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韓国: #28:梨水駅露店未明の撤去…座り込み84日目
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真冬のゴミコンテナ、そこで人が暮らす

[ワーカーズ28号]梨水駅露店未明の撤去…座り込み84日目

キム・ハンジュ記者 2016.12.20 15:56

[出処:貧民解放実践連帯チェ・インギ]

梨水駅7番出口の前、5トンのゴミコンテナの中で48日間、人が暮らしている。 撤去で生存権を失った12人の露天商だ。 12月14日の深夜12時、銅雀区(イ・チャンウ区庁長、共に民主党)がグラップル車、掘削機、用役70人をつれてきた。 梨水駅7番出口の前のトッポッキ、餅、うどん、タロットの露天商を撤去するためだ。 すでに五回目の強制撤去だ。 この日、すべての露店が撤去された。 用役は民主露天商全国連合梨水支部長の携帯電話を奪って暴力をふるった。 警察が止めるほどだった。 以前の撤去の時は露店商人が街路樹で首を吊って自殺を試みた。 別の商人はガソリンをかぶった。 ここの露店でなければ生きていく道がない人々だった。

露店商人が自殺を試みると、銅雀区はグラップル車で壊した撤去の残骸をそのままにして撤収した。 11月5日、撤去の残骸を運ぶためのゴミコンテナもそのまま残った。 そしてここが生存権死守座込場になった。 商人たちは約10mの長さのゴミコンテナの上にビニールで屋根を作った。 アルミシートで床と壁を覆った。 中にはふとんとガソリンストーブがあった。 電気暖炉を使っていたが、グラップル車が発電機まで壊した。 ビニールの屋根で換気ができず、ゴザとふとんは大きな火災になりかねない。

ゴミコンテナは悪臭も激しかった。 朝起きると顔が腫れるという。 ある商人は気管支が悪く、首に針を打っていた。 他の商人は腰を伸ばせない。 700万ウォンあれば腰にボルトを入れられるが、治療費どころか暖房費、水道料金も払えなくなっている。 露天商12人の平均年齢は67歳だ。 ほとんどが最貧困層だと言う。

「ここで眠らなければみんな持っていくじゃないか」

「ここ(ゴミ積載箱)で眠らなければ(露店を)みんな持っていくじゃないか。 寒くても他にどうする。(用役が)いつ攻め込むかもわからないのに…」。 コンテナで寝ているある露天商が話した。 銅雀区行政代執行予算が2億ウォン程度だと共に民主党銅雀乙地域のホ・ドンジュン委員長は明らかにした。 この予算で9月29日、用役約300人、10月2日に100人、11月5日に100人、12月14日に70人を同行した。 商人は「2億あれば私たちを助けてお釣りが来る。 なぜ撤去用役に使うのか。(銅雀区庁は)用役を使って雇用創出だと言っている」とため息をついた。

この商人は孫ほどの中高生のような用役も見たと話した。 商人は彼らに危険だから戻れと言ったが、若い用役は色々な悪口をあびせながら、 60〜70代の老人を暴力的に引き出した。 用役だけではない。 区庁は露店を壊すためにグラップル車や掘削機、トラックを引っ張ってきた。 その後、商人たちは毎日午前5時半に出勤する建設機械が座込場を通るときは、はっと驚いて眠りから覚めるという。 区庁の職員はいつもきて、露店のテントをカッターで破って行くという。 屋台のテントが破られ、青テープで補修している部分が多かった。

11月5日の明け方4時、用役がすべての露店を強制撤去した。 12月14日の深夜12時には合同屋台も撤去した。 行政代執行法は日の出前、日没後の代執行を禁止している。 明け方に奇襲撤去があった11月5日には銅雀区庁を占拠することもした。 12月14日もイ・チャンウ区庁長に会いに行く予定だったが、深夜12時の撤去で失敗に終わった。 露店商人はイ・チャンウ区庁長に何度か面談要請をした。 座り込みから84日になるが、商人は李区庁長に一度も会うことができなかった。

銅雀区庁「露店は特典」

銅雀区庁は9月に銅雀大路の歩道ブロック工事をするとし、露天商に自主撤去の戒告状を送った。 露店商人は歩道ブロック工事に協力するから商売だけはさせてくれと言った。 また占用料も払い、露店屋台も自費で鉄製ボックスで作り運営するといった。 だが区庁の職員は銅雀大路の露天商はだめだという言葉を繰り返すだけだった。

銅雀区庁の関係者は12月13日、ワーカーズとの通話で 「家計の状態が本当に苦しい人々には何かして差し上げられるが、(商人らが)財産実態調査に応じない。 こうした状況では露天商に特典を提供することができない。 ひとまず露店は不法だ。 銅雀区の住民も露店に対する反発で、たくさん苦情が入っている。 露店はこうした住民の同意まで必要でないか」と話した。

また、区庁は商人らに露店運営の代わりに職業訓練を支援し、基礎生活受給権者選定を斡旋するといった。 鷺梁津の「カップ飯通り」にコンテナ露店の空席が出たので、鷺梁津に露店を移転することができると話した。 「カップ飯通り」は、イ・チャンウ区庁長が露店特化通りにしたところだ。 昨年、李区庁長は「カップ飯通り」について 「これまで撤去や摘発で対応してきたが、根本的な解決にならず、対話で解決策を模索した」と話した。

ソウル市は9月29日、不法強制撤去防止対策を発表した。 ソウル市の関係者は去る13日、ワーカーズとの通話で 「ソウル市の強制撤去防止対策は住居に限定された部分」とし 「(梨水駅露店の強制撤去は)初めて聞く話」といった。 ソウル市は3か月の間に起きた梨水駅撤去現場を知らなかった。

民主露天商全国連合のチェ・ヨンチャン組織委員長は 「光化門では露天商がとても増えた。 銅雀区のような地方自治体のためだ。 光化門にきたのは人が多く、商売がうまくいくこともあるが、 地域から追い出されてきた方だ。 ここでも追い出されれば、また新都市に行くという悪循環が繰り返される。 世界で露店のない通りはない。 露店と地域商圏は共に発達する。 しかし共生ではなく、用役を前に出して未明に軍事作戦をする」と伝えた。

梨水駅7番出口の「ウェルビーイングイモーネ」で売っている野菜トッポッキは、梨水駅の美味しい店として有名だ。 すぐそばの餅屋台も常に列が並んでいる。 この露店を含む12の露店がすべて撤去され、商人は合同商売をしている。 この合同屋台も14日の深夜12時、掘削機で壊され、撤去された。 14日の撤去前、20代の上得意が合同屋台にきた。 18年間、露店をしてきたおばあさんの手が悪いことを知って、しばらくおばあさんの手を撫でた。 このお年寄りも48日間、ゴミコンテナで寝ている。 皮肉にも銅雀区のスローガンは「幸せな変化、人が暮らす銅雀」だ。(ワーカーズ28号)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-12-24 03:37:55 / Last modified on 2016-12-24 03:40:57 Copyright: Default

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