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LGツインタワーには清掃労働者が暮らす

[イシュー(1)]

パク・タソル記者 2021.01.25 08:59

編集者の言葉

裁判所は1月19日にLGツインタワー清掃労働者の座り込みを全面禁止してほしいという LG側の仮処分申請を棄却した。 LGツインタワーの清掃労働者がストライキとともに LGツインタワーロビーで座り込みを始めてから35日目なる日だった。 裁判所は清掃労働者の座り込みを「認定」したが、 業務が終了する夜の時間(午後8時から翌日午前8時まで)には 就寝などのロビー座り込みを禁止した。 これにより22日からLGツインタワー分会の清掃労働者は LGツインタワーで日課時間に座り込みを続けており、夜の野宿座り込みは中断した。 「ワーカーズ」は1月初めにLGツインタワーロビーで野宿座り込みをしている 清掃労働者たちと会った。

ソウル市永登浦区汝矣島洞にあるLGツインタワーは収容人員が1万人にのぼる大型のビルだ。 LGグループ本社と主要系列会社労働者約7千人がここで働いている。 今年1月1日付で「契約満了」になった清掃労働者80余人も LGツインタワーでLGの職員と共に働いていた労働者だった。 清掃労働者は雇用継承のない業者変更が「労組弾圧」の一環だと主張している。 雇用継承が慣行として定着していた業界でこのような業者変更は、 やさしい解雇、労組破壊の手段として利用されてきたためだ。 労働者たちはLGツインタワーのロビーに座込場を作り、 昨年12月16日からストライキに突入した。 雇用継承のための短からぬ旅程がそうして始まった。

LGツインタワーのロビーで座り込んでいる公共運輸労組ソウル支部LGツインタワー分会の組合員は三十人程度だ。 公共運輸労組ソウル支部の活動家がビルの中に入り、 組合員の座り込みを支援しているが、闘争は容易ではない。 新年からLGツインタワーの警備が厳しくなり、出入が統制されたためだ。 彼らの座り込みは外からは直接見ることができず、 中からも外のさまざまな記者会見や訪問した連帯団体と直接会うことができない。

1月8日午後、LGツインタワーのロビーで開かれたLGツインタワー分会の4組別懇談会。 組合員たちは現在の自分の状況と立場を共有し始めた。 各種の陳情を提出し、LGに対する「前談話」で闘争意志が高まった。

「入浴できずかゆくて死にそうだ。孫の手を差し入れて。」
「家の契約で私が直接行かなければいけないので二日程出して。」
「何で二日も行くの。できるだけここを守りましょう。 午前に行って夜くれば良いじゃない。」
「私たちの周囲から連絡がきたが、 LGが雇用継承するというのにお母さんはなぜ出てこないのかと言われました。 他の人からもこの話を二回も聞きました。 働かせるというのに、なぜ雇用を拒否するのかって。 こうした誤解を解ければ...」
「誤解が多い? 定年退職するというのに何で駄々をこねるの? みんな年をとった清掃のおばさん初めて見るの? 国会議員は何歳なのか、なぜ私たちに定年の話をする? 私たちの仕事は健康ならできる!」
「雇用継承が再就職よりやさしい。私たちはどこに行くのか。 私たちが働いた場所で一緒に働いてきた同僚と働きたい。」
「堪忍袋が切れそうなら、切って労組すればいい。 もう辛抱して暮らさない。 雇用継承してくれと哀願することもない。 甘やかすから腹が立って、もう勝手にしろと言わなければならない。」

LGツインタワービルを管理するLGグループの子会社S&Iコーポレーションは、 新年早々から食事搬入と電気を遮断して労働者人権弾圧の一事例を残した。 1月1日の夜、チョコパイでも差し入れようと支援者たちは努力したが、S&Iコーポレーションの職員と、彼らが雇用した用役職員は チョコパイを奪って投げあって清掃労働者をからかった。 こうしたすべての事実がSNSなどで伝えられ、LG不買運動の熱気が拡散した。 LGの黒歴史として残るその日以後、組合員の動きも強い制限を受け始めた。 S&Iコーポレーションはコロナ19防疫を強化すると言って LGツインタワーのすべての入口を統制し始めた。 座り込みをしていた清掃労働者はもう職員ではないという理由で ビルの外に出るとまた入るのが難しくなった。

