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「正しい教育献身に感謝します」応援を受けながら早退

早退する全教組教師に同僚教師、保護者が支持の声

チェ・デヒョン記者 2014.06.27 19:10

「信念を持って正しい教育の将来のために献身してくれる全教組の先生に感謝します。 先覚者の道を行ってくれるのに、黙黙と見ている私たちが恥ずかしいです。 頑張ってください〜」

6月27日、全教組の早退闘争に参加する京畿Ng中学校のキム・ヒョノク教師は、 この日午前、同僚教師からこんな内容の校内メッセージを受けた。 早退闘争に参加はできないが、キム教師を応援する内容だった。

他の教師も「先生〜〜、行ってらっしゃい。ファイティング^^」、 「強い日差しよりさらに厳しい視線に耐えることになり、今日は大変な一日になりますね。 気をつけて行ってらっしゃい」などの気持ちをキム教師に伝えた。

キム教師はこうした応援の中でこの日の午後12時50分頃、学校を出た。 キム教師は「一人で早退するが、多くの先生が支持してくれているという事実を確認して力がわく」と話した。

保護者「先生の信念と正しい教育が勝利するように」

▲全教組が早退闘争を行う27日午前、全教組を支持する市民が登校時間に学校の前で1人デモをした。[出処:全教組守り全国行動]

6月27日、法外労組撤回を要求して休暇権の一つである早退を利用し、闘争する教師たちを応援し、支持する声が高まっている。 特に早退闘争に参加する教師たちは、同僚の教師や保護者の応援を受けながら早退をしている。

京畿のNg小学校のソ・ジエ教師は6月26日、下校する教え子に27日の早退闘争に参加する理由を書いた手紙を渡し、保護者に送った。 するとある保護者がその日の夜「先生の手紙読みました。 苦しい現実です。頑張って、ぜひ先生の信念と正しい教育の勝利を望みます」というメッセージをソ教師の電話に送った。

ソ教師は「励ましてくれて本当にありがとうとすぐ答えた。 保護者からこうしたメッセージを受けて本当にうれしい。 手紙をうまくやったと思う」とし 「全教組の組合員という事実を知らせたようなもの」と笑った。 ソ教師も27日午前、授業だけを終えて学校を出た。

仁川のある中学校のチョ・スジン教師も早退闘争に関し、保護者から応援の文を受けた。 この保護者は「暑いのにタオルと水とうちわなどをちゃんと持っていってください、いつも応援しています」とし 「人間らしく生きる権利と美しい世の中のために、頭と口だけで騒いで行動はしない私のような人もいるが、うちの先生のように行動する良心があるので、未来を夢見ることができる」とした。

組合員ではない教師もチョ教師に力を貸した。 イ教師は「全教組法外労組は私たちの事でもあるのに、いつもこうして先頭に立ってくれて申し訳なく、また感謝する」とし 「前回、嘆願書を出せなかったが、今回は何とでもして力を補います。がんばってください」と伝えた。

「民主教育と全教組守り全国行動」所属団体はこの日の午前7時〜8時の登校時間に全国の学校あちこちで教師たちの早退闘争と全教組を支持する1人デモを進めた。 民主教育と全教組守り全国行動は「法外労組通知は教師と公務員の労働権を侵害する反労働的な意図によるもので、これを守るための早退闘争は正当だ」と明らかにした。

京畿の議政府教育連帯は26日に声明書を出し 「全教組議政府支会の先生は、教育法が保障する早退を申請するが、 学生たちの被害はなく、授業交換により授業欠損をなくし、早退集会に参加する。 積極的に支持する」と明らかにした。

早退闘争当日の学校の前1人デモ、全教組支持認証ショット

▲京畿ある学校の全教組組合員が書いた句[出処:教育希望]

また鉄道と保健など他の部門の労働者たちは、 全教組を支持する内容を書いたプラカードを持って撮影した認証ショットをFaceBookなどの社会関係網サービス(SNS)に書き込み、 全教組の組合員たちに力を与えている。

全教組によれば、全国で2000人内外の教師がこの日、早退権を使ってソウル駅の教師決意大会に参加する予定だ。 全教組は今回の大会で、 △法外労組撤回・教員労組法改正、 △韓国史国政化中断、 △親日-極右-剽窃金明洙(キム・ミョンス)長官内政撤回、 △朴槿恵(パク・クネ)退陣を要求する予定だ。

教師たちのこの日の早退は無断離席になる可能性が高い。 教師のほとんどは早退の理由として「青瓦台-政府総合庁舎抗議訪問」と書いた。 だが学校側は早退を認めなかった。

教育部が6月24日に市道教育庁を通して送った 「(旧)全国教職員労働組合対政府総力闘争関連教員服務管理徹底協力要請」の文書により 「勤務時間中に集会参加などのために早退または年休申請をする場合、これを不許可」としている。

キム・ヒョノク教師は 「教師労働者の正当な権利の早退休暇を利用したのになぜこれを防ぐのか。 授業も調整をして、学習権侵害もない」と批判した。(記事提携=教育希望)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-06-28 02:18:59 / Last modified on 2014-06-28 02:19:00 Copyright: Default

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