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希望と勇気の映画『オキュパイ・ベーカリー』初公開〜7.23レイバー映画祭で

 いま東京のインドカレー店「シャンティ」で、移住労働者の「賃金未払い・追い出し」事件が起きているが、ドキュメンタリー映画『オキュパイ・ベーカリー』(2014年作品)もまたニューヨークのベーカリー店で苦しんでいるメキシコ移民労働者の話である。この映画は、7月23日のレイバー映画祭で日本で初めて公開される。在留資格のない労働者という不安定な立場を利用して、経営者から搾取されつづけたメキシコからの移民労働者らは、ついに職場で権利と尊厳のために立ち上がった。それは、怒りと涙、仲間の温かさと裏切りが織り交ざったドラマだった。職場の不条理に対して「我慢も限界だ」と声を上げ、団結して権利のために決起した姿は、日本のはたらく人々に希望と勇気を与えてくれるだろう。いまアメリカで広がる「ファストフード労働者による最低賃金引き上げキャンペーン」のはしりとなったたたかいでもあった。お見逃しなく。

 監督 : レイチェル・リアーズ、ロビン・ブロチュニック 2014年/84分/アメリカ 原題「The Hand that feeds」 日本字幕制作=レイバーネット国際部

★レイバー映画祭2016 7月23日(土)東京・田町交通ビル6Fホール。『オキュパイ・ベーカリー〜ファストフード労働者の闘い』は、15.45〜17.10に上映します。

★映画祭全体の情報


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