それでLGツインタワー清掃労働者の闘争は少し奇妙だった。 ワイファイ闘争とでも言おうか。 支援者が訪ねてくると組合員たちは駆けつけてガラスの回転扉を挟んで挨拶を交わす。 電話で内外の安否を確認して、闘争を励ます。 記者がきても入口を挟んで電話インタビューが行われる。 放送局のカメラにはガラス扉の後の組合員が入れられた。

零下20度の寒さが続いた1月の第2週にも支援者の足取りは絶えなかった。 労働・市民社会団体活動家、大学生、一般市民などが毎日ここを訪問し、 組合員の安否を尋ねた。 モチ、飲み物のようなおやつや使い捨てカイロ、毛布のような闘争物品が全国から集まった。 ビルの中だが、ロビーの座込場はとても寒いからだ。 1月8日にはウダヤライ移住労組委員長と韓国取引所清掃労働者、大学生が立ち寄って行った。 組合員たちは彼らの訪問に大笑いしながら喜んで、 風を避ける所がなくて寒さにさらされていた彼らに早く帰れと残念な挨拶をしなければならなかった。 このうち、韓国取引所の清掃労働者は、先日までは集団解雇に反対して LGツインタワー清掃労働者と共に戦ってきた。 そのためか、闘争が終わった後も毎日帰途にここを訪れて短いが挨拶を交わした。

LGツインタワー清掃労働者闘争を支持する連帯はオンラインでも活発に行なわている。 12月16日に清掃労働者ストライキのニュースが伝えられると、 ツイッターでは「一食連帯」という名前で闘争基金が集まり始めた。 柳好貞(リュ・ホジョン)、張恵英(チャン・ヘヨン)などの正義党の議員も 「具光謨(ク・グァンモ)会長さん、一緒にご飯食べましょう」とツイッターで提案した。 「一食連帯」には今まで4千人以上の市民が参加した。

「労組のチョッキを着てさらに誠実に働いた」

清掃労働者が労働組合を作ったのは2019年10月だった。 その前から管理者のカプチル(パワハラ)と劣悪な労働条件など、 さまざまな不満が積もっていた。 おりしも新しい清掃業者が追加で入ってきて、 既存の人員が削減されるかもしれないという噂が飛び、 危機感を感じた労働者は労働組合を作った。 夜間チームの清掃労働者イ・スネ(64)、キム・ヨンニェ(61)、キム・スノク(63)氏も この時に労働組合に加入した。 彼らは夜間チーム清掃労働者10人が全員ストライキに参加して、 座り込みを続けていると粘り強さを誇示した。

午後9時に出勤して午前5時に退勤する夜間チームの組合員は、 昼夜が変わった生活よりも管理者によるストレスのほうが苦しかったと言う。 特に夜間監督は悪名高く、労働組合は昨年の会社との交渉で 夜間監督への措置を要求事項に入れた。

10年以上LGツインタワーで働いてきたイ・スネ組合員はカプチルの最大の被害者とされる。 イ氏がまだ身震いする記憶は暑い夏、二十人以上の職員が食べる果物を毎日準備しなければならなかったことだ。 家族まで動員して果物を運んだ日々がイ氏の胸に重ね重ね固まった。 夜間監督A氏は職員1人当り2万ウォンを集めてイ氏に果物を用意しろと指示した。

「前にもよくお金を集めて、食べ物を作ってこいと言われました。 果物代を出すという言葉もそんなもんだと思いました。 しかし私ばかり、7〜8月の一番暑い時、毎日果物を買って洗って、 同僚に与えろといいました。 私を追い出すためにだと考えました。 長く働いたので監督の恥部をよく知っていました。 それでも管理者にごまをする性格でもありませんでした。 どちらが勝つかという気持ちで果物を抱えて普段より早く出勤しました。」

