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狭心症の所見にもチャ・ガンホを留置場に再移送…健康憂慮

警察、10日に拘束令状申請…人権弾圧の反発拡散

チョン・ヨンギル記者 2015.07.10 18:01

408日目に煙突から降りたチャ・ガンホ(46)氏が胸の痛みを訴え、 順天郷病院で精密診断を行ったところ狭心症が疑われるという所見を受けたが、 警察がまた留置場に収監し、チャ氏の健康状態が憂慮されている。

警察の逮捕令状の執行で煙突から留置場に収監されたチャ氏は、7月10日午前、 亀尾順天郷病院の応急室に来院して追加の検査を受けた。 検査の結果、順天郷病院のイ某教授は心臓の超音波撮影と心血管撮影術を行い、 狭心症について調べたいと所見を伝えた。

これについてチャ氏と家族は心血管撮影術の危険が大きいため、 大邱にある大学病院への移送を要請したが警察はこれを認めず、 午後2時30分頃にまた留置場に移送した。

慶北道の漆谷警察署側は 「順天郷病院で心血管撮影術検査を受けるか、 あるいは移送するほかはないといった」と明らかにした。

スターケミカル解復闘のホン・ギタク副代表は 「心血管撮影術は家族の同意が必要な程の危険要素があるため要請したが、 受け入れられなかった」と話した。

大邱慶北人道主義実践医師協議会のノ・テメン労働人権委員長は 「病院にはどこにも『患者は自分の治療方法を決める権利を持つ』という患者の権利文書が貼られている」とし 「警察の非常識な法執行でチャ・ガンホ氏の健康が心配な状況」と話した。

労働界と医療界だけでなく、政界からも408日ぶりに地面を踏んだチャ氏を当日留置場に移送した警察の捜査を批判する声があがっている。 緑色党と正義党、新政治民主連合はそれぞれ声明を出し 「反人権的な捜査中断」を要求した。

漆谷警察署は7月10日午前、 チャ氏に対し建造物侵入と業務妨害で拘束令状を申請した。 先立って7日にスターケミカル親会社のスターフレックスと金属労組は、 解雇者11人全員を復職させ、告訴・告発を取り下げることに合意した。

付記
チョン・ヨンギル記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-15 06:46:37 / Last modified on 2015-07-15 06:46:38 Copyright: Default

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