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LNJ Logo 報告:沖縄県民集会に呼応して東京集会に1000人
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News Item 0425tokyo
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沖縄県読谷村運動広場で行なわれた「4・25沖縄県民大会」に呼応する集会が、同日・同時刻に東京都内でも開かれ、約1000人が集まった。会場は三宅坂・社会文化会館ホール。通路や階段までびっしり埋めつくした参加者は集会後、米軍普天間飛行場の閉鎖、返還、国外、県外移設を求めてデモ行進をした。呼びかけは、「沖縄一坪反戦地主会・関東ブロック」と東京、練馬、千葉の各沖縄県人会。「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」が共催した。

「関東ブロック」の下地厚さんは、国会前で72時間のハンストを貫徹した。「今日は全国各地でいろんな行動が取り組まれている。沖縄はこれ以上、何を示せばいいのか。軍事基地を作らせず、閉鎖し ようとする沖縄県民の意思をこれ以上、どう表わせばいいというのか」と怒りをあらわにした。

沖縄戦戦没者遺族の女性は、詩を朗読した。その後、各県人会のメッセージが代読され、沖縄現地からのライブ映像が上映された。「フォーラム平和・人権・環境」の藤本泰成さんは、「子供たちの頭の上に爆弾の雨を降らせる。基地はそんな軍隊のための違法な施設だ。せめられるべきは鳩山政権ではない。これまでの自民党政府だ。武力で平和和つくれないのだ」と断言した。

「全労協」、「日本平和委員会」と発言が続いた。「沖縄の闘いと連帯する東京東部集会実行委員会」の男性は、情宣活動や集会・デモなどの行動に取り組んできた経過を紹介。1995年の「少女暴行事件」をきっかけに地域の労組らが中心になって15年。「普天間基地は即時閉鎖だ。日本に基地を受け入れるところなどどこにもない。しかし運動は全国に広げていく」と力を込めた。「普天間即時閉鎖・辺野古やめろ! 海兵隊いらない 意見広告運動」、「JUCOネットワーク」などから発言が続き、「辺野古実」の木村さんが閉会のあいさつを行なった。

参加者は会場前に集まり、赤坂見附〜外堀通り〜虎ノ門〜新橋へと3つのグループに分かれてデモに出発。日比谷公園で解散した。(Y)


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