彼女の果物戦争には夫や息子も動員された。 40万ウォン以上集まった果物代をすべて使いはたすころ、 ひどいカプチルも終わった。 この他にも夜間監督はイ・スネ組合員が助長として受け取る特別手当30万ウォンを横取りしたり、 危険でつらいという駐車場の清掃を半年間させたりもした。 イ氏は薄い上履きをはいて働くと、足が冷え、休憩室も遠く、 駐車場の片方でうずくまって休まなければならなかったと当時を回想した。 簡単に人々が解雇されるのを見たので問題提起も難しかった。

「後で勤労監督官も私になぜやられてばかりだったのかと聞きました。 言えずに我慢したのではなく、抗議すればクビになるから我慢したのです。 私は四十越えて末っ子を生んだのに、末っ子の勉強も教えなければならず、 またあちこち仕事を探すのも難しいのです。 そうしてやられて暮らし、労組ができたので話し始めたのです。 こうした不当な事を共有して、悪いと一緒に声をあげ、 こんな業務環境ではいけない、こんな事をさせてはいけないと要求するようになったのです。 本当に痛快でした。」

労組を作ると、管理者の監督と統制はさらに激しくなった。 検査を越え、言葉尻つかみだと思ったのも何度かある。 携帯電話のフラッシュでホコリ一粒一粒を検査した。 最後にはLGツインタワーの管理業者S&Iコーポレーションが清掃の質が低下したと言ってジスINCとの解約に動いた。 彼らは入居社の顧客満足度の低下と役職員の苦情などを総合的に考慮して契約を終了するのだと主張している。 これに対してキム・スノク組合員は 「赤い労組のチョッキを着て清掃するのだから、いい加減にできるわけがない」とし 「労組を作ると労組活動を口実にされないように、さらに一生懸命働いた。 管理者も労組ができるとさらに細かくチェックしたではないか」と反論した。

公共運輸労組ソウル地域公共サービス支部も1月6日に声明を出して 「満足度低下と品質低下の問題が事実なら、その責任を負うべきは 用役業者のジスINCであって個別の清掃労働者ではない。 専門性と管理力量を備えた業者に変更するとしても、 清掃労働者は雇用を継承すればいい」と指摘した。

LG家3世、清掃用役業者を作って200億以上儲ける

[出処:公共運輸労組]

LGツインタワーの清掃労働者が労働組合を作り、多くのことが明らかになった。 人件費搾取、管理者カプチルなどのイシューから、 LGグループが親戚企業に仕事を回す不公正な取り引きが水面上にあらわれた。 清掃労働者は大企業が人をこれほど搾取するとは思わず憤慨した。 多段階下請構造で低賃金・長時間労働で苦しんだのは清掃労働者だけだった。 彼らを雇用する清掃用役業者の株主で、LG家3世は、 この10年間で数百億ウォンの配当金を得た。 しかし清掃労働者たちは10年間最低賃金を受け取っていた。

LGツインタワーを管理するS&Iコーポレーションと清掃および警備用役契約を結んだジスINCは、 具光謨LGグループ会長の二人の叔母である ク・フォンミ(73)、ク・ミジョン(65)氏が株式50%ずつを持つ会社だ。 LGは下請の下請であるジスINCに業界慣行よりも高い請負費を支払い、 ク・フォンミ、ク・ミジョン氏は毎年数十億ウォンの配当を受け取った。 特に最近3年間は当期の純利益より配当額が高く、「私益詐取」という指摘も出た。 ジスINCの監査報告書によれば、二人の姉妹は 2017年に40億ウォン、2018年に50億ウォン、2019年に60億ウォンの配当金を稼いだ。 会社が設立された後、今まで二人の姉妹が受け取った配当金は207億ウォンにのぼる。 2009年に各々2億5千万ウォンを出資して資本金5億ウォンで会社を設立したが、 LGグループの仕事を踏み石にして、10年で約42倍の収益を上げたのだ。

