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LNJ Logo 7・14フィリピントヨタ労組と共に! 集会報告
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TOYOTA is No.1
あげた利益はナンバーワン、組合潰しもナンバーワン

フィリピントヨタ労組(以下:TMPCWA)からエド委員長を含む二名の代表が来日し、7月14日東京で集会があった。100名以上が参加した。2006年2月の組合代表選挙でTMPCWAと御用組合(以下:TMPCLO)が争ったがいずれも過半数を取れなかった。にもかかわらず、4月になってフィリピン労働雇用省は「TMPCLOが過半数を取っていた」と判定を変えた。 TMPCWAはこの判定を不当とし、闘い継続する方針で団結している。

ILO(国際労働機構)は、2001年組合代表選挙に勝利したフィリピントヨタ労組を認めず、団体交渉を一切行わず、しかし236名組合員解雇と組合潰しは行ってきたフィリピントヨタ社の不当労働行為を批判する勧告を出し続けている。 トヨタはこれを一切無視している。 IMF(国際金属労連)もフィリピントヨタ労組との団体交渉を行うようトヨタ社に要求してきたが無視されたため、反トヨタ国際キャンペーンを始めた。

このような緊迫した情勢のなか、フィリピントヨタ労組(TMPCWA)のエド委員長、副委員長の2名が来日し、日本での反トヨタ国際キャンペーン行動を取り組む。 7月15日横浜で、7月16日愛知集会、7月17日には愛知トヨタ本社への申し入れ行動、など一連の行動が行われる。 反トヨタ国際キャンペーンを行おう。トヨタへの抗議メールを送ろう。

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北米トヨタ社長のセクハラ問題は、トヨタ本社が社長を解任し日本に帰国させた。その後、いつの間にかマスメディアでは報道されなくなった。トヨタが陰でこそこそと金と力を使って抑え込んでいるのではないんか?

ハンドル伝達機構の不良に気づいていたにもかかわらず、8年間も隠していたトヨタ。三菱自動車の場合は社のトップの責任問題になったが、トヨタの場合は「不思議なことに」、品質担当レベルで今のところ「止まっている」。これはどうしてか? 金と力を使って何とか抑え込むトヨタ・スタイルの結果であるか?

2001年組合代表選挙に勝利したにもかかわらず、フィリピントヨタ労組を認めず、団体交渉を一切行わず、しかし、組合員解雇と組合潰しは行ってきた。フィリピン労働法に反する明らかな不当労働行為だ。被解雇者には「退職金上積みと海外での就職紹介」=パッケージ提案を行い、ここでも金と力で抑え込もうとしてきた。フィリピン労働雇用省にも掛け合い、2006年の組合代表選挙の強引な実施と、選挙結果の都合よい変更を行わせた。トヨタの要望に応じるフィリピン労働雇用省にもあきれるが、金と力で抑え込むトヨタの行動スタイルは、一貫している。

「トヨタ式生産方式」は、トヨタだけでなく多くのほかの産業、企業群にも、更には海外の企業群にも拡がっている。「トヨタ式生産方式」を導入するコンサルタント会社さえ繁盛している。人の力の際限ない利用、これを自主的に後にも継続して行わせる社会関係の導入・形成が、「トヨタ式生産方式」。それは利益を上げることを明示し、それに無条件に従う社内の関係を変化する生産環境の中で機動的に作りあげるシステムであり、労働者の人間性を奪う。これさえつくりあげれば、労働者の権利など徐々にあるいは自動的に剥奪されてしまう。

これが1980年代半ば以降から日本社会を大きく変えてしまった。そして世界をも変えつつある。

トヨタ・スタイルをぶち壊せ! (K)


Created by staff01. Last modified on 2006-07-15 22:55:23 Copyright: Default

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