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LNJ Logo 写真速報 : 根津・河原井「君が代不起立」裁判ひらかれる
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News Item 0516
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5月16日午前11時より、東京地裁で06年3月の「君が代」処分取り消しをもとめる根津公子・河原井純子さんの第4回裁判がありました。約40人の傍聴者で、ほぼ傍聴席は埋まりました。九州からの参加者もありました。裁判自体は、書面が中心で30分ほどでしたが、終わったあとの報告集会(写真下)は、大変充実していました。

弁護団からは、準備書面で主張した「起立強制は思想・良心の自由(憲法19条)の侵害にあたること」のポイントが紹介されました。

現在、根津・河原井さんは、今年の卒業式でも累積処分され、停職中(6ヶ月と3ヶ月)の身でもあります。根津さんは、週に3回は前任校・新任校などに「門前出勤」を続けていて、日焼けでまっくろ。門前では、生徒や保護者などとの対話があり、さまざまな変化も生まれているそうです。「向こうは異端として排除しようとしているが、私はみんなに笑顔で接している。“異端”にはさせない」と根津さん。

また、河原井さんは、全国の知人30人に呼びかけた「DVD上映・全国行脚計画」が具体化。点から線へ、線から面に拡がっているとのことで、これから全国行脚を始めるそうです。二人とも元気いっぱいで、少しずつ支援の輪が広がっています。

午後には、「解雇をさせない会」メンバーを中心に都庁でのチラシ配布も行われました。(M)


Created by staff01. Last modified on 2007-05-16 20:39:05 Copyright: Default

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