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鹿児島の女性が川内原発停止を訴える〜4.22金曜行動レポート

    木下昌明

動画(5分40秒)

 レイバーネットにアップされたshinyaさんの写真に驚いた。4月19日の「戦争法反対」の国会前集会で、神主がスピーチ台で、かつての「戦争に宗教者はざんげ」し、悪法を葬り去るために祝詞(のりと)をよみあげたというのだ。神社と神主といえば、ナショナリズムの核心であり、もっとも保守の権化のように思われた人々であるが、そんな人まで立ち上がったのか、と。
 もう一枚は、フロントガラスが鉄製で覆われている機動隊の装甲車。まるで集会に参加した老若男女がテロリスト集団であるかのように想定している重々しさ。この2枚の写真によって安倍政権がますます国民と乖離した方向に向かっていることを示している。

shinyaさんの写真(4.19国会前集会)

 4月22日金曜日の脱原発の抗議集会では、人々は予測不可能な熊本地震への脅威と、それでも川内原発の稼働を停めようとしないことへの怒りのスピーチが行われた。

 今度の地震でもわかるように、地震自体、震度7が2度もあったように日本列島は地震の活発期に入っていることと、それがいずれも活断層にそって起こっていることで、これらの事態から推しても、ただちに原発の停止と廃炉に向けての作業にとりかかるべきである。万が一原発が再び大惨事を起こせば、日本の悲惨は世界の笑いものとなる。

 さっそく鹿児島からも2人の女性が、川内原発の停止を訴えにきて、官邸前や国会前でスピーチした。誰のための原発か。もはや国民のための原発でないことは確かだ。


Created by staff01. Last modified on 2016-04-24 14:01:56 Copyright: Default

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