生コン闘争を、生活者の視点から紐解く。
大阪で育った知り合いが、たまに帰ると「…で、オチは？と言われる」と言っていたが、
その言葉を思い出すほど、あんなに切羽詰まった状況下でも、なんか気持ちがスゥーッと
入っていけた。
・国ぐるみ労組潰しの現政権
・労働権憲法の下まもられる

⑥『テレビで会えない芸人』（四元良隆・牧祐樹）
一般公開された松元ヒロさんの映画。彼に密着取材した彼の出身地、鹿児島テレビの作品。
彼の裏も表も過去も映しだされる。「トイレ行くの忘れちゃったから…」と始り「これだ
けの人の支持では選挙当選しないから」で終わった上映後トークも、ライブの口上のよう
で笑い転げた。
・生き方の全てが芸に結晶す
・人生を変えた何気の子の言葉

⑦６本をまとめて
・手放すな生きる権利と思いやり
あゝ、これ、最初の意図と全く違うものになったし、失敗だが今後の精進を誓うために、
ここにアップする。それにしても、恥晒しだね。
川柳ではなくて、単なる575と文字を並べただけ。笑ってください。
各映画は、自主上映可能です。ジャンジャン上映して下さい。
各映画の紹介は、下の映画祭お知らせURLで見られます。
http://www.labornetjp.org/news/2022/0723kokuti