本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:SKブロードバンド、子会社のストライキに代替人員投入
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1533326656932St...
Status: published
View


SKブロードバンド、子会社のストライキに代替人員投入…「不当労働行為」で告発

「代替人員投入は『労組破壊』」

キム・ハンジュ記者 2018.07.24 15:58

SKブロードバンドが子会社のホーム・アンド・サービスのストライキに 代替人員を投入した中で、 労組は不当労働行為だとしてソウル雇用労働庁に使用者側を告発した。

希望連帯労組SKブロードバンド非正規職支部(以下労組)は7月24日、 ソウル地方雇用労働庁の前で記者会見を行って、 元請のSKブロードバンドによる代替人員投入を糾弾した。

先立って労組は4月から進められていたホーム・アンド・サービスとの賃金交渉で △未転換下請センターのホーム・アンド・サービスの(子会社)転換、 △ポイント制廃止および生活賃金保障、 △柔軟勤務制導入反対、 △安全対策樹立を要求してきた。 だが使用者側は最低水準の基本給と長時間労働を可能とする ポイント制賃金体系を固守して修正賃金案も提出しないなど、交渉を怠った。 労組は6月15日に争議権を獲得し、部分ストライキを続けている。

この中で元請のSKブロードバンドが直接代替人員を投入し、議論を大きくした。 労組によれば、SKブロードバンドは直接外注業者でストライキの期間だけ働く代替人員の求人をしている。 労組は使用者側が韓国ポリテック大学チョンスキャンパスで代替人員を教育し、投入しているという事実を確認したと明らかにした。 また子会社のホーム・アンド・サービスは、HSセンター(顧客訪問スケジュールセンター)を通じて代替人員に業務を割り当てている。

[出処:希望連帯労組SKブロードバンド非正規職支部]

労組は「SKブロードバンド元請は下請労働者のストライキに代替人員を投入し、 下請のホーム・アンド・サービスは代替人員を直接運用して組合員の仕事を奪う不当労働行為を行っている」とし 「SKブロードバンド元下請の『労働組合殺し』は度を超えている。 雇用労働部は彼らの不法を傍観している。 1年も労組はホーム・アンド・サービスの不当労働行為に対する処罰を要求してきたが、 実質的な措置を取らなかった」と明らかにした。

チェ・ジンス労務士は「労働者が月給をめぐってストライキをすれば、 会社も収益を諦めるというのが労組法が語る正義」だとし 「今回のSKブロードバンドの場合、元請が新規人員を雇用して、 下請が彼らの業務を指揮した。 雇用主と使用主が違えば派遣だが、 争議行為期間の事業場には派遣ができないと法が強制している。 労働部がこれを違法ではないと言うことはできない」と伝えた。

チョン・ボムチェ支部長は「SKブロードバンドの子会社転換は1年経ったが、 過去の下請の時よりひどい」とし 「使用者側は労組の要求の粗探しをするのに忙しく、修正案も出さない。 労組が闘争するしかない状況を作った。 使用者側が代替人員を投入し、開通サービスをめちゃくちゃにしている。 彼らがめちゃくちゃにした所を組合員たちが直している。 こんなことをするために子会社を作ったのか。 労働庁の対応を見守る」と話した。

▲代替人員にホーム・アンド・サービス所属HSセンター(スケジュールセンター)が業務割り当てた事例[出処:希望連帯労組SKブロードバンド非正規職支部]

▲代替人員の作業でケーブル不良が発生した。[出処:希望連帯労組SKブロードバンド非正規職支部]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-08-04 05:04:16 / Last modified on 2018-08-04 05:04:17 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について