2009年に設立されたジスINCは2010年からLGツインタワー清掃用役契約をした。 LG電子、LG U+をはじめ、光化門とソウル駅のLGビルまで、 LG系列会社の相当数との用役契約を結び事業を営んだ。 高付加価値事業ではないが、毎年数十億ウォンの配当ができた理由は 「労働搾取」で説明できる。 清掃労働者は特に賞与金がなく最低賃金を受け取り、 契約した時間よりはるかに長い時間を働かなければならなかった。 LGツインタワー清掃労働者は勤務時間内にとても終わらせることができない業務量だったと皆が話す。 出勤時間より一時間早く出てくるために午前3時30分に車に乗って来た組合員もいる。 会社は「勤務時間切り捨て」の能力にも長けていた。 清掃労働者の昼休みを1時間30分にして、1日7.5時間、週37.5時間に労働時間を合わせた。 残った時間は週末勤務を指示した。 所定労働時間(日8時間、週40時間)を守って運営すると、 週末勤務には別途に手当てを支給しなければならないが、会社はタダで働かせた。 週末にする仕事は彼らの業務領域でもなかった。

「3か月に1回ずつ、1300坪の食堂清掃に投入されました。 だけもが利用するとても大きなところです。 下準備で拭いて、ワックスを塗ると、とても忙しくて水一杯を飲めませんでした。 汗が雨のように流れて何も考えられなくなります。 しかしその仕事は自分たちの仕事ではなかったということを労組に加入してから知りました。」

アン・グムニェ(63)組合員は、労組をしていなければ知らなかった仕事について長く吐露した。 週末の追加労働の代価としてアン氏と同僚は3個で1000ウォンのパンと牛乳、 カップラーメンを受け取ったと言う。

労組破壊議論にLGは知らんふり

LGグループ→LGグループの子会社→LG家の会社へとつながる構造の中で、 LGは清掃労働者の集団解雇、労組弾圧の議論から距離を置き釈明を続けている。 ク・フォンミ、ク・ミジョン氏は労組弾圧と仕事集めなどが明らかになって窮地に追い込まれると、「食い逃げ」を決定した。 彼らは清掃労働者集団解雇が社会的な問題になると、 1月8日にジスINCのすべての株式を売却すると明らかにした。 LGはこの日、参考資料を通して 「大株主特殊関係の本人が所有している建物美化および施設管理用役会社 『ジス』の株式全量を売却し、関連事業から手を引くことにした」と発表した。 ジスINCは職員2900余人全員の雇用を保障する条件で、 大企業ではなく中小企業に株式を売却する計画を強調した。

だがLGツインタワーの清掃労働者が要求しているのは、 LGツインタワーで働き続けらるように、 S&Iコーポレーションが、そしてS&Iコーポレーションが新規契約したペクサン企業が、 彼らを雇用継承しろということだ。 現在、ジスINCは会社と用役契約を結んだ他の仕事場を斡旋するという立場で、 新しく契約を結んだ清掃用役業者のペクサン企業は業界の慣行上、 例がない新規競争採用を押し通している。 清掃下請け業者がこうした破格的な動きをするわけがないので、 労組は元請の圧力があるのだろうと推定している。 LGツインタワー分会は労組瓦解を目的として三社が共謀したとし、 1月6日、ジスINCと元請のS&Iコーポレーション、 そして雇用継承を全面的に拒否した新しい用役業者のペクサン企業を告訴した。

常識を超えることが引続き行われている。 昨年11月30日、清掃用役業者のジスINCは労働者に契約満了通知書を渡し、 退社に署名すれば慰労金を払うと懐柔を始めた。 慰労金は300万ウォンから500万ウォンまでで基準も曖昧で、 労働者により違った。 労組を作って賃金交渉をしながらこの1年間、 会社が労働者たちに提示したのは時給60ウォン引き上げがすべてだった。 その間の交渉で、清掃労働の価値を貶めて、 数億ウォンかかる慰労金はさっさと支払うと明らかにする会社の態度が 労働者を怒らせた。

