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C&M非正規職解雇労働者、プレスセンターの広告看板で高空籠城に突入

120日越える野宿座り込み、結局20mの高空に上がる...「非正規職109人の大量解雇の責任を取れ」

ユン・ジヨン記者 2014.11.12 11:32

C&M外注業者から解雇された非正規職労働者2人が 高さ20mのソウルプレスセンターの広告看板で高空籠城に突入した。

[出処:希望連帯労組]

C&M外注業者に所属する非正規職解雇労働者のカン・ソンドク(35)、イム・ジョンギュン(38)組合員は、 11月12日午前、光化門プレスセンターの高さ20mの広告看板での高空籠城に突入した。 カン氏は7月1日に労組組合員という理由で雇用継承が拒否され、復職闘争を行った。 イム氏は解雇状態ではないが、解雇された労働者と共に座り込みをしてきた。

彼らは高空籠城に突入するにあたり、プレスセンターの広告看板に 「非正規職109人の大量解雇、MBKとC&Mが責任を取れ」という横断幕を掲げた。 7月以後に解雇された5つの外注業者109人の非正規職労働者たちの復職と雇用保障、生存権を保証しろという要求だ。 これと共に希望連帯労組C&M支部正規職、非正規職労働者たちは、 この日の午前9時に警告ストライキに突入した。

去る7月から首都圏最大総合有線放送事業者の(株)C&Mで、 間接雇用労働者109人が解雇された。 彼らは光化門近隣にあるC&M最大株主のMBKパートナース韓国法の事務室の前で約120日間の野宿座り込みを進めてきた。 市民社会と宗教界、労働界が大量解雇事態解決のために動いたが、まだ問題は解決していない。

特に労組はC&M協力企業等が経営上の困難を理由で労働者に対し、希望退職と整理解雇を通知していて、 非正規職労働者たちに対する大量解雇はさらに増えると展望している。 警告ストライキに突入したC&M正規職、非正規職支部労働者たちは、 MBK前の高空籠城場に集結し、集会を行っている。

[出処:希望連帯労組]

一方「本当の社長出てこい運動本部」と「参与連帯労働社会委員会」、 「投機資本監視センター」はこの日の午前11時30分、 ソウル市世宗路の金融委員会の前でC&MとMBK私募ファンドに対する金融圏の不当融資の疑惑を提起して、金融当局の特別監査を要求した。

彼らは「6月末、MBKパートナースはC&Mの他にING生命、コーウェイ、ネパ、HK貯蓄銀行などを買収する過程で、 3兆678億ウォンを国内金融圏で借りたという」とし 「これは国内私募ファンド全体の買収金融の42.8%を占める割合で、 金融当局との癒着関係が疑われている。 最近、金融圏でもMBKの与信過多に憂慮が指摘されているという」と明らかにした。

また2008年当時、MBKとマッコーリーはC&M買収代金2兆2千億ウォンの70%にあたる1兆5600億ウォンを銀行から借りた。 その結果、C&Mは2009年から2013年まで、銀行の利子だけで4280億544万ウォンを支出したという。 MBKとマッコーリーがC&Mの売却を通じて資金を回収し、利益を上げるためには最低2兆5千億ウォン以上で売らなければならないが、 現在、C&Mの適正売却額は1兆2千億〜1兆4千億ウォン程度だといわれている。

そのためC&Mの大株主で投機資本のMBKがC&M売却を控えて売却代金を上げるために労組破壊や構造調整を断行しているという指摘がある。 記者会見団は「金融委員会をはじめとする金融当局は、 2012年の(株)C&M借り換えの過程に参加した銀行圏に対し、 企業の価値より大きな投資が行われた部分について、 特別監査を行って不法な癒着と『財務構造脆弱業者に対する不当融資容疑』を明白に解明しろ」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-11-13 12:54:26 / Last modified on 2014-11-13 12:54:27 Copyright: Default

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