韓国山本労組第三次日本遠征闘争団帰国 | |
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韓国山本労組第三次日本遠征闘争団帰国 韓国馬山市で時計文字盤などの製造を続けてきた韓国山本は、 業績の悪化などを理由として一方的に廃業を決定した。 廃業方針について、韓国山本を所有する日本の山本製作所との交渉を行うために 来日していた韓国山本労働組合の第三次遠征闘争団が30日、成田空港から帰国した。 第三次遠征闘争団は、9月4日にソンミジャ委員長以下5人の先発隊が到着、 日本の労働組合に対して支援要請を行ってきた。そして13日には第二陣の15人が 来日し、東京の全水道会館で労働組合・市民団体から約150人の参加を集めて 開かれた「韓国山本労働組合を応援する会(応援する会)」に合流した。 15日の東京総行動では応援する会を中心とする数百人の労組・市民団体会員が 山本製作所本社前で要請行動を行った。 第三次遠征闘争団は、労働組合が送付した要請文書に対する 山本製作所本社からの回答を求めて要請行動を行ってきた。 30日までに早朝行動・1日行動などを含め計12回行っているが、 現在までに山本製作所側は一切の回答・対話を拒否し続けている。 30日をもって最後まで残っていた9人の第三次遠征団は馬山市に帰国し、 韓国山本の工場占拠を続けている仲間とともに今後の闘争方針を協議した後、 第四次遠征闘争団を組織して10月に再来日する予定だ。 なお、29日の夜には闘争団が宿泊している施設に応援する会の仲間が集まり、 第三次闘争の慰労会を行った。 手作りの韓国家庭料理と韓国焼酎やビールを飲みながら、これまでの闘争の ビデオを見たり歌を披露するなど、和気藹藹とした雰囲気の中で 日韓の労働者の連帯を確認し、闘争の勝利を誓った。 夜遅くまで続いたこの日の慰労会では、いつも本社前では毅然とした表情で シュプレヒコールをあげていた韓国山本の仲間たちも、 アルコールや一区切り付けて明日は帰国という気楽さからか、 韓国人らしい陽気さを存分に発揮、座は爆笑の連続だった。 このエネルギーを勝利へとつなげたい。
報告・文責・写真: 安田(ゆ) Created by Staff. Last modified on 2006-10-01 17:25:15 Copyright: Default |