キム・ユルスク(57)組合員は 「労働者が闘争をするとLGの醜悪で汚い面があらわれた。 恥を隠すために労働者を追い出そうとしているが、 会社がつぶれたわけでもないのに清掃労働者が出て行く理由がない。 これほど多くの人をこの冬に出て行けというのが常識的か? 1か月稼いで、1か月暮らす人々だ。 具光謨会長は 世の中の事情を知り、目が開かれ、心臓が開かれるように願う」として聖書の一節を詠じた。

座込場でやっと送った1泊2日

慣れない座込場でS&Iコーポレーション職員の監視を受けて過ごした一日はとても疲れた。 S&Iコーポレーションの職員はLGツインタワー清掃労働者の記者会見に参加した記者を調べ、 昼間から建物の外に出て行けと催促し続けた。 労組常勤者と言い逃れたが、彼はとても正確に私の顔を覚えていた。 それでもなんとか入った建物なのだから、 粘れる程粘ってみようという心情で組合員たちの後をチョロチョロと追いかけた。

労組のストライキ・プログラムの間の時間があると組合員にインタビューした。 インタビューをすると、ある組合員が私たちの話も聞いて欲しい、 後で必ずきてくれと要請した。 ようやく話し始めた彼らの話を素朴に記事に書くぞと公言した時は、大きな笑いが爆発した。 組合員懇談会、退勤宣伝戦など労組のストライキプログラムが終わった午後6時30分頃、 夕食として弁当を食べた。 その後の公式日程はなく、いくらか個人の時間を過ごし、 トイレで顔を洗ってしっかり準備をした。 事実、野宿座り込みで一番大変なことは体を洗うことだろう。 いくら温水が出てくるとしても、建物トイレでシャワーをするのは不可能だ。 長びく座り込みの中で一度も家に帰らなかったある組合員は、 帰ったら一番やりたいこととして「入浴」をあげた。 「帰って清潔に入浴して、家のベッドでぐっすり眠れたら… そうして少し休んでまた働きたいです。 すぐ座り込みが終わらなければならないのに。」

組合員について午後9時半ほどに寝ようと横になると、 台風のような風の音が枕元をかすめた。 「具光謨会長さん、 私は一家の家長です。 メシの種を切らないでください」、 「具光謨会長さん、 新年も働き続けたいです」といった文句が書かれたA4用紙が風にひるがえっていた。 耳が冷える時はどうすればいいのだろう。 フードがついていない服を来てきたことをとても後悔した。 組合員があれこれ用意していなければ本当に寒かっただろう。 夜明けに起きてみると、眠る時にはなかった赤紫のパッドと分厚い毛布がかけられていた。 眠る前、ふとんに入れておいた使い捨てカイロも一夜を無事に過ごすのに一役買った。

隣のパク・ソヨン分会長を見ると毛の帽子にアイマスクまで装着して眠っていた。 アイマスクをしていない組合員はマスクをつけたまま、 ふとんを頭までかぶって寝ていた。 いったい息はどうしているのか。 ロビーを照らす大きな照明が正面にあるので目をとじても眩かった。

夜10時、夜勤を終えた職員がロビーを通り家に向かう。 眠ろうとして横になった姿を他人に見られるのが落ち着かず刺々しかった。 夜11時を過ぎてやっと寝ついたが、すぐに目が覚めた。 起きて時計を見ると午前1時20分。 やっと2時間寝たことを確認して絶望した。 私だけでなく、夜明けに起きてトイレに行ったり散歩をする組合員も多かった。 この不便で、うんざりする時間を組合員たちはずっと耐えていた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2021-01-29 11:30:09 / Last modified on 2021-01-29 11:30:11 Copyright: Default

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