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警察無策傍観、甲乙オートテック企業労組員を解散させる

一部警察調査...労組破壊目的、3日で現場は荒地に

チョン・ジェウン記者 2015.06.19 19:04

兵力投入から3日目の6月19日、警察側は甲乙オートテック金属労組の組合員を集団暴行した企業労組の組合員約40人が 企業労組の事務室からすべて「解散」したと明らかにした。

企業労組員らは甲乙オートテック正門警備室2階の企業労組事務室でこの日の午後4時25分頃から警察関係者と共に順に出てき始めた。 企業労組員らは17日午後8時頃から労組事務室と屋上を行き来し、外に出てこなかった。

[出処:キム・ジェヨン メディア忠清現場記者]

警察は、集団暴行の容疑を受けている一部の企業労組員が任意同行の要求に合意し、 企業労組員全員が解散すると明らかにした。 警察の関係者は「今日、7人は警察車両ですぐ警察の調査を受けに行く」とし 「残りは全員解散だ」と話した。

前の日に金属労組員集団暴行件で企業労組員5人が警察の調査を受けるために労組の事務室から出てきたことも入れると、 この日の7人で合計12人の企業労組員が暴行の容疑で警察の調査を受けに行った。 警察側もこのように明らかにした。

▲集団暴行容疑を受けている企業労組事務長のキム氏と組合員のキム氏、彼らのほか、企業労組員数人が警察兵力の間から正門を出て行く。[出処:キム・ジェヨン メディア忠清現場記者]

警察兵力に囲まれて順に出てきた企業労組員の中で、 幹部の委員長ソン某氏、事務長キム某氏をはじめとする7人は、 警察と共に警察のスターレックス車両などに午後4時35分頃に乗った。

特に金属労組員を集団暴行した容疑を受けている事務長のキム氏は、 2010年に101警備団所属という元警察の履歴がわかった。

同じ頃、残る約30人の企業労組員は、正門から出て、 会社寄宿舎方向の抜け道から別途抜け出した。

[出処:キム・ジェヨン メディア忠清現場記者]

警察は、企業労組員が出て行ったため、 ソウルの兵力6中隊など合計14中隊の兵力を順に抜いた。

忠南地方警察庁の「甲乙オートテック衝突事態捜査本部」のパク・ピョンチュン(忠南警察庁第2部長)本部長は、 これに関して「警察兵力を抜くが、一部を会社に残すのか、すべて撤収するかはまだ判断中」と話した。

しかし今日の警察による企業労組員任意同行は、 現行犯でもなく緊急逮捕もしていない状況で、 「責任逃れ」だという指摘がある。

労働側のキム・チャゴン弁護士は 「すでに17日に集団暴行事件が発生し、 企業労組員の暴行加害者を現行犯逮捕か緊急逮捕するべきだった」とし、 警察も約束した」と強調した。

弁護士のキム氏は「しかし警察が時間を引っ延ばすだけで、 任意同行の形式で連れて行くのは企業労組員に免罪符を与え、 警察が責任を放棄して職務遺棄するもの」と強く批判した。

続いて「任意同行は自主的な出頭で、企業労組員の強制調査ではないので、 警察は強制調査を拒否した責任から免れるのが難しい」と話した。

警察の任意同行の要求と企業労組員の解散に対し、金属労組の組合員たちは 「労組破壊犯を直ちに拘束しろ」、 「労組破壊で現場を荒地にしたのに警察が傍観している」とし、 正門前の座込場で強く抗議した。

金属労組甲乙オートテック支会は6月17日に集団暴行事態が発生してから3日間全面ストを続け、 組合員全員が正門前で野宿座り込みを続けている。

付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-06-21 06:28:02 / Last modified on 2015-06-21 06:28:03 Copyright: Default

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