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金属労組13日に全面ストライキ突入…「限度を越す闘争に」

全面ストライキ、現代車本社集中

キム・ハンジュ記者 2018.07.10 11:43

全国金属労働組合が7月13日、全面ストライキをする。 金属労組はこの日、大法院からデモ行進して良才洞現代自動車本社を包囲する。

労組は全面ストライキで、 △下厚上薄の連帯賃金と元下請の不公正な取り引き改善、 △金属産業労使共同委員会などを要求すると明らかにした。

先立って労組は7月4日から6日までの3日間、争議行為賛否投票を行ない、 80%の賛成率で可決した。 投票は現代自動車支部、現代重工支部など金属労組9万2850人を対象に実施し、93.2%(7万8307人)が参加、79.69%(6万2406人)が賛成した。

労組は10日午前11時に記者会見を行って 「財閥経営の不法と不正を根絶し、社会の二極化を解消して産別交渉を争奪する巨大な闘争を始める」とし 「この闘争(全面ストライキ)は、これまで私たち自身が越えられなかった限度を越える闘争になる」と明らかにした。

また「われわれ内部の格差を減らすために闘争する」とし 「今年、労組は中小零細事業場、非正規職労働者の賃金上昇率をさらに上げて、 長期的には労働者間の賃金格差を減らす下厚上薄の賃金連帯を提案した。 これを制度的に解決するために『金属産別労使共同委員会』構成を要求した。 現代車の後ろに隠れた資本家どもがあらゆる理由を上げて拒否すれば、 われわれは戦線を越えて進撃することを恐れない」と強調した。

特に労組は文在寅(ムン・ジェイン)政府に 「政府は最低賃金を破壊して露骨な企業偏向政策を吐き出している」とし 「労働尊重を語った政府と与党の(労働政策)後退はとても早く、 どこに立っているのか見ることもできない状況だ。 (全面ストライキで)政府の労働排除に警告を飛ばす」と伝えた。

労組は4月10日から金属使用者協議会と中央交渉を始めたが、 使用者側が不誠実な態度で難航していると主張した。 特に現代自動車は交渉の始めから賃金凍結を宣言するなど、 挑発的な態度を見せたと伝えた。

今回の金属労組全面ストライキは全組合員の上京闘争で行われる。 組合員たちは6時間以上ストライキをして瑞草区良才洞の現代車本社を包囲する計画だ。 包囲に先立ち、瑞草区にある大法院にデモ行進をする。 金属労組組合員は約18万人に達する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-07-15 15:52:55 / Last modified on 2018-07-15 15:52:57 Copyright: Default

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