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「口先だけの嘘っぱちストライキではなく崖っぷちの時点...争議権を言う暇はない」

1万の公共労働者が鍾路を埋めて労働改悪中断警告ストライキ

キム・ヨンウク記者 2015.10.15 19:25

公共部門の労働者たちが、朴槿恵政権による労働改悪阻止のための本格的な行動を始めた。 公共運輸労組など、民主労総に所属する公共労働者1万人は10月15日、大学路に集まって 「やさしい解雇-一生非正規職労働改悪阻止ストライキ大会」を開き、 鍾路を通って清渓川までデモ行進した。

この日のストライキ大会には、ガス公社支部800人、医療連帯本部蔚山大病院分会1000人がストライキに突入して参加し、 国民年金公団支部3800人、鉄道施設公団労組800人などが組合員総会を行って大会に参加した。 これ以外にも、全国鉄道労組、国民健康保険労組、ソウル地下鉄労組などの公共機関労組が幹部ストライキを行い、大学路に集まった。

公共部門の労働者たちはこの日の大会で、 △やさしい解雇、一生非正規職労働改悪政策中断、 △公共機関賃金ピーク制強圧および成果年俸制、退出制推進中断、 △公共部門非正規職の正規職化大統領選挙公約の年内完全履行を要求した。

民主労総のハン・サンギュン委員長は大会発言で 「11月14日、政権に対するゼネストの火種を抱えた20万総決起を必ず成功させよう」とし 「嘘っぱちストライキという声だけを残してすべてを失うことはできない。 他の産別の顔色をうかがっている時ではなく、決断が要求される崖っぷちの時点」とし、 下からのゼネストの組織を訴えた。 続いて「口先でのストライキではなく、鉄道が止まり、電気とガスが止まり、バスと貨物が止まるゼネストを準備してほしい」とし 「今は争議権があるかないかを問う暇はなく、 争議権がないストライキに対する恐怖をすべての代表者同志の決断で勝ち抜いて、 本当に一度ゼネストをしてみよう」と強調した。

公共運輸労組のチョ・サンス委員長は闘争発言で 「朴槿恵(パク・クネ)政権は、労働改悪の真実が知られ、抵抗が広がることを恐れている」とし 「警告ストライキでストライキの規模が大きくなくても、青瓦台までが動いてストライキ大会を開かせないようにする脅迫と懐柔、分裂攻勢があったがストライキ大会を成功させ、 一部の事業場では交渉の進展もあった」と明らかにした。 公共運輸労組によればこの日、健康保険労組使用者側は労組ストライキの一日前に前向きな団体協上案を提示し、労組はストライキをひとまず保留した。

チョ・サンス委員長は 「労使政の野合以後、一か月で民主労総の指令に従ったストライキ大会を行い、公共労働者たちが労働改悪の犠牲を拒否して先頭に立った」とし 「年末まで、労働改悪を先導するために公共機関の成果年俸制と退出制ガイドラインを発表するという計画を放棄しなければ、 公共労働者たちのゼネストに直面することになる」と警告した。

大会を終えた公共労働者たちは、大学路から鍾路を通り、清渓川までデモ行進を行って、市民に政府の公共部門弾圧を説明した。 労組は清渓川の毛廛橋の上で整理集会を開き、 「財閥の世の中、悪い政府」、「やさしい解雇一生非正規職」と書かれた大型構造物の火あぶり式を行って解散した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-10-16 22:28:02 / Last modified on 2015-10-16 22:28:03 Copyright: Default

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