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韓国デルファイ労使が暫定合意、「10年間、整理解雇ない」

二回のストライキの末に暫定合意を引き出す...「希望退職は残念だ」

パク・チュンヨプ記者 2015.07.10 10:59

韓国デルファイ労組が二回のストライキを行った末に、 10年間、労組の同意なく整理解雇をしないという暫定合意を引き出した。

韓国デルファイ労使は、 △今後10年間、労組の同意がない希望退職・無給休職・整理解雇をしない、 △2015年の賃金凍結、 △希望退職者の再就職と創業支援を斡旋、 △希望退職者を含む特別休暇の費用支払い、 △無給休職対象者選定の白紙化に暫定合意した。

労組は暫定合意以後、残業・特別勤務統制を解除してストライキを留保した。 7月14日に暫定合意案についての組合員賛否投票を行う予定だ。

金属労組韓国デルファイ支会のホン・ジュピョ支会長は 「労組の要求がほとんど受け入れられたが、多くの人たちが希望退職をしたのは残念として残る」とし 「今回の交渉で10年間、会社が任意に解雇と休職などを決められないようにしたのは成果」と話した。

韓国デルファイ(株)の関係者は 「会社が難しい状況という点で労使は認識を共にしている。 会社の難しい部分を互いに解決するために、意見を一致させた」と説明した。

韓国デルファイ(株)は売り上げの減少により、4月6日から希望退職者を受け付け、 約370人が希望退職を申請した。 希望退職者のうち労組員は約130人だ。

使用者側は、希望退職者の目標にしていた539人に届かず、今後使用者側は団体交渉で △基本給30%削減、 △定期賞与金300%成果連動制に変更、 △賃金ピーク制導入(満56歳から基本給年10%ずつ累積削減)、 △大学子弟の学資金支援廃止、 △油類費支援廃止、 △月次廃止、年次25を上限として通常給与の100%を支払うという福祉縮小案を提示した。

これについて労組は6月17日に争議行為賛否投票を行った。 組合員828人のうち804人が投票し、713票、88.68%(総員対応86.11%)の賛成で争議行為に突入した。 労組は6時間ストライキ、8時間ストライキをそれぞれ一回行い、残業・特別勤務も1か月ほど統制してきた。

[出処:金属労組デルファイ支会]

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-07-11 12:13:09 / Last modified on 2015-07-11 12:13:10 Copyright: Default

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