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故郷が違い、生きてきた履歴が違っても共に

ストライキ100日目をむかえる清掃労働者

イ・サンウォン記者 2014.09.24 16:21

蔚山地域連帯労働組合蔚山科学大支部のストライキが9月23日で100日をむかえた。 労組結成以後、全員解雇の問題で76日間行われた2007年のストライキはとっくに超えた。 比較するのが心苦しい水準だ。

チェ・ジョンヒョン氏(69)とキム・ヨンソク氏(67)は2007年のストライキが終わって、 蔚山科学大東部キャンパス清掃労働者として働き始めた。 他の男性労働者3人とキャンパス内の道路を清掃する。 学校内のゴミ圧搾器も担当する。 今回のストライキは彼らが清掃労働者になった後、初めて体験する長期ストライキだ。

チェ氏は「今日で100日だ。 今は闘争を終わらせたくても終わらせることができない。 最後まで、勝つまでやるしかない」とし、 長期ストライキが組合員の意志をさらに強めていると話した。

チェ氏は全羅道の高興から20年ほど前に蔚山に流れてきた。 長い間、現代重工の下請けとして働いた。 塗装の仕事をしていたが、ペンキの臭いがひどすぎて、技術を学ぶことに決心した。 溶接士になろうとしたがうまくいかなかった。 学習が易しいサンディングを学んだ。 日当3万ウォンで働いた。友人がしている業者だった。 他の業者に移ればさらに多くの賃金を受けることができた。 「私がとても気がいい。 義理があるから、そうはできない」チェ氏は笑った。

キム氏も蔚山の出身ではない。 慶州で生まれて育ったキム氏は、慶州プンサンの金属工場で働いた。 105mm弾皮を作る仕事だった。 精密な技術が必要だった。 だが彼は一緒に働く同僚のミスで指を失った。 右人差し指から薬指まで、指の第二関節から先がない。 整理解雇期間に一番先に解雇対象になった。 1年分の賃金を退職金として受け取り、すぐに蔚山にきた。 色々な仕事をして詐欺にあったりもした。 話すことができない理由だ。

故郷も、暮らしてきた履歴も違う二人は今、兄弟と呼びながら一緒に70に近づいた。 ストライキ座り込みの間、一緒にタバコを吸うタバコの友だちでもある。

労組はこの日、ストライキ座り込み100日をむかえて「労働者ハンマウム運動会」、 「清掃労働者たちの怪しい作文」などの文化マダンを準備した。 チェ氏は労働者ハンマウム運動会でセウォル号リボンのブローチを賞品を取った。

チェ氏はブローチを見せながら 「仕事はつらくない。 これよりもっとつらい仕事をしたんだから。 人扱いされたいだけさ」と話した。 キム氏は「あの人が私たちを一番ひどい扱いをする」と、 ちょうど通りかかった学校の管理者を指差した。

付記
イ・サンウォン記者は蔚山ジャーナル記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-09-26 18:19:40 / Last modified on 2014-09-26 18:19:42 Copyright: Default

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