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韓国:〈ワーカーズ〉 21号復刊号を発行するにあたって
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ゴドーを待ちながら

〈ワーカーズ〉 21号復刊号を発行するにあたって

ホン・ソンマン編集長 2016.09.05 10:03

頼むからこんな陳腐な題名を書かずに済むことを望んでいました。 特別なことでもないのに大げさな話を始める時、 こうした形の題名をよく見てきたからです。 1か月休刊して復刊号を出すにあたり、編集長が反省するという文章の題名がまさにそんな大げさで陳腐な話です。

ゴドーを待ちながら(Waiting for godot)、シュガーマンを探して(Searching for sugar man)、 ワーカーズは創刊以後今まで、探し、待つ時間を過ごしました。 結論が明らかなB級映画のように、決まった結末に向かっていくこの時間を変えるには、 シュガーマンを捜し出すか、ゴドーが現れなければならなかったからです。 しかしシュガーマンを見つける幸運は私たちにはなく、 いつも明日現れるだろうと思って待ってもゴドーは来ませんでした。

8月の一か月間ワーカーズは休刊しました。 財政のためです。 創刊する時、ある教育監が「週刊誌を始めるには大金が必要だが、十分集まったかわわわからないね」と心配してくださいました。 日本の週刊誌「金曜日」の記者は、ワーカーズ創刊号を見て 「たくさん金があるのですか」と問い直すほどでした。 無謀で無理な試みだと言って皆が創刊を止めましたが、明日には定期購読者というゴドーが来るから心配するなと大声で叫びました。 しかしゴドーは来ず、金の問題なので明確な対策も出せずに右往左往しながら、 記者とこの本を作る人たちにさらに大きな犠牲をまた強要するだけになってしまいました。 陳謝するしかありません。

今回の号からは隔週刊で発行します。 週刊で頑張る金がないからでもありますが、5月の購読者アンケート調査で80%近くが隔週間または月刊で発行すれば良いという意見をくれました。 多くの読者が「最新号を全部読む前に次号がまた配達されて、とても負担になる」とも言いました。 隔週刊にするのですから、さらに忠実な企画と内容で報いていきます。

非難される言論になると言って創刊して、もう6か月ほどになりました。 これまで金持ちの資本と力強い権力から非難されるよりは、 ワーカーズが聖域としていた人々からさらに多くの叱責と批判を受けてきました。 デザインや文字のフォント、写真や記事の内容に対する不満と非難が続出しました。 6か月も経たずに休刊して隔週刊に変えると叱責する人々も少なくありませんでした。 いちいちみな釈明し、説明できなかった点、 批判されてもすぐに修正できなかった点は、紙面を通して謝罪申し上げます。

隔週刊誌に改編するにあたり、さらにひと言申し上げようと思います。 ワーカーズの記事を読むには、ワーカーズのサイトやFaceBookなどのオンラインで読むことができます。 ワーカーズの記事やデザインなどに対する論争も、ワーカーズのホームページ記事をリンクしてSNSで話されています。 記事を読み、情報を交換して交流する空間は、紙面よりもインターネットのネットワークです。 今でも読者の皆さんが本を受け取るより1時間でも早く、ワーカーズのすべての文がインターネットで公開されています。 ワーカーズはこれから編集デザインされたPDFバージョンもインターネットとオンラインに公開します。 情報の交換と交流、記事の内容を知りたければ、あえてワーカーズを買って読まなくても、どこでも読めるように努力します。

その代わりに、読者の皆さんが金を払って買って読む紙の雑誌として、 ワーカーズは読んで情報を交換する役割とは違う新しい役割を作り出すために努力しようと思います。 大雑把に言えば、紙の雑誌のワーカーズは、読んでほしくて出した雑誌というより、 同時代人が感じる最低限の階級的な悩みと、世の中を変える最大限の想像力を共有し、 互いに誇ることができる雑誌になりたいと思います。 ワーカーズの読者として共感し、同類意識を持って互いに誇ることができる雑誌。 そのために、最近の言葉で言えば「新しい価値創造のため」に、「紙の」ワーカーズを出そうと思います。 通り過ぎる情報の洪水に満ちたインターネット空間があえて入ることができない「価値」だと思っているからです。

その価値のために今日、本を出す金さえ怪しい連中が、 明日はやってくるゴドーを待っています。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-09-20 03:14:10 / Last modified on 2016-09-20 03:14:11 Copyright: Default

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