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民主労総全面ストライキ、国会進撃…国会、ついに最賃改悪

民主党本部事務所に卵投擲…「積弊勢力とグル」

キム・ハンジュ記者 2018.05.28 19:07

全国民主労働組合総連盟(委員長キム・ミョンファン、民主労総)が5月28日、 最低賃金法改悪阻止のための全面ストライキを始めたが、 国会は最低賃金算入範囲を拡大する最低賃金法改正案を通過させた。

最低賃金法改悪で労働者たちは最低賃金算入範囲の拡大で賃金が削減される危機に処している。 また、就業規則不利益変更、賞与金分割も可能にしたことで、 労働者たちの団体協約も威嚇される。

民主労総はこの日の午後3時から2時間、全面ストライキ大会を開いた。 民主労総は国会進撃闘争に続いて汝矣島共に民主党、自由韓国党の前で ストライキ集会を続けた。

労働者たちは3時20分頃、民主労総のキム・ミョンファン委員長の大会発言終了と同時に国会へと進撃した。 警察はバリケードを作り、デモ行進を防いだ。 労働者たちはロープなどでバリケード一部を取り壊した。 労働者たちは警察兵力と数回衝突したが、結局国会に進撃することはできなかった。

午後5時15分頃、労働者たちは国会を去り、 共に民主党と自由韓国党中央党事務所へと行進した。 警察は各党舎前に車壁を作り武装警察数百人を配置した。 労働者たちは党事務所に卵を投げ、警察は網を準備して防いだ。 ここでは警察との物理的衝突は起きなかった。

▲卵を投げられた共に民主党中央党事務所

民主労総が党舎前で集会を続けていた5時50分頃、最賃改悪案が通過した。 民主労総は今日の全面ストライキに続き、さらに大きな闘争を続けていくと明らかにし、 午後5時55分頃に解散した。

民主一般連盟のイ・ソニン委員長は 「キャンドルで誕生した文在寅(ムン・ジェイン)政府が労働者たちの命賭けの闘争で勝ち取った最低賃金引き上げと各種の手当て、ボーナスをまるごと資本に投げた」とし 「民主一般連盟は幹部の先導闘争、野宿闘争で改悪を全身で阻止する」と声を高めた。

全国金属労働組合のキム・ホギュ委員長も 「国会の八百長改悪で労働者たち心の鬱憤は極に達した」とし 「(民主労総の)情勢認識が不足していたが、闘争で突破するほかはない。 金属労組は明日(29日)の中執で今後の闘争計画を決める」と明らかにした。

▲自由韓国党社前の武装警察

続いて全国公共運輸労働組合のチェ・ジュンシク委員長は 「公共運輸労組は過去の朴槿恵(パク・クネ)政権の労働者の同意ない就業規則不利益変更を防いだ」とし 「今回の最賃改正案でこれをまた可能にした。 朴槿恵政権ができなかったことを文在寅政権がやった。 公共運輸労組はこれ以上待つことなく、 たないで文在寅政権との勝負を展開する」と強調した。

この日の首都圏全面ストライキには労働者約5千人が参加した。 全国的で労働者約5万人が全面ストライキに参加したと民主労総は明らかにした。 民主労総は5月29日の常任執行委員会、30日の中央執行委員会で、 最低賃金算入範囲改悪に対する今後の対応を議論する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-05-30 10:09:45 / Last modified on 2018-05-30 10:09:48 Copyright: Default

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