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「地獄鉄になった9号線ストライキ、管理主体のソウル市が始めろ」

16ケ市民社会団体集まって、ストライキ支持宣言、ソウル市責任要求

パク・タソル記者 2017.11.29 17:07

ソウル地下鉄9号線労組のストライキを控えて 市民社会が朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長に責任を要求している。 地下鉄9号線の労働者たちは、市民の安全と労働条件改善などを要求しながら 11月30日にストライキに突入する。

「地下鉄9号線安全と公営化のための市民社会団体」は11月29日午前、 ソウル市庁前で記者会見を行って 「ソウル市は安全な9号線のために責任を全うしろ」と主張した。 9号線の運営株式会社にも「人員を補充して安全な地下鉄を作れ」と要求した。

彼らは「ソウル市民と労働者がきこの10数年間、 『地獄鉄』の9号線に我慢してきた苦痛は、 フランスの交通企業と国内投資家の財布を満たすためで、 ソウル市はこれに手をこまねいていた。 幸い9号線の労働者たちが労働組合を結成してストライキまでしながら、 生命と安全のために戦ってくれることに感謝する」と9号線ストライキを支持した。

労働党ソウル市党のチョン・サンフン委員長は安全問題を指摘した。 チョン委員長は「混雑で有名な9号線の10の駅にはたった一人しか駅員がいないが、 こうしたところで惨事がおきないという保障はない」とし 「市民の税金と料金で運営される9号線だが、 フランス系の会社が利益を上げているのに李明博(イ・ミョンバク)が市長の時、 何をしたのか暴かなければならない」と明らかにした。

正義党ソウル市党のソ・ジュホ事務局長は、9号線労働者の労働条件の問題を指摘した。 ソ事務局長は 「地下鉄の安全の核心である地下鉄労働者たちの労働条件を見ると、 1〜8号線の地下鉄労働者と較べ、どの職群でも区別なく労働強度が殺人的だ。 9号線を運営するフランスの会社は2023年まで運営するというが、 このまま放置できない」と話した。 続いて「労働尊重特別市を掲げたのだから、 地下鉄労働者の絶叫をきちんと聞いて、管理監督の主体らしく権限を行使するべきだ」と朴元淳(パク・ウォンスン)市長に訴えた。

今回のソウル9号線運営労働組合のストライキは今年の9月11日から15日まで、 全組合員の争議行為賛否投票を施行して決定された。87.96%が投票に参加、85.34%の賛成率で通過した。 必須維持人力を除く約200人が11月30日から12月5日まで1次警告ストライキに突入する予定だ。 労組は乗客と労働者の安全のための人員補充を要求しているが、 使用者側と意見の違いが大きい状況だ。

一方、地下鉄9号線の安全と公営化のための市民社会団体には、 正義党、労働党、韓国進歩連帯、社会公共研究院など16の市民社会団体が参加している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-12-05 04:17:20 / Last modified on 2017-12-05 04:17:21 Copyright: Default

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