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「労働部二大指針の不服従宣言を組織しよう」

[1.27ゼネスト蔚山大会] 「労働部の二大指針は労組の無力化を狙った違法指針」

2016年01月28日(木) 金属労組 labor@korea.com

蔚山の民主労総組合員約1500人が1月27日、 大和江駅で「労働改悪阻止、行政指針粉砕、民主労総ゼネスト蔚山大会」を開き、 労働部の二大指針に不服従をすることを決議した。 労組蔚山支部のすべての事業場がストライキを行い、 500人ほどの組合員が決意大会に参加した。

民主労総のクォン・オギル蔚山本部長は大会発言で 「朴槿恵政権は、労働者と対話しようとしない不通政府、独裁政府だという事実を表わした」とし 「現場で汗を流して働く労働者を、現実を知らないのに、 低成果者に追い立てる恥知らずな政府に黙っていられない」と糾弾した。

▲ 1月27日「労働改悪阻止、行政指針粉砕、民主労総ゼネスト蔚山大会」を終えた組合員が蔚山市内でデモ行進をした。(c)金属労組

クォン・オギル本部長は 「朴槿恵は10大公約の一つも守らなかった。 保育費、登録金が高騰し、雇用までなくなっている」とし 「朴槿恵が代表的な低成果者だ。 国民の力で必ず朴槿恵を解雇しよう」と声を高めた。

カン・スヨル労組蔚山支部長は 「政府が労働部指針を使って就業規則を社長が勝手に変えられるようにする。 勤労基準法23条が防いでいる整理解雇の扉をあけようとしている」とし 「二大指針は労組を無力化する違法な指針だ」と強調した。 カン・スヨル支部長は 「二大指針を廃棄するために闘争に立ち上がらなければならない。 労働者たちによる労働部の指針への不服従宣言を組織しよう」と声を高めた。

▲ 1月27日「労働改悪阻止、行政指針粉砕、民主労総ゼネスト蔚山大会」に参加した組合員たちがデモ行進でシュプレヒコールをあげている。(c)金属労組

全教組の組合員が舞台に立った。 政府は全教組に教員ではない解雇者が加入しているという理由で 「労組ではない」と通知をした。 高等法院が1月21日の判決で、政府の通知を確認した。

全教組のクォン・ジョンオ蔚山支部長は 「政府が労働組合を守るために熱心に戦って解雇された人々を放り出さなければ、 全教組の法的地位を剥奪するという」とし 「司法権力は、独裁権力に対抗して作った全教組を反歴史的かつ暴力的な判決で崖っぷちに追いやっている」と法外労組の判決を糾弾した。

▲ 1月27日「労働改悪阻止、行政指針粉砕、民主労総ゼネスト蔚山大会」が始まり、組合員がプラカードを持ってシュプレヒコールをあげた。(c)金属労組

クォン・ジョンオ支部長は 「全教組は権力の強要を拒否し、法外労組の道を選択する。 ここにいる組合員たちが朴槿恵政権を退陣させ、 全教組再起の端緒を作ってくれ」と頼んだ。

組合員たちは大会を終え、大和江駅から現代デパート交差点までをデモ行進した。 組合員たちは、労働部の指針が蔚山の労働者たちを自由に解雇して賃金を削減する措置だと宣伝しながら、 蔚山市民に違法な政府指針に反対する民主労総の闘争を支持してほしいと訴えた。

原文(労働と世界/金属労組)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作権:この記事は民主労総の機関紙「労働と世界」に掲載された記事です。


Created byStaff. Created on 2016-01-30 00:13:47 / Last modified on 2016-01-30 00:13:47 Copyright: Default

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