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クレーンに上がった生コン労働者「解雇者復職、労組認定」に勝利

亜州レミコン労働者の座り込み3日で合意...初めての「解雇者復職」

ユン・ジヨン記者 2014.01.16 21:15

1月14日、解雇者復職と労組認定を要求してクレーン高空籠城に突入した亜州レミコンの労働者たちが会社側と合意した。

彼らは会社から解雇者復職と労組認定を勝ち取り、高空籠城から3日で無事に 地面に降りることになった。建設労組生コン闘争の歴史で「解雇者復職」の 合意を勝ち取ったのは初めてだ。

[出処:建設労組]

アジア洲産業仁川生コン工場で働いていた生コン労働者41人が昨年11月28日、 建設労組に集団で加入すると、会社はすぐ労組分会長および事務長に解約を 通知した。

労組側は本会社側との対話を要求し続けたが受け入れられず、亜州レミコン分会 のイ・チャンジェ分会長とチェ・ヒョンジェ事務長は、不当解雇と労組認定を 要求して14日午前3時頃、ソウル市麻浦区アヒョン洞コンドクチャ・アパートの 現場にある40メートル高さのクレーン座り込みに突入した。

結局、会社は高空籠城3日目に労組側と解雇者復職と労組認定に合意して、高空 籠城者たちは3日で地面を踏んだ。高空籠城をした建設労組首都圏西部建設機械 支部のチェ・ヒョンジェ事務長は「一番重要な復職問題が解決し、労組も認定 するという合意を勝ち取った」とし「労組に加入したことを理由に契約解止な どの弾圧をするのはおかしいので、十分に名分ある闘争だった」と明らかにした。

労使の合意により、イ・チャンジェ分会長とチェ・ヒョンジェ事務長は16日の 午後6時10分頃、クレーン高空籠城を終えて土地に降りてきた。チェ・ヒョンジェ 事務長は「昨年11月2日から46日間全面ストをしていた41人の組合員も現場が 正常化し次第、復帰することにした。解雇者も共に復帰する予定」と説明した。

特殊雇用労働者に分類される生コン労働者たちは、いわゆる「奴隷契約書」を 強要され、劣悪な労働環境に苦しんでいる。そのため昨年11月14日から16日まで 首都圏の生コン3600台は適正運送料、延長手当て支給、奴隷請負契約書廃止などを 要求して、同盟ストライキに突入した。

特に生コン会社は政府が告示した標準賃貸借価格を守らず、法的制裁も実効性 がなく、生コン労働者たちは慢性的な低賃金構造に苦しんでいる。チェ事務長 は「建設機械の機種のうち唯一生コンだけが政府が決めた標準賃貸借契約を守 らずにいる」とし「以後、標準賃貸借価格遵守をはじめ、現場に山積した問題 を一つずつ変えていきたい」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-01-18 00:46:39 / Last modified on 2014-01-18 00:46:39 Copyright: Default

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