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もうすぐスターケミカル高空籠城1周年、「青春をすべて捧げた」

26日に1周年文化祭

パク・チュンヨプ記者 2015.05.20 11:15

5月26日、スターケミカルの高空籠城 1周年をむかえる決意大会が開かれる。

スターケミカル解雇労働者でスターケミカル解雇者復職闘争委員会(解復闘)のチャ・ガンホ代表が煙突に上がってから 1年をむかえるにあたって開かれる文化祭だ。

以前に民主労総釜山地域本部のキム・ジンスク指導委員が韓進重工業で行った クレーン籠城309日を遥かに超え、 今ではチャ・ガンホ代表が韓国労働運動の「悲しい新記録」を毎日新しく書き換えている。

解復闘は高空籠城1周年をむかえ、 5月25日午後6時に慶尚北道漆谷郡の亀尾国家産団高空籠城場の前で 「食べ物連帯の日」を、 26日の午後2時に同じ場所で「煙突籠城1年決意大会および文化祭」を開く。

また、6月12日にはソウル市竜山区の酒屋「シュム」で、 スターケミカル解復闘闘争基金のための後援酒屋も開かれる計画だ。

解復闘は5月19日、報道資料で 「選択の余地がなかった。孤立と無関心、偽りと歪曲で汚され、紙切れのように捨てられる労働者の雇用を守るために煙突に上がった。 厳しさの中で命をかけなければならない現実は、 いつのまにか1年をむかえた」と明らかにした。

続いて「スターケミカルは工場を安く買収して、正常化どころか構造調整をして分割売却し、 産業銀行は労働者の命のような雇用と賃金の荷物を食い逃げ資本に押し付けようとしたことがスターケミカル事態の本質」とし 「キム・セグォン社長が工場を買収した時に約束した『工場正常化』と『雇用』に対する責任を全うしろ」と指摘した。

また、「社会的合意がすっかり無視にされても当然と受け止める社会風土に失望と怒りを禁じえない。 国民を代表する政府が先頭に立って企業が勝手なことをすることを助長する風土に、 今こそ制約を加えなければならない」とし 「人が暮らす社会で、その人のために存在すべき企業が逆に人を殺す現実には絶望感さえ、骨身に深くしみる。 解復闘のチャ・ガンホの煙突高空籠城はそのためさらに悲しい韓国社会の自画像そのもの」とした。

解復闘は「政府が事態解決に動き、 労働者が青春を捧げた職場を保証しろ」と要求した。

一方、チャ・ガンホ代表は20数年前、 今のスターケミカル(親会社スターフレックス)が買収される前の韓国合繊で仕事を始めた。 スターケミカルが買収された当時、5年間の闘争で雇用継承を勝ち取ったが、 1年8か月後に工場が止まった。 使用者側は分割売却を試み、金属労組は先頭に立って勧告辞職を勧めた。 結局、139人が会社を辞め、今ではチャ・ガンホをはじめとする解雇者11人しか残っていない。

解復闘によれば、2010年に韓国合繊を買収したスターフレックス(スターケミカルの親会社)は、 韓国合繊の債権団が要求した価格の半分の399億ウォンで工場を買収した。 工場が再稼働をして18か月で稼動を中断し、 「初めから安く買収してまた高値で売り、差益を得ようとした」という疑惑を受けている。

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-05-21 22:58:31 / Last modified on 2015-05-21 22:58:32 Copyright: Default

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